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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 296
性別 女性
ホームページ https://kawamari7.hatenadiary.com/entry/2021/09/03/221816
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。KW = 「かわまり」「はてなブログ」で原子力開発関連の「プロメテウス達よ」と19世紀ヨーロッパを夢と詩で描いた「黄昏のエポック」を公開しています。  (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  カロル ローマ法王への歩み <TVM> ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」の主人公は時に「主人公はピアノがお上手なだけ。」「主人公はピアノの才能があったから生き延びることができた。」等々の酷評を受けるようです。一方、本作品の主人公で後にローマ法王ヨハネ・パウロ二世となるカロル・ヴォイティワは同じ時代に青年期を送ったポーランド人ですが、聡明でひときわ感受性が強いという他は普通とは変わらないごく平凡な青年です。それでも「カロル・ヴォイティワはユダヤ人ではなかったのでナチス占領下で生命の危険はなかった。」など、ナチスの非人道的な行為が彼に及ぼした影響を疑問視する声もあるでしょう。でも、ナチス・ドイツがポーランドのカソリック聖職者の三分の一を殺害し、その事実に無縁ではいられなかった青年カロル・ヴォイティワが暴力に対抗する良心の砦となるために恋人や文学・演劇の道を捨ててカソリック聖職者を目指すに至ったその経緯からはナチス支配下でのユダヤ人のサバイバル・ストーリー以上にナチスの暴虐(そして旧ソ連の圧制)を如実に感じることができます。ローマ法王ヨハネ・パウロ二世となった後の主人公は455年ぶりの非イタリア人ローマ法王にして初のスラブ系ローマ法王、暗殺の危機に晒されかつその暗殺者を許した度量、歴訪した国の数や飛行機の搭乗時間が歴代で最多・最長という正にスーパーマンでしたが、カトリック教会で順調に出世し結婚という世俗的な幸福は捨ててもスポーツは捨てなかったカロル・ヴォイティワの日常、祈るだけではなく必要とあれば平服に身を包んでソ連の官僚との交渉も辞さなかった行動力、元婚約者だった女性に起きた医学では説明できない生命の奇跡、そして良心の府でありつづけようとするバチカンの枢機卿らが「このような経歴・経験のあるヴォイティワなら世界においてその役割を果たすのに最適だ。」と考えて選出したに違いない、その期待に応えつくした生涯を余すとこころなく説き明かした作品です。[DVD(字幕)] 9点(2011-02-24 02:23:19)

2.  華氏911 これはおったまげた!カンヌ国際映画祭は芸術の香り高い映画を選定・評価するところだと思っていたのに、カンヌ国際映画祭でパルム・ド・オル(最高賞)を受賞したこの作品は完全に反体制宣伝(というよりも喧伝)映画です。ヨーロッパ映画界の危機意識がそれだけ高いというわけでしょう。どちらかと言えばブッシュには反対している私でさえも何だかボクシング・リングの上で両手を後ろ手に縛られたボクサーを、もう一人のボクサーがめった打ちにパンチを食らわしている様を見ているような感じが否めませんでしたが、この感じが快の部類に属するのか不快の部類に属するのかはよくわかりません。ムーア監督はすでに去年のアカデミー賞受賞式でブッシュ大統領に挑戦状をつきつけていたので体制側の監督(陰の声:そんな監督いるのかどうか・・・)もイラク戦争を擁護する作品を作ればよかったと思います。(陰の声:軍艦マーチをバックに「大本営発表」???)でも体制擁護映画と二本立てにしてもこちらしか見ない人がほとんどだったりやなんかして・・・。長くアメリカに住んでこんなに熱い映画上映は初めての経験でした。私が見たのは月曜日の夜10時からの上映でしたが、会場は大入り満員で時間を気にする人もないようで、上映中の爆笑や拍手、特にエンド・ロール開始の時の大喝采と「ワンダフル!」の掛け声は初めてでした。(この映画を見に行くのはブッシュに反対する人だけだということを念頭においてください。)バグダッドの街角に集う人々の平和な談笑や子供たちが遊ぶ光景が阿鼻叫喚に変わったシーンで流れた涙には人道上の涙と「私が納めた税金がこんなことに使われるなんて・・・。」というくやし涙が混ざっていました。この映画を本当に見てほしいのはイラクの人です。映画のスクリーンだけではなくそれに反応するアメリカの人たちを見てほしいと思います。アラブ圏の人は民主主義や自由とはミニスカートをはいて街を歩いたり酒や麻薬をたしなむことだと思っているようですが、真の民主主義や自由とは反体制映画が堂々と上映され、人々が臆することなくそれを見に行くことができ、上映会場の内にも外にも警官や憲兵が立っていないことなんです。6点(2004-06-30 01:12:56)(良:3票)

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