みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 傷だらけの栄光 伝記映画ということで、実在したボクサー役をポール・ニューマンが好演。 もちろんドラマとしての作りも悪くないけど、シルベスター・スタローンの「ロッキー」や、 「あしたのジョー」に通ずるシーンなどもあって、そういった点での別の楽しみ方もできます。 単純なサクセス・ストーリーものと言ってしまえばそれまでだけど、「挫折と栄光」をテーマに、 男の生き様を感じさせてくれる作品ではある。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-03-21 04:44:28)《改行有》 2. 禁断の惑星 かなり古いSF映画だが、合成シーンも悪くないし、シナリオもまあまあなので、 普通のクラシック映画として十分楽しめます。女性が一人だけの出演ということで、 このかわいい女優さんが出ずっぱり。目の保養になって観やすい反面、やはり甘さが・・・。 総体的にはソフトな仕上がり、品のいい特撮もののテレビ映画といった雰囲気。 隊長役がレスリー・ニールセンだなんて、最後まで全然気づかなかった。[DVD(字幕)] 5点(2012-02-01 01:39:32)《改行有》 3. 禁じられた遊び(1952) 戦争孤児になった少女の目を通し、戦争の悲惨な現実と残酷さを描いた作品。 子供たちの"禁じられた遊び"そのものが、テーマになっているのはわかるんだけど、 その中には戦争に直接関係のないものも含まれていて、ちょっと首を捻る部分も。 恐らく観る人によって捉え方が違うのだろうし、もっと深い意味があるのかもしれない。 そういった点では多少想像力を使う作品だが、逆にラストはストレートな演出で、 哀愁感たっぷりのメロディーとともに、心にずっしりと響いてくる。 主役の小さな女の子は全編ほとんど出ずっぱりだが、いったいどうやって演技指導したのか? とにかくうまくてびっくりした。若い人にぜひ観てほしい作品だが、ちょっと難しいかな。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-28 12:59:07)《改行有》 4. 去年の夏 突然に 冒頭の設定が期待感を抱かせる作品で、サスペンス・スリラーのタッチで物語は展開。 真相が暴かれるラストまで中々見せてくれるのだが、謎解きの場面では評価が分かれるかも。 精神世界と言うか、幻想的と言うか、ある意味深いと言えば深いし、 その反面「ん?」という印象も。K.ヘップバーンは怪しげな未亡人役を見事に演じ、 E.テイラーの相変わらずの美しさには惚れ惚れ。キャスティングは見応えたっぷりだったが、 何とも不可思議なサスペンス映画だった。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-17 07:50:36)《改行有》 5. 恐怖の報酬(1953) タイトル通りの映画。150分と時間が長く、最初の1時間ぐらいは退屈だったのだが、 中盤からは緊張感とスリルで手に汗を握ってしまった。 序盤は状況設定の描写に終始しているが、やはりちょっと物足りない。 登場人物達のキャラをもっと掘り下げるなり、何かしらのドラマ性を持たせるなりしていれば、 作品の出来はさらに良くなったと思う。ラストのオチは読めるが、全般的に演出のいい作品。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-14 17:33:49)《改行有》 6. キング・ソロモン(1950) アフリカ未開の奥地を探検する、一応冒険ものの作品。 財宝といったキーワードはあくまで付け足しのようなもので、 原住民達のエピソードがやたら多く、ストーリー的な面白さは感じられなかった。 見所としてはデボラ・カーのちょっとヌケた妻役と、様々な生き物の生態が観れるシーン。 まるでサファリパークを見学しているようで、映像はきれいだったけど、 当然のことながら緊張感は全くなし。娯楽性を求める映画じゃないのかもね。[DVD(字幕)] 2点(2011-07-17 03:30:19)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS