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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. キューポラのある街 《ネタバレ》 なるほど、吉永小百合が早稲田の二文(夜間)に 進学したのは、この映画のためだったかと思える。 いい映画です。 苦難に屈せず、希望に充ち溢れている。 好感度抜群!小百合ちゃん♪[DVD(邦画)] 7点(2024-07-31 13:10:19)《改行有》 2. 切られ与三郎 《ネタバレ》 伊藤大輔は、そうなんだよなぁ・・ 絶体絶命のシーンから、絶命しちゃうんだなぁ・・ だから、こんな状況でも助かっちゃう黒澤明に比べて、後世まで伝わってないんだよねぇ・・ でも、すごい作品なんだよなぁ・・ 死んだはずだよ、お富さん♪のエピソードを巧みに取り込んで、 モテモテ男の悲劇を、また市川雷蔵がハマりまくって演じている・・ そして、数々の女の裏切り(?)にあいながら、養子先の妹だけは、 自分を本当に愛してたと知り、死んじゃうんだよなぁ・・ シェイクスピアみたいな芳醇な作品が、日本映画にはあるってことを知ってほしい・・[ビデオ(邦画)] 8点(2021-05-29 23:03:17)《改行有》 3. 気狂いピエロ 《ネタバレ》 さてゴダールものである。 以前「右側に気をつけろ」を観て、さっぱり意味が分からなかったので、 今回は理論武装して、挑んだ。 当時の映画のあり方に批判的、実験的に模索していたのがヌーベルバーグである。 ゴダールの本作は、その代表ともいえる作品で、実験的かつ政治的メッセージをこめた代表作である。 今では、政治的メッセージを込めた実験映画は、数多く創られていて、youtubeなどでも散見される。 本作では、男女の会話で、それらしきことがほのめかされるだけだが、当時は衝撃的だった。 ストーリーはまったくない?(原作があるみたいだけど・・) ただ当時のアメリカのベトナム戦争や、世界を変えつつあった消費文化を 風刺しつつ、シネマスコープのスタイリッシュな映像で男女の逃避行が描かれる。 (男女の逃避行と言えば、「俺たちに明日はない」だが、この作品の2年後である) 筋を追って、観ていたら、何が何だがさっぱり分からなくなってしまうとこだろう。 「勝手にしやがれ」はまだ映画として成立していたが・・ まったく「ゴダールには気をつけろ」だ(笑) ※「ゴダールに気をつけろ」という映画本がありますね。図書館ででも見てみようっと。[ビデオ(字幕)] 7点(2018-12-06 17:01:40)《改行有》 4. 斬る(1962) 《ネタバレ》 もうこの時代にここまで完成された映像の時代劇があったのか、というのが正直な感想。姉弟の二人のエピソードが凄い。姉の弟を救うためにとった行動が特に・・。後に弟と出逢ったときに、もうちょっと弟との感情の交流があればなぁとも思ったが。でも市川雷蔵の時代劇は、丁寧な感情の流れというより、非情な時代の秘剣モノというとこが見所みたいね。面白い![DVD(邦画)] 7点(2014-01-02 02:30:03) 5. 霧の旗(1965) 消費税が上がり、経済が右肩下がりのこれからの日本。時代は松本清張という気がして、観ました。山田洋次って本当は女性がこわい?倍賞さんの敵の弱みをにぎってからの優しい表情に「こわ~」という感じでした。[ビデオ(邦画)] 7点(2012-08-13 06:18:00)
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