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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 ドキュメンタリータッチのSFというのが変わってる。 謎の病原体でバタバタと死んでいった人々の中で、なぜ赤ん坊と酔っ払いの二人だけ生存しているのか。 研究所内での出来事がメインで派手な動きはないけれど、迫りくる人類存亡の危機にどう対処していくのかで引っ張られる。 結局、病原体は特定のpH領域でしか活動できないということを突き止める。 SFの中には素人目にも突拍子もない無理な理論の上に成り立っているストーリーもあるが、これなら何となくそんなこともありえるかと思えてしまう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-02 23:38:57)(良:1票) 《改行有》 2. アウトロー(1976) 《ネタバレ》 南北戦争後を舞台にしたイーストウッド主演の西部劇だが、登場人物がごちゃごちゃしすぎてストーリーに入り込めない。 要は妻子を殺された男の復讐劇なのだが、余計なものを付け足しすぎてる気がする。 ロードムービーっぽいけれど、それも中途半端な印象だし。 西部劇は嫌いじゃないが、南北戦争やら機関銃やらが絡んだものはなぜか面白くなくなる。 フレッチャーが騙されて仲間を皆殺しにされながらも北軍の命令に従って主人公を追ったあたりもそのキャラがよくわからない。 なので、ラストでフレッチャーと主人公が分かり合ったみたいになったところで心に響かない。 ツバ吐きも「ウエスタン」のヘンリー・フォンダのように悪役がやるならいいが、主人公がやってもただ汚い印象。[CS・衛星(吹替)] 4点(2018-04-09 23:19:03)(良:1票) 《改行有》 3. 悪魔の性キャサリン 《ネタバレ》 異端の徒であるレイナー神父が結成した悪魔崇拝のカルト集団に、主の子供と祭り上げられるキャサリン。 ナスターシャ・キンスキーが当時15歳くらいとは思えない気品と美しさ。 ただ、全裸になると女性的な丸みがなく痩せすぎて魅力が減ってしまう。 見どころはナタキンだけで、ホラーといっても怖くはなく、凡庸なストーリー。 いかにもチープなB級ホラーでは、せっかくの素材も生かされず。 演出も雑で、死体になったキャサリン母の呼吸している動きがはっきり見えてしまって興ざめもいいところ。[DVD(字幕)] 3点(2014-11-28 00:17:10)《改行有》 4. アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 実話を元にした長所と短所が同居しているように感じた。 ドキュメンタリーのようにリアルで実際の逃走劇を想起させる反面、物語としては淡々として盛り上がりに欠ける面も。 余計な演出を極力排した硬派な作りは玄人好みで評価の分かれるところだろうが、自分にとっては地味であっさりしすぎて物足りなかった。 脱獄ものとしては方向性が逆の『大脱走』や『ショーシャンクの空に』『パピヨン』にエンターテイメント性やカタルシスの面で惹かれるし、同じような静かでリアルな緊張感なら『穴』のほうがインパクトがある。[DVD(字幕)] 5点(2014-02-17 20:09:37)(良:2票) 《改行有》 5. 愛のコリーダ ハードコアの話題性のみで内容は期待はずれ。 主演女優に魅力を感じないのが残念。 定と吉蔵の性的嗜好も事件を起こした心の動きも理解できない。 内面の掘り下げがないため、事件を表層的になぞっているだけに見える。 藤竜也はなぜこのオファーを受けたのか不思議。[インターネット(字幕)] 2点(2013-10-09 23:21:21)《改行有》 6. アニー・ホール 《ネタバレ》 ウディ・アレンの代表作だが、最初見たときは全然ピンと来ず。 個性の強い映画で、好き嫌いが分かれそう。 ずいぶん後になって観なおしてみたが、やっぱりチャップリンが絶賛したようには惹かれない。 会話は皮肉に満ちてリアルだが、言葉の洪水というかセリフ量が多すぎてうるさく感じられる。 これといった芯のあるストーリーではないので冗長。 当時としては画期的な演出で、独創的で遊び心のある工夫や知性は感じるものの、心が揺り動かされることはなく飽きてくる。 なにより神経質で理屈っぽく自虐的で皮肉屋な主人公が好きになれない。 ただ、ところどころシニカル&コミカルなシーンに才気を感じてハッとさせられる。 自殺願望の青年の車で送られる主人公の表情は笑えた。 自分を雌鳥と思い込んだ弟の卵を待つ小話もラストをオシャレな締めくくっている。[ビデオ(字幕)] 5点(2013-10-08 20:23:04)(良:1票) 《改行有》 7. アニマル・ハウス 《ネタバレ》 これぞアメリカンドタバタ学園コメディーか。 笑いの種類が合わないというか、アメリカンジョーク並みに笑いどころがなかなか見つからない。 ラストのリベンジも、パレードに乱入してブチ壊しにするだけでは物足りない。 それに当時は新しかったかもしれないけど、今みるとさすがに古く感じる。 ただ、どこかで見たような既視感は、先駆的なこの映画に影響を受けて作られたものが少なくないからかも。 公開当時に大学生になる前に観たなら、もしかしたらこういうハチャメチャな大学生活に憧れたかもしれない。 今の日本なら差別的表現や倫理的に問題とされかねないシーンがあったけれど、このあたりに当時のアメリカ映画の寛容さを感じる。 B級映画っぽいのにお色気シーンで意外とかわいい子が脱いでたりする。[DVD(吹替)] 4点(2013-08-16 01:07:00)《改行有》 8. ある愛の詩(1970) 《ネタバレ》 白血病などの難病で死に別れる純愛ものは東西問わずにたくさん出ているが、こちらが本家本元的な作品か。 ベタだけれどしっかりとした構成で、そのパターンを踏襲した作品が少なくないことからも影響力の大きさがわかる。 ヒロイン役の女優がそれほど可愛くはなかったのがちょっと残念。[地上波(吹替)] 7点(2013-06-27 00:30:49)《改行有》 9. 悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 冒頭から怪しげな人物が次々に出てくるので、どこから何が始まるのかという不気味さがあったが、なかなか始まらなくて少しじらされる。 ストーリー性をあえて無視しているようで、とにかくイカれた一家にわけもわからず襲われているシーンが続く。 チェーンソーを振り回すレザーフェイスだけではなく、他の二人も不気味なキャラが立っていて、三人揃った食卓のシーンは不快指数が跳ね上がる。 理不尽な恐怖がまとわりついてリアルだが、ストーリー性のあるものが好みなので、名作と評価の高い本作にそれほど惹かれなかった。[インターネット(字幕)] 5点(2013-06-14 00:13:54)《改行有》 10. 青い体験(1973) 昔テレビで観たが、ラウラ・アントネッリが鮮烈だった。 思春期の想い出的映画。[地上波(吹替)] 6点(2012-12-23 01:17:31)《改行有》
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