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1. カサブランカ
《ネタバレ》 嫌いな映画で、世論と反するもののうちの一つです。
なんぼ戦意高揚映画でもドイツ人がそろいもそろって馬鹿ではないでしょうし、ナチズムの恐ろしさは一つもない。
仮に恋愛映画としても、「サム、その曲は弾かないでくれ。」なんて三流の男の台詞です。
ボガートの名声を決定付けた作品なのでしょうが、皮肉にも一番だらしがない役どころですね。「マルタの鷹」のボガートが私の最高のボガートです。
初めて観たのは20代前半ですが、腹が立って仕方がなかったのをよく覚えています。[DVD(字幕)] 2点(2006-07-01 19:57:59)《改行有》
2. 眼下の敵
《ネタバレ》 大好きです。私の思いとだぶる投稿をメモしてたんですが、あんまり多くなったのでやめにしました。
これはスポーツで、限られた条件下でしかありえない世界かもしれません。。
ユルゲンスにしろ、ミッチャムにしても、最も気にしているのは部下の士気です。特に好きなシーンは、ユルゲンスが魚雷室で恐怖に怯えた船員を「死も任務の一つだが、我々は死なない。・・・。私を信じるか?」
その後、ハイニにドイツ民謡(?)のレコードを大音量でかけさせるところです。
当然米駆逐艦が気づきますが、この瞬間にミッチャムは相手の評価をマックスに感じたのではないでしょうか。
互いに敬礼をした後、ドイツもアメリカもなく、船員達が危険を冒して彼らとハイニを助けにに向かいますが、この辺はたまりません。
ユルゲンスとミッチャムに、私は敬礼します。[DVD(字幕)] 10点(2006-05-02 23:13:55)《改行有》
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