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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 基本的にコスプレ映画が好きなので、史実どうこうはともかく、楽しめました。レオが美しいし、上手い。古い『鉄仮面』より、ラストに救いがある所も良かった。でも何と言っても、おっちゃん四人がいい味を出していましたね。特に敬虔なのにセクシーなアラミス役のジェレミー・アイアンズは、最高に素敵でした。8点(2003-08-25 15:10:04) 2. ガタカ とりあえず細かい点であらを探すのを止めて、哀愁漂う世界観に酔いましょう・・・という映画。最近のアメリカ映画としては希有な、淡々とした語り口が、余計に胸を熱くしてくれる。全て綺麗すぎて無機質な中、イーサンのピュアな存在が際立つ。素晴らしいキャスティングに拍手。でも最後のジュード・ロウは悲しすぎる・・・・悲しすぎるよ~ でも弟が計刑事だったというエピソードには、結局あまり意味が無く、不要だった気もする。そしてある意味どんなホラー映画より恐怖を感じさせる映画でもある。8点(2003-06-29 23:05:18) 3. 顔(1999) ロケを家のごく近所でやっていたので、とりあえず見たのですが、正直、見るに耐えなかった。私は映画には、どこかに美がないと駄目だと思うんです。例えばセブンなんか、とても暗くて汚い世界観だけど、どこかに独特の美意識があるんですよね。この映画は、あえて美しいものを全て排除している感があって、嫌いです。見るべきは、皆さん書いていらっしゃいますが、藤山直美の演技の素晴らしさですね。もっともっと評価されるべき女優さんだと思います。4点(2003-06-25 19:21:26) 4. カーラの結婚宣言 ジュリエット・ルイス大好きなのですが、この作品はちょっと・・・ やはりレインマンのホフマンやギルバート・グレイプのディカプリオ、マイ・レフトフッとのデイ=ルイス様たち、アカデミー級の演技と比べてしまうと、わざとらしさばかり目についてしまいました。ジュリエットはやっぱり、「可愛らしさの中に垣間見える強さ」の意外性が面白い女優さんなので、ずっとあの調子に、退屈しました。それに何だか愛や力よりも金で解決している感があって、しっくり来ませんでした。ダイアン・キートンの美しい中年ぶりに3点!4点(2003-04-07 16:15:35)
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