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プロフィール |
コメント数 |
201 |
性別 |
男性 |
年齢 |
41歳 |
自己紹介 |
どんなジャンルでも先入観なしに、出来るだけ楽しくみるよう自分に言ってから、映画観賞していきたいと思います。 |
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1. カリートの道
人生を描くイーストウッドと、道をあゆむアル・パチーノ
アル・パチーノの主演でなければ平凡な展開だったかもしれない。
若き頃のワルさは映像では描かれていないが
今時分のワルさは描かれている。
それは自分に嘘をついて愛する人に本当の自分で嘘をつくことだ。
常に「人(友人、子どもの母になる人、昔の付き合い人)」 が起点となっている。
それは普通の描き方なら「巻き込まれている」 形になるが、
アル・パチーノが描くと、全てを包み込んで受け入れているようにみえる。
だから、正真正銘の悪いやつではなく
ワルという片仮名で表記したくなる、格好いい男なのである。
真っ当ではない、しかし他者を裏切れない男という自分を貫く、
そんな魅力が描かれた映画。[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-01 21:55:12)《改行有》
2. ガタカ
《ネタバレ》 人間が人間をつくる、なテーマ。
この映画が撮影された時期を考えると斬新だったのだろうか、と思いつつ
"不自然"に創られた人間のみが宇宙飛行士になれるという設定が面白い。
"自然"に創られた男の体力的な劣等感、それでも夢を追い、
"不自然"に負けないための努力をする姿は非常に人間らしい。
が、
その努力をする泥臭いシーンであるとか、
劣等感を感じ失望するシーンであるとか、
とにかく、期待する人間くささの描写が少ない。
むしろ、どうやってシステムを騙して宇宙飛行士になろうかという描写に
傾倒しており、感動には結びつかなかった。[インターネット(字幕)] 5点(2018-02-23 10:57:21)《改行有》
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