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1. ガンジー
《ネタバレ》 公開から26年、NHKでの放映を録画してから10年以上経って初鑑賞。うーん、どうなんでしょう。「ガンジーはこんなに立派な人だった」ということを3時間にわたって描いているだけで、起伏に乏しい展開。いや、もちろん、南アでの差別に始まり、塩の行進とか、パキスタンとの対立などドラマはあります。しかし「この時、ガンジーはこう行動した」という部分についてはドラマが動くのですが、歴史的事実を描く部分になると、とたんに単調になります。もう少し脚本を練った方がいいのでは、と感じました(でもこれでアカデミーとってるんだよね)。歴史的人物の一代記ものでも、「アラビアのロレンス」にしても「ラストエンペラー」にしても、一面的でない人物像を造形しているし、映画の見せ方もエンターテイメントに昇華していたけど。ベン・キングズレーのそっくりぶりは見事でしたが、いかにも授業で上映しそうな味気ない映画でした。[地上波(字幕)] 5点(2008-12-07 23:05:22)
2. かもめのジョナサン
なんじゃこりゃ。製作者サイドにはきっと一片の悪意もないのでしょうが、何とも評価のしようがない失敗作ですね。何より表情のない鳥という生物を主人公に据えて実写映画にしようとした着想が間違いです。小説だったら文章を通じてイメージを膨らませることができますが、無表情のかもめにかぶせた声の演技だけでは無理があります。おそらくアニメにするよりも数倍の製作費をかけているのでしょうが、表現の効果はアニメの足元にも及びません。ただニール・ダイアモンドの歌声は染みたなあ。この映画公開のころ人気だったんですね。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-10-30 11:24:52)
3. がんばっていきまっしょい(1998)
前半のゆるい(でも丁寧ではない)展開に閉口。後半ボートレースが本格化してテンポが生まれるが、結局何が言いたいのかわからないままエンドマーク。「あんたらが嫌い」といってやる気のない中島朋子がなぜ豹変するのかもまったく説明なし。評価の対象にならない、単なるご当地盛り上げ映画という感強し。映画よりもテレビドラマで個々人のエピソードを積み上げたほうがよかったのでは。(実際そうだったようだし)。高校生活を描いたこの手の映画が高評価になるのは、受け手側が勝手に自己の体験を重ね合わせて、映画に足りない部分を過剰に補うためと思われる。[CS・衛星(吹替)] 4点(2008-02-04 12:59:58)(良:2票)
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4 | 6 | 11.11% |
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5 | 5 | 9.26% |
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6 | 5 | 9.26% |
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7 | 7 | 12.96% |
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