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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 紙の月 《ネタバレ》 劇場で見てよかったです。ただ、この作品が好きかと言われると私は苦手。宮沢りえは美人には感じられないが、木々にイルミネーション輝く中、大学生と歩く時に見せた少女の顔は印象に残りました。小林聡美に美しさを寧ろ感じるのは小市民だからなのか....。あの時に宮沢りえも小林聡美も犯罪という一線を超えたか超えなかったかの違いしかないーという共有する時間があったのはよかったです。でもなぁ、そこからいきなり走っているシーンに飛ばすのはズルいなと。そして最後のタイのシーンはいらないですね。すごく無駄に感じました。安っぽい輪廻感の押し付けに感じました。横領する前の彼女なのでしょうか。どちらにしろ苦手です。その時に着けてる時計を見忘れたなーこの映画は時計がキーになっているので(カルティエの時計を着けることで虚栄心と旦那との乖離とか)。[映画館(邦画)] 7点(2014-12-26 23:25:46) 2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 ダークナイトレベルの作品!って聞いて楽しみにして劇場へ。敵味方よくわかんないまま怒涛のようにノリだけで押し切られた感じ。よかった。アライグマは最初キモさを感じたが最後には愛らしいキャラに感じれるから不思議。続編も楽しみ。[映画館(吹替)] 7点(2014-10-02 09:09:11) 3. 風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 宮崎駿と半藤一利のインタビューを見て楽しみにして劇場へ。観た感想としては「イマイチ」だった。残念。『エゴイズム』が本作のテーマと感じたー高原病院を抜け出す・自分の設計理想を貫く・結婚を家族を呼ばず勢いで行う・タバコを吸う・高原病院へ戻る、そして「俺たちは人殺しの道具ではなく、美しい飛行機を作るのだ」と「君はピラミッドのある世界とない世界、どちらが好きかね?」。これらの『エゴイズム』へ自分は共感はできても共振できずストーリーの展開に遅さを感じている内に終焉の匂いに気付いた。『エゴイズム』達への総括というか決着が曖昧で「観客が個人の問題として考える」入り口へも到達できた作品ではないのではーという不安定な気分のまま映画から掘り出された。自分には戦前戦中の日本の情景を「比較的」リアルに2013年の今に描写した稀有な映画以上の存在にはならなかった。残念。追記:観ていて思ったのだが二郎は「死期が近づいている」菜穂子を愛した。白血病で白く美しい「死期が近づいている」という設定も含めて菜穂子に惹かれたのだ。病人に対して不謹慎な考えなのかもしれないがそう感じた。しかも菜穂子は自分の事を幼少期から「白馬に乗った王子様」と崇拝もしている。自分にはやや引く設定。これも『エゴイズム』なのか。「生きねば」なのか。[映画館(邦画)] 6点(2013-09-02 10:35:40)(良:1票)
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