みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 素晴らしい青春映画でした。プロレスが好きな方はもちろんのこと、そうでない方も十分感動できます。パンフレットに「十年に一度の青春映画の傑作」とありましたが、それが決して誇大表現でない、良作です。残念なのは宣伝。最近の邦画界は宣伝が下手というか、本作のような本当におもしろい作品をプッシュしないのはいかがなものかと思います。いつのまにかクランクアップしていて、いつのまにか公開が終わっている、そんな映画が多い気がします。テレビ局もTVドラマの延長のような映画やアイドル映画ばっかり宣伝していないで、本当におもしろい映画を宣伝してもらいたい。ガチ☆ボーイの宣伝1回も見ていないぞ!![映画館(邦画)] 9点(2022-06-20 22:14:50)(良:1票) 2. 崖の上のポニョ 《ネタバレ》 面白いじゃないですか!!ここでのレビューに厳しいものが見受けられたので覚悟して見たのですが。過去の作品がすばらしいため完璧を求めすぎているファンもいらっしゃるようですが、個人的には「もののけ」、「千と千尋」、「ハウル」などの作品よりもよっぽど(「カリオストロ」や「トトロ」といった万人が思い浮かべる宮崎アニメのイメージに近い)宮崎アニメらしい作品になっていると思います。映画評論家の批評を読むと「子供を乗せているのに車の運転が乱暴」とか「親を名前で呼び捨てにするのは教育上良くない」などと(この映画にとっては)枝葉末節にこだわっている方がいたり、ポニョの両親や世界設定に詳細な説明がなくわかりづらいなどと書かれていたりしますが、あまり気になりませんでした。むしろ車の運転に関しては「カリオストロ」や「ラピュタ」のような冒険活劇を求めるファンに向けてのちょっとしたプレゼントに思えたし、名前を呼び捨てにするのは日本が舞台なのでちょっと違和感を感じたのは確かですがそういう教育方針の家庭もないわけじゃないだろうし、設定の説明が省略されていても子供の頃に古典児童文学や童話、民話などを普通に読んでいればそれらの物語に類推してある程度自分の中で想像して補足することはできると思いますし、それでも話の展開が理解できないほど脚本が破綻しているとは思いませんでした。この映画は童話「人魚姫」が下敷きになっていますが、もともと童話では世界設定などの描写を省略したり、誇張表現があったり、現実ではありえないことがあったりなどということはよくあることです。この「ポニョ」も絵本や童話の拡大と思えばそんなに枝葉にこだわらなくても楽しめるのではないでしょうか。いろいろ批判めいたことを書きましたが、最後に一番に言いたいのは、ポニョがかわいい!その一言です。[映画館(邦画)] 7点(2016-01-18 23:58:00)(良:4票) 3. かもめ食堂 《ネタバレ》 夜中にテレビをつけていたら何となく始まって、何となく見入ってしまった。 食堂のくすんだ水色の壁と、そこに響く靴音が心地いい。あと食事を作るときの音もシズル感たっぷりでグー。[地上波(邦画)] 8点(2011-07-18 02:09:32)《改行有》 4. 華氏911 《ネタバレ》 前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」に比べて、もう一息という感じがした。それでも監督の言いたいことにはある程度共感できた。ブッシュ大統領を2選させないために作ったというだけあって、すばらしい攻撃っぷり。それでもいいが、後半のイラク戦争への批判を全編通してやった方がよかったのではと思う。レイ・ブラッドベリの小説「華氏451」(華氏451度は紙が燃える温度)に引っかけて「華氏911 - それは自由が燃える温度」としたタイトルおよびキャッチプレーズは良かった。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-11 02:21:17)
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