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プロフィール |
コメント数 |
119 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
好きな映画は愛のある映画。走る映画。たとえ1ヶ所でも好きなシーンがあれば、つい許してしまう大甘のレビュアー。 |
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1. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
アクション大作としてはまあまあ及第点。アイドル映画としてはちょっと赤点気味といった感じでしょうか。阿部寛と椎名桔平がかなりイイ線いってるのに比べて、主演2人がイマイチではやはり勿体無い。長澤まさみは婚礼衣装をまとったら眩いばかりに美しいお暇様のはずがさほどそうとも見えないし(男装しているほうが断然可愛く見える)松潤にしても、当代きってのアイドルを起用しているのだから、もうちょっと主演然としたシーンがあっても良かったのでは? 黒澤作品と比べる気はないけれど、そのせいか何となく盛り上がりに欠ける感じで不完全燃焼。もっとワクワクドキドキさせて欲しかった。[映画館(邦画)] 6点(2008-06-12 00:42:34)
2. カナリア
何も解らないまま母親と共に新興宗教に入団し、淋しく苦しい思いをしている2人の子供を見ていたら、親となるべき一番の資質は、強くあること(もしくは、そうあろうと努力すること)なのではないかとひしひしと感じた。そんな弱い母親も、ひとりの娘として自分の父親(主人公の祖父)になんらかの痛みを与えられていたようだったし......。これもひとつの因果応報なのかな。生きていくって本当に辛い。でもあの兄弟とゆきは進んでいくだろう。銀色のはるかな道を。苦しいのは自分だけじゃない。それが解った今なら、きっとやっていけるさ。
PS 主人公の走り方が本当に美しい! 彼の全力疾走が明るい未来を予感させてくれました。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-08 14:54:49)《改行有》
3. 華氏911
無理矢理連れて行った小6の息子が観賞後「アメリカってそれほど自由の国ではないんだね」とポツリ。言葉をこねくり回す母よりよっぽどいいこと言う彼が少々誇らしくも感じられたが、途中かなり寝ていたよね~。
映画としては及第点。本来ドキュメンタリーとは私情を挟まないものだから、そういう意味では失格だが、誰もを引込む内容ということでは、やはり価値のある1本。パルムド-ル受賞に関してもそりゃないでしょうと思ったが、これもタランティーノら審査員及び世論の力。今見るべき作品であることだけは確か。政治や経済の本質を一般人が知る由もないなどという時代は、もはや終焉にしないといけないということなのかもしれない。これがアメリカの政治や世界情勢をもし変えることがあったとしたら、それはまぎれもなく天命だろうからブッシュは諦めるべし。しかしながらM・ムーアの相変わらずの突撃ぶりには、やはり「ボウリング.....」と同じく「女性的な論理展開」という感想を持った。『弾丸をたやすく入手できる環境が悪い、よって販売しているKマートへ販売中止を直談判に行く....』『祖国と世界平和のために戦争へ赴くのはいつも下層階級の人間、ならばそれを決定している議員達の子を戦争に行かせよう.....』普通の男が利害に縛られて言えないことを、ムーアは明快にやってのける。だからこそひどく単純に見えてしまうのは少々気の毒ではあるが、それが何かのきっかけになるのなら、それもいいのではないかな。とにかく私たちは考えることを始めよう。子供をなくしてからでは遅すぎる。無知は最大の敵、つくづくそう思った。
7点(2004-09-14 11:50:19)《改行有》
4. 過去のない男
全てを失った後、一から始める人生。部屋にミュージックボックスを持ち込んで、自分で畑を耕して、愛する人とキスをして.....。人間って、捨てたもんじゃないな、と素直に泣けました。カウリスマキ作品の事はずっと気になっていたのに、ようやくこれが初めて。噂の選曲センスに案の定ノックアウト。お見事でした。8点(2003-11-06 18:44:07)
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