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1. アルキメデスの大戦
まずは、そんなことが数学・数式で分かるか!ということで、キャラまで作り物っぽく見えてきます。言動もあまりに作りすぎです。ついでに言うと、皆さんの意見と異なりますが、舘ひろしは(良くあるように)気の良いおじさんにしか見えず、貫禄不足に感じました。
データが欲しいなら、今までの空母の見積もりを参考にすれば良いのでは?。平山案の欠点を指摘されたなら、撤回ではなく修正すれば良いだけでは?。見積もりはあくまで積算でしか出てこないは筈あって、単一の数式で出てくるわけがない。等、突っ込みどころ満載です。
しかしラストでのどんでん返しな製造の目的は見事でした。後知恵とは言え、凄い理屈を考えるものです。見積もりの不正が明きからになったところでの別目的の主張も、現代の政治家的で感心。全体的には、映画としては楽しめました。[地上波(邦画)] 6点(2024-07-14 21:45:28)《改行有》
2. A.I. love you アイラヴユー
吉本については、多少の軽蔑感を抱いていると言っても良いような姿勢だったので、予想外の秀作で傑作寸前と評価したくなるほどでした。
役者陣は主演女優を筆頭にややダイコン気味ですが。演出も恋愛系のシーンでの拙さが目立ったりもします。ホンもAIが感情を抱き始めるというSF界ではありきたりなもの。
しかし、全体評価は揺らぎません。と言うか、1ポイント減程度というわけです。
とりわけ、想像も出来ないほどの幾通りかの解釈が可能な謎めいた要素を含むラストが秀逸すぎました。[地上波(邦画)] 9点(2022-08-24 12:15:16)《改行有》
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