みんなのシネマレビュー |
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1. 今日からヒットマン 公開初日の一回目、舞台挨拶を観てきました。監督、俳優陣の微笑ましいトークが良かったです。本編は、原作を巧みにアレンジし、うまくまとめ上げたと思います。原作ファンが見たとしても、大きく裏切られることは無いでしょう。上映館数が少なかったので、映画館で鑑賞された方は少なかったと思いますが、DVDを借りて見る分には十二分の出来で、是非お勧めしたいです。森下悠里が体当たり演技で、実にけなげでした。原作に忠実ならば、もっと露出度を期待したいところですが、次はどこまで頑張れるでしょうか。武田真治の思い入れがひしひしと感じられる佳作となりました。二作目にも期待します。私は中央の座席にいたので、プレミアムエディションの記念撮影風景に図らずも写ってしまいました。DVDデビューとなった訳で、思い入れもひとしおに文句なしの10点です。[映画館(邦画)] 10点(2010-03-07 02:07:54) 2. 禁じられた遊び(1952) テレビで映画を見ていて、涙が直滑降で落ちたのは初めての体験でした。後に映画館(字幕)で見ましたが、本作は日本語吹き替えで見ても全くクオリティは下がらないと思います。人前で堪えきれず涙せざるをえない名作です。[地上波(吹替)] 10点(2009-08-29 14:49:21) 3. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 爽快! シナリオがすばらしいです。想像以上の出来の良さに、舌を巻きました。タイトルバックがまた秀逸です。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-27 22:58:31) 4. 恐怖の報酬(1977) 《ネタバレ》 オリジナルに比べるとリメイクは評価が落ちるのが通り相場ですね。本作も大方の評価はそのようですが、私は大変おもしろいと思いました。多分トラックの吹っ飛び方が、こちらの方が哀れに思われたからと思います。フリードキンの乾いた描き方も好みです。ですから、オリジナルより、本作の方に高い点をつけます。いつか「その時が来る」とわかっていながらも、ハラハラと緊張感が持続する演出はさすがです。[ビデオ(字幕)] 9点(2007-04-22 08:27:01)(良:1票) 5. 恐竜100万年 子供の頃、映画館で見ました。大きなスクリーンで動く恐竜に胸を躍らせたものです。ラクエル・ウェルチにもあこがれを抱きました。映像の威力を教えてくれた映画ですね。思い入れがあるので9点です。[映画館(字幕)] 9点(2006-12-31 00:12:58) 6. キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 追う者と追われる者のスリリングな攻防をスピーディに描いています。激しい銃撃戦、肉弾戦とてんこ盛りで最後まで緊張感が持続しました。デニーロの出番が少ないのですが、いい味出しています。面白く見ました。[映画館(字幕)] 8点(2012-09-10 22:40:12) 7. 奇跡の人(1962) 奇跡の人はサリヴァンですね。[地上波(吹替)] 8点(2012-09-02 20:59:06) 8. 恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 ニトログリセリンの恐ろしさを教えてくれる映画。「強い振動=失敗=死」という単純な図式がよいです。フリードキンによるリメイクも好きですが、役者陣の魅力はこちらが上と思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-04-22 08:17:36) 9. 麒麟の翼~劇場版・新参者~ 《ネタバレ》 傑作と思えるテレビの映画化です。ファンにとって期待は大きく、評価のハードルは自然と高くなるものですが、面白く見ることができました。阿部寛が演じる加賀恭一郎は本当に素晴らしいです。彼のはまり役ですね。ただ、ストーリーに対する不満がいくつかありました。中井貴一の名誉ははたして回復されたのでしょうか? 中井貴一の息子は感心できる人物だったでしょうか? 事件の背景にある過去はきっちりと清算され、償いや裁きはされたのでしょうか? 新垣結衣の彼氏の行為は同情に値するものでしょうか? それから、犯人の推理をしようと懸命に考えながら見ましたが、これでは正しく推理できないと思います。もう少し、犯人暴露の前の「ため」をつくって、整理して考える時間が欲しかったです。また、テレビのようにあいつが怪しい、こいつも怪しいと行った展開にして欲しかったとも思います。むかし、日本橋を初めて訪れたとき、「え、ここが?」と正直思いました。首都高が空を塞いでいて、なんとも絵にならない風景にがっかりでした。首都高の撤去計画があるそうで、歌川広重の東海道五十三次の日本橋を彷彿させる新しい日本橋に生まれ変わって欲しいと思います。[地上波(邦画)] 7点(2013-01-14 05:25:12) 10. Kids Return キッズ・リターン 北野武監督の乾いたタッチが素晴らしいです。 良い役者がたくさん出ていますね。台詞回しも心に残ります。突き抜けきれない閉塞感が全編を覆っているのですが、鑑賞後に、未来を爽やかさに感じさせてくれます。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-08 23:31:54) 11. 危険なめぐり逢い ルネ・クレマン監督がシドニー・ローム、マリア・シュナイダーを配して撮り上げましたが、忘れ去られたサスペンス映画の佳作です。シドニー・ロームが毒気のある花ならば、マリア・シュナイダーがまさにあどけない少女で、実に可愛らしかったです。よく練られた脚本とはいえないのですが、この作品は監督、役者を楽しむと割り切れば納得で、満足のいく出来映えでした。聞いたことがあるような特徴のない邦題が印象を希薄にしているのが残念です。私は試写会に行く機会に恵まれたのですが、実に幸運なことでした。思い出の作品です。[試写会(字幕)] 7点(2011-02-06 23:54:04) 12. 嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 中谷美紀のスクワットにしびれました。[DVD(邦画)] 7点(2007-11-05 22:20:34) 13. キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 後半の銃撃戦は圧巻。前半の捜索シーンは退屈。意図したものだろうが、カメラの手ぶれが大きくて、見づらかったのが残念。結局、何の解決にもなっていないのだが、現実をドーンと突きつけられた重みがあった。[映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 23:26:52)(良:1票) 14. キャット・バルー リー・マーヴィンのアカデミー主演男優賞受賞作ということで鑑賞。こんなにコミカルで、楽しい映画とは思わなかった。オーソドックスな西部劇を期待すると肩すかしを食らうかもしれない。総合的に考えて、私の中では7点だが、良い作品だ。見て損はない。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-15 21:36:40) 15. キングコング対ゴジラ 「え、キングコングとゴジラが戦うの!? 」子供の頃興奮して見ました。これと似た興奮を後に味わったのは「アリ対猪木戦」が実現したときですね。[地上波(邦画)] 6点(2011-02-05 09:58:52) 16. キサラギ 《ネタバレ》 そこそこ面白かったです。登場人物5人ですっきりとまとめていただきたかった。最後の20分は蛇足だと思います。[地上波(邦画)] 6点(2008-08-19 00:43:28) 17. 鬼龍院花子の生涯 日本映画のパワーを感じさせてくれ、良いものを見させてもらった思いがする。仲代達矢と夏目雅子のオーラが画面にみなぎっている。仙道敦子も非常に良かった。後半の展開が破綻気味なのは少々残念。[地上波(邦画)] 6点(2008-03-27 23:08:14) 18. 恐怖のメロディ 《ネタバレ》 クリント・イーストウッド初監督作品です。評論家筋の評価は非常に高いものでした。彼が後にアカデミー監督賞を受賞するまでの名監督になると、誰が予想しえたでしょうか。久々に見返しましたが、注文があるものの、十分なクオリティで、面白かったです。海岸風景や、オープンカー、ジャズフェスティバルにラブシーンと、イーストウッドが撮り放題にしたことが好結果に繋がったと思います。山田康雄の日本語吹き替えはやはり安心して聞くことができて、素晴らしいです。[地上波(吹替)] 6点(2008-03-08 19:01:02) 19. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 不満があるけれど、これで物語に一応のけじめがついた。もっと強い、強~いシャアを見たかったです。[DVD(邦画)] 6点(2007-10-17 07:32:13) 20. 気狂いピエロ 起承転結のはっきりした映画作りを否定するところにこの映画は成り立っていると思います。雰囲気がありますね。けれど、(ゴダールに限らずですが、)フランス映画って、センスがあるようでいて、じつは表現がすごく下品なんじゃないかといつも思ってしまいます。台詞も会話の妙というより、退屈なものが多いです。ジャン・ポール・ベルモンドはいつ見ても絵になりますね。名優です。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-14 11:58:16)
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