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1. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 相変わらず表現力は最高。地震や自然・背景、そして何より風の表現が素晴らしかった。内容については、飛行機・堀辰雄等に興味のない人には何の事やら。“飛行機の設計があるから君のことは構ってられないよ”的な発言をしておいて“愛してる”と云われても・・・恋愛映画としては完全に破綻。設計の話についても興味のない人にとっては“ふ~ん”程度の内容。一体何が『生きねば』なのか?ストーリーテラーとしての宮崎監督は枯渇してしまったのだろうか。あと、監督が声優嫌いなのはよく判ったから、せめて演技の出来る人を使って下さい。お金を払ってとても演技とは云えない素人のぼそぼそ声を延々聴かされるのは二度とご免です。[映画館(邦画)] 5点(2013-09-16 20:34:27)(良:1票)
2. カウボーイ&エイリアン
《ネタバレ》 エイリアンが西部時代にやってくるとなると現代に来るよりも科学vs.原始の構図が顕著になり、圧倒的不利のカウボーイ達がいかにしてエイリアンに立ち向かっていくのか?というのが私の中での見所だったんですけど、主人公は現代よりも遙かに優れた武器を持ち、エイリアンは肉弾戦のみの野蛮種。全く西部時代である意味がない。だいたい、主人公の記憶がないことも、ヒロインが異星人であることも、謎の腕輪もそれほど重要な位置づけにいない。むしろない方が面白い話になりそう。どんだけレベルの低い脚本なんだ?ハリソンとダニエルの魅力台無しの無駄遣い映画。[映画館(字幕)] 4点(2011-11-05 17:29:25)
3. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 背景は色えんぴつ、陰影はほとんど省略され絵は平坦であり、海の動きは絵本風。それでもハムはとてもおいしそうで、ぶつけたおでこはやたら痛い。きれいに描くだけがリアルさではないということを改めて痛感させてくれた。ストーリーは単純明快で無邪気な愛にあふれている。小学校低学年向けの映画だが、大人が観てもかなりの秀作である。ただ後半の世界の破滅だか月の接近だとかのよけいな理由付けは、中途半端で全く要らなかった。この点だけはマイナスポイント。通勤電車の中で“ぽぉ~にょぽにょぽにょ・・・”と口ずさみそうでやばい。[映画館(邦画)] 8点(2008-08-01 22:40:02)
4. 風の谷のナウシカ
たいした期待もなく、劇場に観に行きました。あまりの感動に2回続けてみてしまいました。あれから20年、この作品を何回観たか判りません。製作者の意気込みが伝わってくる映画です。その後、原作を読み、スケールがかなり縮小されているなとは思いましたが、最初の感動にこの点数以外つけられません。10点(2004-07-02 12:53:04)
0 | 1 | 0.64% |
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1 | 2 | 1.28% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 4 | 2.56% |
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4 | 13 | 8.33% |
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5 | 22 | 14.10% |
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6 | 37 | 23.72% |
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7 | 31 | 19.87% |
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8 | 29 | 18.59% |
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9 | 12 | 7.69% |
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10 | 5 | 3.21% |
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