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1. KANO 1931海の向こうの甲子園
ちっくしょぉ~、ベッタベタの劇画なのに、すっかりやられちまった・・・。なんたって選手たちの体格のよさ! 雰囲気を盛り上げるたどたどしい日本語。そして熱い友情。永瀬正敏の監督もいいし、球場の場面になったらもう・・・涙腺崩壊。レフト平野君のパパイアの話は大好きになりました。
最後に一言付け加えておけば、台湾はこの広い宇宙の中で、たった一人の日本の友人です。そのことを忘れちゃダメです。[映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2015-02-07 05:45:11)《改行有》
2. ガタカ
SFやファンタジーといっても内容は様々で、ただひたすらおとぎ話のような映像を見せつけて「どうです! すばらしいでしょ!」っていうものが多いのですが、ごくまれに、人間をより深く描くためにSFという設定を利用する映画があります。本作はそうした映画のひとつで、その硬質な画面とあいまって人間が持つ運命の苦しみと悲しみが見る人の心に深く染み入っていきます。おとぎ話的映像を期待すると当てが外れますが、数あるSF映画の中の傑作のひとつです。[DVD(字幕)] 9点(2009-02-21 05:38:25)(良:1票)
3. 過去のない男
《ネタバレ》 第二次大戦中、フィンランドは日本と同じ枢軸国側に立って戦った国です。映画の最後の方の列車の場面で、主人公は箸を使って寿司を食い、日本酒を飲み、バックには演歌が流れています。登場人物にステレオタイプの善人は皆無で、みんな笑うと損だと思っているかのような無表情。唯一善良なのは危険きわまりないとお墨付きの猛犬ハンニバルくらいでしょうか。風景は暗く、うそ寒く、救いようのないという点であまりにもリアルで、デズニー映画の対極にある傑作映画です。後半、救世軍のバンドが炸裂するシーンは今も目に焼き付いて離れません。
[DVD(字幕)] 10点(2009-01-17 06:59:22)《改行有》
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3 | 4 | 4.08% |
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4 | 3 | 3.06% |
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5 | 8 | 8.16% |
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6 | 7 | 7.14% |
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7 | 28 | 28.57% |
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8 | 19 | 19.39% |
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10 | 9 | 9.18% |
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