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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 菊次郎の夏 《ネタバレ》 タケシを中心に大人達が終始徹底的にあらゆる嘘をつき続ける。嘘はずるさの象徴でもあるが、照れ隠しの場合もある。本音や事実を過大にも過小にも表現する。また、嘘には2種類あって、自身の保身や見栄の為の嘘と、相手への優しさの為の嘘。作品前半は前者の嘘が多いのだが、終盤にかけて後者の嘘が多くなる。子供の目を通して、大人のずるさと優しさを嘘により表現している。最後の「また、お母さんを探しに行こうな」では涙が溢れた。9点(2004-05-03 16:31:49)(良:1票) 2. 北の国から '95秘密<TVM> 「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」罪とは、そして赦しとは何かを問う作品。生まれてから家から1歩も出なければ汚れずに生きる事は可能かもしれないが、それは生きていると言えるのか否か・・・。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-10-23 01:10:54) 3. CUBE これはサバイバル映画だと思うのですが、 サバイバルの要件を列挙すると 1、自分の能力を過信しちゃいけない 2、人と喧嘩をしちゃいけない 3、人を信用しちゃいけない この3つかな? 7点(2004-06-06 13:17:46)《改行有》 4. 教祖誕生 たけしもよかったんだけど、各々の教祖が傀儡をよしとせず、教祖としての自覚が出てくるところが、面白い。教祖は役割であって、それをこなす人間は誰でもよいんだけれど、祀り上げられると自分が全能の神になったような気になるのだろうか?会社組織も同じようなもの。会社も1つの宗教みたいなものだから。7点(2004-04-05 03:08:47) 5. きっと忘れない 父に捨てられた子と、妻子を捨てた父の擬似父子関係物語。子供はエリート大学生で父は偏屈な浮浪者で病気と設定がかなりベタだが、話は淡々と進む。途中の「1000万ドル当てよう」が後半に何かつながるのかと思ったが何もなかった。アレは何?7点(2004-03-30 00:25:59) 6. 奇人たちの晩餐会 最後までバカを通して欲しかったが、なんかキレイにまとめちゃったな。最後の最後で、ヒネリはあるけど、とってつけた感じで、あんまり笑えない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-17 12:50:04) 7. キャプテン・ロン ロード(航海)ムービー的な要素のあるハートフルコメディー。カートラッセルがエネルギッシュなキャプテン役で頑張ってます。カリブの海賊?が出てきますが、カートラッセルの方がよっぽど怪しい。特にビキニパンツが・・・。苦難を皆で乗り越えて家族の絆が深まります。ああいう職業って本当にあるんですかね?ちょっと憧れます。各種騒動も全部ヤラセだったりして・・・。誰が見ても普通に楽しめると思います。6点(2004-03-18 04:31:56) 8. 気まぐれな狂気 ちょっと「俺達に明日は無い」的なロードムービーで、最後は皆死ぬんだろうなあと思ったから、「ああやっぱり」という感じだったが、結構楽しめた。ただ、人質や捜査官の潜入など6人の逃避行はちょっと人数多過ぎて散漫な感じもする。 6人詰めの車が観ていて窮屈そうだったよ。6点(2004-02-05 23:48:15) 9. 虚栄のかがり火 「皆どうしようもねーなー」と言いたくなる。病んでるよ。モーガン・フリーマンが怒るのも無理ないよ。6点(2003-12-31 12:00:04) 10. キャスパー 基本的に子供向けだが、ギリで大人も見られるかな。[CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-29 12:20:16) 11. ギルバート・グレイプ 私は独り者で自由気ままに生きているので、はっきり言って主人公の気持ちはよくわからない。退屈している子持ち主婦の不倫相手は出来る鈍感さと、スーパーにケーキを買いに行く事に羞恥心を感じる繊細さを合わせ持ち、そしてそのケーキを食われて爆発し、普段は優しくしていた障害者の弟への暴行。聖人君主なんてこの世にはいないだろうし、人間とはそもそもわけのわからんものだが、それをそのまま演じられても、映画としてはやや物足りなさも感じないわけでもない。5点(2005-03-27 01:58:44) 12. 今日から始まる 社会問題を扱うならドキュメンタリーで十分。どれも断片的でまとまりが無く、説明不足でよくわからないし、中途半端。コレは映画なんだからもうちょっとストーリー性が欲しいところ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-18 03:15:25)
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