|
1. 風と共に去りぬ
これだけの名作、大作。昔劇場で見たが改めてじっくり見ました。以前は、やたら気が強くて、強情で嫌な女の代表みたいな感じだったスカーレットは、今回では結構かわいげのある女に見えてきました。彼女は彼女らしく精一杯健気に生きたのがよく分りました。アシュレー、チャールズ、フランクと結婚したり、好きにもなりましたが、本当に愛していたのはレットだったと、宣伝文、映画評論等で言われていますが違うんですよね。本当に愛していたのは自分だけなんです。こういうタイプの女性って本当には人を愛することは出来ないのです。「イヴの総て」のイヴと同じです。 良く対比されるのがメラニー。優しくて、思いやりがあって、貞淑で女性の鏡のような女性。勿論私も彼女の方が好きです。でもあの激動の時代、どちらも自分の性格のまま力一杯生きたと思います。 南北戦争は確か奴隷制も一つの争点だったはずですが、それには全くふれてませんでしたね。黒人が結構自分を買ってくれた主人思いだったり、自分の意志で南軍に参戦したり、悲しいですがこういうのも現実だったんですね。北軍を「侵略者」と字幕で言っていましたが、原作者はそういう見方をしていたのでしょうか。 女性はどう生きていくべきかを、スカーレットとメラニーとの対比で60年前にこれだけの映画にして世に問いました。まさに不朽の名作です。9点(2003-08-16 16:35:37)
2. カサブランカ
アメリカ人の好きな最も好きな映画第二位ということで見ました。ラブストーリーというジャンルに分類されていましたが、それだけではありません。第二次世界大戦さなか、今日脱出しなければ明日死ぬかも知れないという極限の中での生き方。ドイツ兵が大きな声で客を無視してドイツの歌を歌う。苦々しい思い。しかし、突如一人の男がフランス国歌を歌おうと叫び、大合唱が始まります。。感動しました。思わず涙。夫を助けてくれるなら、昔の恋人の所に戻ってもいいという女性、わたしはいいから妻と一緒に逃げてくれと言う男性、裏切った女を憎みながらも、やっぱりあの人のためなら、そして、今は金のために賭博場のオーナーだが、もとは常に弱者を助けてきた勇気ある男。そして、最後は命を捨てることを覚悟して夫妻を助けます。当然逮捕すると思っていた警察署長が「誰かが撃ったんだ」と。見応えがありました。第一位の「市民ケーン」にがっかりした後だけにこれ程の映画とは思わずおどろきました。イングリット・バーグマン、美人の女優という事で名前は知っていましたが。映画を見るのは初めて。さすが、スタイルもいいし綺麗ですねえ~。彼女の他の映画、見ますよ。10点(2003-03-31 17:52:56)(良:1票)
3. 帰らざる河
ラストシーンが良かったですねぇ~。ロバート・ミッチャムがマリリン・モンローを担いで強奪してしまう。男らしい~。カッコイイ~。そして不要になった舞台用のハイヒールをぽんと捨てる。しゃれてますね。いいですねぇ~。モンローは美人だし歌もいいし。広大な大自然、激流、インディアン。西部劇の醍醐味がたっぷり味わえました。楽しかったです。9点(2003-03-20 11:51:24)
4. カッコーの巣の上で
マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)、とにかく破天荒で無茶苦茶の男。患者との掛け合いが面白くて笑いっぱなし。あれだけ規則を無視して暴れまくれば、厳罰は仕方ないと思われるが、ここは刑務所より怖い精神病院。問答無用で廃人にされるとは…。恐ろしい、ホント怖いですねぇ~。9点(2002-09-26 17:19:37)
5. ガンジー
ガンジーという偉大な人物の伝記映画。確かに立派な人物です。6点(2002-09-26 16:55:47)
0 | 1 | 0.71% |
|
1 | 1 | 0.71% |
|
2 | 2 | 1.42% |
|
3 | 2 | 1.42% |
|
4 | 5 | 3.55% |
|
5 | 15 | 10.64% |
|
6 | 18 | 12.77% |
|
7 | 30 | 21.28% |
|
8 | 26 | 18.44% |
|
9 | 21 | 14.89% |
|
10 | 20 | 14.18% |
|
|
|