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プロフィール |
コメント数 |
97 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
無し |
年齢 |
66歳 |
自己紹介 |
好きなジャンル 西部劇、ギャング、戦争、アクション、サスペンス 邦画だと時代劇も好きです。 嫌いなのはホラー。特に残虐ホラーは絶対見ません。
好きな映画監督 セルジオレオーネ、クリントイーストウッド、黒澤明、ジャン=ピエールメルヴィル、ジョンヒューストン、ハワードホークス
好きな俳優 クリントイーストウッド、アランドロン、シャーリーズセロン、オードリーヘップバーン、スティーブマックイーン、 マリリンモンロー、 |
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1. 穴(1960)
《ネタバレ》 ひりつく程に緊張感のある映画は数あるけど、この一編はリアリティーを追求したが為の重さが違う作品になっていると思う。
脱出するための穴をひたすら掘る、掘る、掘る。太い鉄柵をヤスリで削り切る、切る、切る。又、一つ一つの作業内容を克明に見せる所等、無駄にさえ思えるシーンも、見終わってみると全てに意味がある事がわかる。そこには一切の音楽を廃し、代わりにコンクリートを打つ音、鉄柵を削る音だけが延々と続き、これ以上の効果音は無いだろう。この映画で唯一の街のシーンは終盤のマンホールから顔を出すシーンだけど、あれは本当にシャバの空気を感じた。
表情も無く淡々と職務を遂行する看守に対し、寡黙ながら人間らしい表情の5人の囚人たちが生き生きと描かれている所も感情移入させられた。
しかし、ガスパールという主人公は一見育ちが良い若者の様だが、それまでやってきた事はかなりの下衆野朗だと言う事が所々で見て取れる。それだけにあのドンデン返しのシーン直前のガスパールの表情にも騙され、そしてなる程と思わされた。いや、あの時点ではまだ仲間に対して複雑な思いがあったのだろう。更に所長との2時間の話は一切省かれているのであれこれ想像するだけなのもフランス映画らしい。
それにしてもラストの覗き鏡に突然映し出された大勢の看守には度肝を抜いた。[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-08-21 01:27:13)(良:1票) 《改行有》
2. アメリカン・サイコ
《ネタバレ》 この映画を見るにあたり勝手にヒッチコックの「サイコ」をリメイクしたものと勘違いして見てました。
初回、すぐにあれ?と思いながらも最後までみたけど何だかわからなくなり、2度目で成る程と言う感じでした。
まずこの作品はコメディーですね。サイコスリラーコメディーとでも言いましょうか。
しかもこれパトリックベイトマンの妄想?でもそれにしては殺人シーンなどはリアルで妄想とは言えないような。でも弁護士はポールアレンとロンドンで会ったというし。でもウィレムデフォー演じる探偵は殺人を疑っていて現実のようだし。
正直何が何だか、どこからどこまでが妄想なのか。これもう一回見る必要ありそうだな。[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-09-03 00:09:22)《改行有》
3. 悪の法則
《ネタバレ》 この映画の冒頭でマルキナが、飼っているチーターがウサギを狩る所を見て喜んでいるシーンがありますが、それこそがこの作品を象徴している様に思えました。
そしてこの映画の中でのハンターは卸元で、そのハンティングを遠くから見ていたのがマルキナ自身でした、という事なのでしょう。
それにしても解りにくい映画ですな。
今回で3回目の視聴でしたが、最初はストーリーを追うのに精一杯でなんだかよく分からなく、二度目でやっと何が分からないのかがわかった。
そして今回でやっと内容が少しわかった感じです。
映画中セリフがやたらと多い割に肝心なところの説明がほとんどない。
例えば麻薬ビジネスというだけで具体的な内容、例えばカウンセラーの役割など全く描かれていない。
卸元という組織も実行役以外一切表に出てこない。
でもそれらはこの映画においては重要ではないんですね。かえってハンターである卸元という組織をはっきり描かなかった事でその恐怖は倍増しましたし。重要なのはそのセリフの方なんですな。
ラストで主人公のカウンセラーが助けを乞うメキシコの親分が言っていました。
岐路は既にいくつもあったはずだと。
確かに友人のライナーやブローカーのウェストリーも何度も極悪非道で血も涙もない危険な相手とのビジネスだと伝えるが、俺なら大丈夫だとカウンセラー自身が決めていた。
そのことを思い起こさせられ絶望のどん底に落とされるラストシーンは本当に怖かったです。
奥深さを感じさせられる映画であるとともに、一級品のサスペンスでもあり、これから何度でも見るであろう作品でした。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-06-08 00:32:54)《改行有》
4. アウトサイダー(1983)
《ネタバレ》 この作品を若い頃見ていたら「クサイ」「平凡」といった印象で終わっていたと思う。
初めて見た現在還暦近い事もあってか、かなり感動しました。若いっていいな・・・と。
主題曲の「ステイゴールド」と映画全体を覆っているノスタルジックな雰囲気が抜群の相性で作品を盛り立てていると思います。
ストーリーは単純明快でいいと思います。青春映画なんですから。
映像も綺麗でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-18 00:39:23)《改行有》
5. 荒馬と女
《ネタバレ》 なんともひどい映画だ。退屈なシーンの連続で最後は馬をいじめるし。ジョンヒューストンの映画では「許されざるもの」も酷かったがこちらの方がよりひどい。二度と見ることのない映画だ。しかしアメリカ人は動物をいじめるのが好きらしい。
付け加えですが、基本的にジョンヒューストンは私の好きな監督の一人です。「アスファルトジャングル」「黄金」「キーラーゴ」「ロイビーン」等。しかしこの作品「荒馬と女」「許されざる者」は最低だ。点数を0点にしなかった理由はマリリンモンローとイーライウォラックに1点ずつとしたからです。それにしてもさらにクラークゲーブルにモンゴメリークリフトを加え大スターが勢ぞろいしていてこの出来?信じられん駄作でした。[地上波(字幕)] 2点(2012-11-16 23:04:13)《改行有》
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