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41. 神様のパズル
《ネタバレ》 すし屋でバイトするロックンローラー志望の青年が主人公。
双子の大学生の弟が旅に出るため、授業とゼミの代返を頼まれる。
ゼミにはクローン出生で、引きこもりがちの超天才物理学少女がいた。
ふとしたことで、二人は「宇宙の作り方」というテーマで研究を始める。
理論が完成すると、少女は暴走し、実際に宇宙を作る実験を行う。
自衛隊のコンピューターをハッキングして、発電所を支配、日本中から電力を集め、
自ら設計したビーム衝突型の高エネルギー粒子加速器の出力を最大に…、
小型ブラックホールが出現したりして、とても危険な状態になる。
そこへ青年がバイクで現れ、ベートーベンの「歓喜の歌」を熱唱。
感動した少女は実験を止め、飛び降り自殺しようとする。
青年は少女に自殺をとどまるよう説得し、持参した「すし」を食わせる。
こうして世界は崩壊の危機をまぬがれた。
青年は「すし職人」になることを決意した。
荒唐無稽な話と一笑されてもしかたがないような重みのないストーリー。
ハードSF風に始るが、終始カメラは少女の素足や胸元アップをねらう。
少女はいつもジャージ姿、とても無愛想なのでかわいくない。
なぜか、豪邸の少女の部屋の床にくぼみがあり、水が溜まっている。
青年はロックンローラー志望なのに、ここぞというときに歌うのが「歓喜の歌」で、すし職人をめざすのだろうか。
少女は人間性を取り戻したのだろうか?
いろんなことが、よく分からないまま終了。
もやもやしたい人にのみオススメできる映画です。
[ビデオ(邦画)] 3点(2008-06-20 06:55:36)《改行有》
42. 怪物の花嫁
《ネタバレ》 映画としては、怪物の恐怖と、研究が理解されず故郷を追われたマッド・サイエンティストの悲哀が出ていれば成功でしょう。博士の最大の研究成果であるはずの怪物タ、タコが…。タコは海に住んで沼にはいないんですけど、この際そんな小さなことは言うだけ野暮ですね。いやー、インパクトありました。ロ、ロボはいつも人の背後から両手を挙げて現れるクセがあるんですが…、えー博士によるとチベットから連れてきたらしいですね。超人じゃなかったの?タコを怪物化することには成功したけれど、人間にはまだ成功してないってことでしょうか?じゃあ何故拳銃で撃たれても平気なんでしょうか?血も出ないし。ところで博士の研究というのは放射能の力で動物を怪獣化、人間を超人化するってことでいいんですよね?超人ハルクのようなものと。それで花嫁ですが、実験にかけられる前から花嫁衣裳というのは、女装好きの監督の趣味でしょうね。で、だれの花嫁ですか?やっぱり、ロボ!でもロボは反対していたし。まさか博士とかタコの花嫁じゃないですよね。ロボの反乱で博士が超人化。まさかの展開ですが、面白い。あっ、実験成功ですよ。超人博士は肉体は強くなってますが、おつむが悪くなっちゃってますけど、一応成功ですよね。でもタコには負けるんですよね。刑事を襲う凶暴なワニが出てきたけど、あれは普通のワニ、それとも怪獣化したワニ!最大の見せ所はやっぱり、ロボVS超人博士のシーンでしょうか?あの「ゆるさ加減」は監督独自の美学がにじみ出ています。最後を締めくくる署長の言葉が心に響きます。「彼は神の領域を侵略した」えっ、違う?「タコの領域を侵略」[DVD(字幕)] 2点(2009-10-12 10:30:32)
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