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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 今から何年も前にまだ私が小学生の低学年だった頃、日本でもこの映画と同じように野球を題材にして子供達の成長を描いた「がんばれ!レッド・ピッキーズ」というドラマが放送されていたけど、あのドラマが大好きな私にはこの映画も同じような気持ちにさせられて愛しく思えてきてたまらない。野球は大人と子供の心のキャッチボールである。大人から見たらまだまだどうしようもないガキどもが野球という素晴らしいスポーツの楽しさを知る。この映画はそんな映画としてとにかく観ることが出来る。あれだけ負け犬のような腐った心しかなかった子供達が勝つ喜びを知る。この勝つ喜びは今まで負け続けて一度も勝ったことのないベアーズの子供達にとっては大きな励みになることであろうし、逆に今まで負けたことがほとんどないヤンキースのチームメート、特に監督の支持に従わず、飛んできたピッチャーゴロを取っても一塁に投げなかった少年、ここで初めて自分の本当の気持ちを監督にぶつけるその姿は痛いほどよく解る。勝つことも大事だけど、ただ勝てば良いんじゃないということをあのヤンキースのピッチャーの姿から見て取れるし、またチームメイトの勝利を優先する為に補欠でいることを選ぶ少年、色んな姿がこの映画を見ていると仲間意識の大切さを教えられるし、この映画は単なるスポコン映画でない色んな人生に対する教訓を子供達の姿を通して大人は教えられるそんな素晴らしい映画である。[DVD(字幕)] 9点(2010-11-28 11:38:08)(良:1票)

2.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 精神病院の中での人間ドラマにまずは圧倒させられ、色々考えさせられます。どんな人間だろうと、生きる価値はある。自由を求める男たちの正しく狂気とも言えるその闘う姿は観ていて胸が締め付けられる一方で、廃人とかしたマーフィーとインディアンのチーフの熱い友情に感動し、ラスト、自由を求めて飛び出ていくインディアンのチーフの姿にこれこそ当時のアメリカの姿が見られる思いで、こんな重苦しくも感動的な人間ドラマを撮ったミロス・フォアマン監督は素晴らしい監督だと思う。この映画のジャック・ニコルソンの演技の素晴らしさは文句なしに完璧です。そんな完璧なまでの演技の前には近頃の二枚目気取りでいきがっているハリウッドの俳優達の全てが本当にアマチュアのように見えてしまいます。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-06 21:17:20)

3.  合衆国最後の日 国のトップであり、国民を守らなくてはならないのが大統領であり、それは何処の国でも一緒であるがアメリカ人にとってはそれが大統領だろうが自分の命を賭けてまで守ることはしない。戦争に対する国の考え方が色んな所で見えてくる。約束を守るか守らないかで考え方が変わってくるというものを強く描き出している。画面の上、右、左に下と色んな角度で起きている事を見せる演出が効果的であり、まるでその場にいるかのような気持ちにさせられる。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-28 15:27:32)

4.  神様のくれた赤ん坊 《ネタバレ》 おや?これまた放浪紳士チャーリーさん、お一人だけですか!これは思わぬ良いもの発見!見ていてどこかで一度見てるような?「集金旅行」に似ている。似ていると思ったらそれもそのはず、何と「集金旅行」のリメイクであるとのこと!どうりでよく似ているわけです。でもって、私としてはこっちの方が良い。何とも心優しい雰囲気十分のいかにも日本的なロードムービーである。庶民的な感じ、気さくな感じ、何とも愛嬌のある二人のカップルが突然、6歳の男の子を引き取ることになってしまい、旅を続けるうちにその子に対して本当の子供のように接しはじめ、そして、そして、あの台詞ですよ。桃井かおりの小夜子の言う台詞「もしかしたら私達の考えてることって同じじゃないかしら?」ここにこの映画の良さが現れてるように思います。最初は嫌々子供を連れて旅をしていた二人が次第に子供に対して抱く感情、この映画の二人の主人公、桃井かおりの口から発せられるこの台詞の中にこそ人間本来の優しさ、男も女も性別こそ違っても同じ生き物であり、考えることは同じであるというその思い、この映画は人間が人間に対して抱く感情をストレートに描いている。そして、同じ年に公開された「男はつらいよ・翔んでる寅次郎」や同じく寅さんシリーズにゲストとして出ていた渡瀬恒彦よりもこの映画の二人の方が断然、良い。活き活きとしていて、それでいて温かさを感じる。最後にあのやたらと哀愁漂う音楽が気になって調べてみたら何と「金田一」シリーズの音楽を担当させている方だとは、いやはや、まあ、とにかくこのほのぼのとした雰囲気は日本映画でしか味わえない。観ることの出来ない作品だと思います。桃井かおり、今まで苦手でいたけど、この映画の桃井かおりは良い。初めて良いと思った。そんな桃井かおりって私は苦手ではあるが、結構良い映画に出てますよね。[ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-19 10:23:16)(良:1票)

5.  家族(1970) 九州から北海道へと移り住むある家族の物語を山田洋次監督らしい実に丁寧な語り口と描写で描いた秀作です。一見、重苦しい雰囲気の中に見える山田洋次監督ならではの人情味溢れるドラマを見ることが出来ます。寅さんシリーズの常連さん達が沢山、出てきてホット出来るのもこの作品の良い所です。出番はほんの僅かではあるけど、森川信さんと渥美清さん、この二人がここでも凄く良い味出していて良かった。現代の余りにもうるさくてCGだらけの映画ばかりが作られる中で山田洋次監督が描く世界は人間的で温かく、けしてCGなどでは出すことの出来ない優しさがあって観ていて癒されます。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-08 22:08:08)

6.  帰らざる日々 何とも田舎の学生の持っている雰囲気が良い感じで描かれている。年上の女性に憧れる気持ちと昔の同級生の女の子に抱く恋心、その両方で揺れながら、不良少年にどういう訳か好かれるというこれまた永島敏行というこの俳優の持っているものの魅力がこの映画を支えているような気がするぐらいはまり役である。回想シーンの使い方も持っていき方も上手い反面、ちょっとしつこく感じられる気もしなくはないが、青春は年齢と共に過ぎ去っていくという苦さを上手く描いた映画になっている。それにしても永島敏行って他の映画でも走るシーンが多かったけど、そういう昔のいかにも昭和の時代に存在した学生が似合う。[DVD(邦画)] 7点(2009-10-31 10:51:27)

7.  華麗なるヒコーキ野郎 確かにこれはタイトル通りの映画だ!空を飛ぶという事の憧れ、男のアホな一面、馬鹿な一面、色々あるけれど、この世で一番って、何だかまるで天才バカボンの歌みたいだけど、この映画はヒコーキ野郎=ヒコーキ馬鹿による男と男の対決を誰にでも解り易くタイトルに偽りなしのストーレートに描いた映画だと思います。ロバート・レッドフォードが何とも楽しそうに演じているのがあの写真の中の姿と重なって見える。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-30 21:56:34)

8.  影の車 野村芳太郎監督によるサスペンスものではあるが、サスペンス映画というよりはホラー映画に近い感じのする不気味さ、恐ろしさ、それは映像もさることながらあの音楽もやたら怖い。そして、何よりもあの少年の一つ一つの行動にしても本当に怖い。これは人間の追い詰められる瞬間というものを描いている。妻よりも幼馴染みであり、愛人でもある別の女とのやりとりを見ていないようで見ている子供からの二人への復讐のようなものがとにかく怖い。サスペンスものとしてはそれほどの出来じゃないと思うし、ラストもえっ?ここで終わり?てぐらいの終わり方だが、何しろ、一つ一つのシーンの怖いこと、怖いこと、完成度では明らかに「砂の器」に比べたら劣るし、その他の野村芳太郎監督作品のサスペンスものに比べても劣る。しかしながらこの監督らしい美しい映像も心に残る。最後の方の海辺のシーンは私も「砂の器」を思わずにはいられませんでした。それにしても岩下志麻のあの美しさ、ミニスカートからすらっと伸びた細い足、おまけに加藤剛とのセックスシーンで見せるあの悩ましい顔付き、喘ぎ声は忘れらなくなりそうなほど強烈な印象を残します。これを見せられたらそりゃあ、加藤剛じゃないけど、小川真由美より岩下志麻を選びたくなるのも解る気がする。[DVD(邦画)] 7点(2008-10-10 22:26:25)

9.  哀しみのトリスターナ 《ネタバレ》 恐いなあ!もしも、自分がドン・ロペと同じように立場でいたらと考えると、本当に恐い。ただただ自分よりもかなり若い女に惚れて、愛して病まずにいられなかっただけで罪はないと思うのに、何も出来ずに殺されてしまうドン・ロペ、可哀想でなりません。一方で女の恐さ、それをあの美しい顔つきからは想像出来ないほどの恐さを見せつけるカトリーヌ・ドヌーブの女としてのやるせなさみたいなものに何か不気味なほどの恐さというものを感じられずにはいらない。カトリーヌ・ドヌーブが口の利けないもう一人の男に窓ごしから裸を見せつけるシーンでのあの不気味なまでの顔付き、足を病気による切断を余儀なくされたカトーリーヌ・ドヌーブ演じるトリスターナが弾くピアノ「革命」に人間の運命のようなものを感じると共にピアノの下から足だけを写すそのいやらしさ、足フェチである言われる監督の足に対する拘りを感じるのと、あの不気味なまでの鐘の音、本当に恐い恐い、愛なんて無い本当に恐い女を見せつけられた思いです。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-26 21:19:22)

10.  関東緋桜一家 《ネタバレ》 ええ、うんちく的なことは、ぐるぐる大先輩にお任せして、そうだなあ!これが藤純子の引退、マキノ雅弘監督をはじめとする共演者全員にそして、それまで応援してくれた皆さんに向けてのメッセージと取れる終り「皆さん、ありがとうございました。」ていう時の藤純子、その他にもとにかく藤純子が本当に美しい。作品としてはマキノ雅弘監督にとってはこの程度の出来はごく当たり前のような作品なので、特別凄いとは思えない。それでも流石マキノ雅弘監督、主役の藤純子だけでなく、脇を固める俳優の描き方、魅力を引き出す演出力は素晴らしいものがあります。殴り込みのシーンなんて、お決まりと言えばお決まりのパターンなんだけど、それでもやはり殺気が漲っていて凄い。鶴田浩二を助けに来る高倉健なんて、どこか同じ監督の最高傑作の呼び声高い「昭和残侠伝死んで貰います」の花田秀次郎みたいで、凄まじいほどの迫力!それにしてもこれだけの豪華な顔ぶれが観れるだけでも作品の出来云々は別として、見て損のない作品だと思う。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-02-16 20:57:24)

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