みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. キング・オブ・キングス(1961) 「最後の誘惑」などイエス・キリストの生涯を描いた後世の作品をいくつか観た後だと、相当配慮したのかと思うほど、ユダヤ人の描写が穏当ですね。でも、そのために生まれたであろう「バラバの釈放をもってイエスの有罪を表現する」演出がとてもいいと感じました。他にも山上の垂訓や復活してマリアや使途の前に現れる場面など、地味ながら名場面が多いです。[DVD(字幕)] 7点(2020-04-22 08:55:13) 2. 恐怖の足跡 《ネタバレ》 主人公が最初からああだったのなら、途中、他人に認識されたり、されなかったりしたのは何故なのですかね?よく分からない。[DVD(字幕)] 7点(2019-11-04 22:11:40) 3. 奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 ヘレン・ケラーの伝記は子供の頃、くりかえし読みました。映画では、105分という長くはない尺でどうあの人物が描かれるのか気になっていました。その内容は、獣のような人間からコミュニケーションの取れる人間へ変わる転換点を描くものでした。大変密度が濃く感じました。知らない人が見たらコントですらある食事の躾のシーンがまず超圧巻です。二人とも必死の格闘です(この時のカメラワークが恐ろしくテンポ良い!)。そして有名なWATERのシーン。決定的瞬間を見せてもらったと思わずじわっときました。途中までヘレンには諦めの感情、良くて「~さえできればそれでいい」と考えていた家族たちがサリバン先生の熱意に巻き込まれていく様子も見ものです。[DVD(字幕)] 9点(2017-02-03 20:16:25) 4. 飢餓海峡 《ネタバレ》 長い、というのが鑑賞後の第一印象。樽見が八重を殺してしまい、一直線に転落かと思えば、真っ向から犯行を否定。爪などの物証を示されても粘る粘る。八重と書生が殺害されるシーンがなければ、この人本当は無実?と考えたかもしれません。どんな決着を付けるのか注目したのですが突然の自殺。主人公の背景がほとんど描かれていないので納得感が足りません。しかし、戦後間もなくの日本の様子は記憶に残りました。[DVD(邦画)] 6点(2015-09-12 11:51:20)
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