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1. ガメラ 大怪獣空中決戦
後半、ガメラとギャオスが延々戦うところは中だるみしたものの、全体として非常に高いクオリティで、とても満足です。単なるファンタジーで終わらせなくて、なんとなく納得できるようないろんな理由があるところがいいですね。例えば、自衛隊の武器使用の制限とか、怪獣が攻めてきた時の非難の様子だとか、細かいところにリアルなんだかリアルじゃないんだかわからないけど、だけど凝ったリアリティが微妙に好きです。仲間内で見てもとても盛り上がれる映画だと思います。8点(2005-03-23 01:29:02)
2. 華氏911
面白いとか面白くないとかいうレベルを超越してるので点数つけがたいです。
一方的なブッシュ大統領批判という意見もありますが、弱いものを徹底的に痛めつけるどっかの権力者に比べれば遥かに穏やかでジョークに富んだ映画でしょう。そもそもこういう映画を見て、すぐに意思があっちこっちいったりする国民がいるからファシズムがはびこるのですよ。こういうのはすぐに鵜呑みにせず、これを足がかりにいろんな角度から情報を収集して自分で勉強しましょう。TV画面での見た目の派手さだけの何か頼りがいがありそう、ってな単純な判断基準だけの国民総事なかれ主義では、いつまで経っても権力者においしい世の中のままですよ。今回ブッシュ陣営のTV演出めいた部分が皮肉られていたのは、その警鐘では?
それにしても、ムーア監督は良くも悪くも一般大衆に政治的議論を巻き起こさせることができて、大成功だったのではないでしょうか。ただし、ムーア監督が絶対正しいのでも間違っているのでもない、ブッシュ大統領が絶対正しいのでも間違ってるのでもない。真実は自らの手で掴むしかないと思います。でも、米国の「愛国者法」然り、日本の「盗聴法」然りで、周辺から締め付けがきていますので、「間違ってるかも」って気づいたときには、既に国民同士がそれを公言することすら許さない雰囲気を作っている可能性があります。それどころか多くの国民は信じて疑わないかもしれません。「お前、何言ってんの?」って。イラク侵攻前の多くの米国民のように。でも、今はまだその真実を、ムーアのように自由に「真実はこうだったんだよ!」って言える世の中です。どうか、この幸せな世の中を少しでも長続きさせるために、個々に想像力を働かせて、自分自身の未来のために、政治に関心を持って行きましょう。
あ、映画の批評じゃなくなってる・・・。8点(2004-08-31 02:06:24)(良:2票) 《改行有》
3. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 すーっごい久しぶりに見て、自分が今日まで何も理解していなかったことを知った。大体、三国による物語ってのも、今日知ったぞ←問題外だべ、おめぇ。しかし、何だねー、巨神兵ってのは核みたいな存在だね。世を滅ぼすことはできても、住みやすくはしてくれねぇ。しかも、持っているって思われるだけで、干渉されたり、攻められちゃったりって、北の国やイラクのこととか考えちゃうなぁ。それにしても、ナウシカは強いなぁ。クシャナの弱さが逆にかわいいよ。弱いから、怖いから、不安だからより強力な武器を求めてしまうというのは、よくある話。ゆえに世界をさらに不安定にしてしまう。人間とは愚かな生き物である。7点(2004-01-17 02:47:44)
4. ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
特撮、ミニチュアはマジで良かったと思います。キルビルのちゃちいミニチュア(あれは狙いでしょうが)よりも、相当にというか本物レベルの精巧さです。その点は映画館で見た方が迫力があると思う。5点(2004-01-12 15:00:32)
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