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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 河内カルメン 野川由美子が売られ、愛に破れ、暗い状況ながらも明るく活き活きと生き抜いてゆき、カラダ一つで成り上がる。そんな彼女の支えは家族の幸せ、そんな最後の心の拠りどころを失った彼女はより逞しく生きてゆくんでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2006-01-03 20:27:22) 2. 怪談(1964) どれもこれも美術、映像に目を惹かれます。メインとも云うべき耳無し芳一は圧巻、文学では伝わらない部分を映像で十二分に伝えてくれます。茶碗の中の不条理ワールドもかなり気に入りました。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-16 18:30:43) 3. 雁の寺 一言で言ってしまえば、弱い、少年の母への想い、和尚への思いが弱すぎるので親子雁に対しても、唐突すぎてそれほどまで想いがあったのかビックリしてしまう。そんな中でも若尾文子のみが上手く、美しく、艶っぽく、圧倒的に存在感があり、さすがです。5点(2005-01-07 19:33:33) 4. 関東無宿 すぺるまさんが言い尽くしているが”清順だから”としか説明のつかない仁侠映画。当時に於いて既に時代遅れであろう旭の極太書きまくりマユのヤクザ、オープニングのドアップショットの3人娘、見せるための映像やセットはさすがである一方、花子のその後、トキコの恋、おかる八との対決などどうなったんだよ、ってツッコミたくなるほど何も解決しないまま終わってしまう不条理さ、”清順だから”としか説明のしようがない。6点(2004-04-12 22:25:48) 5. 華麗なる賭け 映画全体の雰囲気や60年代ファッションや音楽、映像は確かに良いのだが、無駄に長いシーンが多く、犯罪テクニックも大したことない。ラストのオチがなければ何が「華麗なる賭け」だって怒りたくもなる。まあいいオチですが。6点(2003-11-29 00:57:13)
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