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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 蒲田行進曲 《ネタバレ》 文句なしに面白い快作。男同士の狂おしい愛が涙と笑いを誘う。(「同性愛」という意味ではない・・・念のため)とここまでは満点なのだが・・・個人的にはあのラストはいかがなものか。映画が虚構であることは重々承知しているが、何も監督自ら観客の夢を唐突にさめさせる必要はないだろう。観客にとって映画だけが自ら選択し、自ら覚めることのできる夢なのだから・・・。7点(2003-11-23 05:21:47) 2. 家族ゲーム 森田芳光の才気を再認識できる映画。松田優作の暴力性をうまくコントロールし、静かな恐怖と笑いを生み出している。現場での衝突があったらしいが、やはり森田監督は優作との仕事が楽しかったのだろう。『模倣犯』においてまで、中居に優作を演じさせようとしたのだから。優作の早すぎる死が映画界にとって大きな損失だったことを痛感する。8点(2003-11-23 04:31:59) 3. カジュアリティーズ 力作ではあるが、如何せん主役がミスキャスト。また、脚本的にもマイケルの視点で描きすぎていて、キレイ事という気がしてならない。戦争を肯定するつもりはないが、ただ否定しても仕方がないと思う。戦争はどうして起きるのか。もっと根本的な要因にこそ目を向けなければならない。感傷的なだけの戦争映画はそろそろ卒業するべきでは?。 3点(2003-11-23 04:22:11)《改行有》 4. カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 個人的には、このラストが好きなのか嫌いなのかいつもわからなくなるんだなぁ。安易なハッピーエンドよりもすぐれていることは間違いなく、切なく感じるものの、一方で疑問が残る。アレンは、映画を観に来ている観客に現実を突きつけようとしているのかと。う~ん・・・素直に切ない余韻に浸れないのがつらい。7点(2003-11-23 01:20:28)
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