みんなのシネマレビュー |
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21. 銀河鉄道の夜(1985) 猫(動物)による擬人化は苦手なので、長らく避けていた作品。でも、観ればそんなに毛嫌いするほど悪くはありませんでした。…が、やはり画的な問題に不満が残る。予算が少なかったのかどうかわからないが、この時代でも充分に手をかける技術はあったハズ。ちなみに、あまり文学っ子ではなかったので原作を未読の為、幼少の頃「銀河鉄道999」と「銀河鉄道の夜(原作)」の区別が付かず、混同していました。観れば、主人公・ジョバンニが鉄郎に…カムパネルラがメーテルに見えてしまうあたり、全体的な雰囲気からしてやはり「999」の方はオマージュなのか…(?)と思わずしてならない(もしも主人公が猫じゃなく、人間のキャラだったらホントに区別がつかない…)。言わんとする事がどこか哲学的で独特な世界観に仕上がっているのは実に素晴らしい。7点(2003-08-11 23:06:27) 22. キャスパー クリスティーナ・リッチは最高! 可愛いだけじゃない、彼女の演技はとても好感が持てます。ただし、子供向けな作品なので映画の評価は可も無く不可も無く…と言った所。幽霊のキャスパーと女の子が出会えば、それなり想像できるストーリー予想。子供時代ならともかく、先を観たい!…とまで楽しめるものでは無いので、この点が妥当な所。 5点(2003-08-11 22:52:16) 23. CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997) かなり昔、やはり実写版でドラマ化(2時間)されていた「キャッツ・アイ」。その時は瞳を早見優がやっていたが、まだその方がマシかもしれない(←あッ、でも俊夫は西城秀樹だからなア…)。映画化したものの、ミスキャストで構成された3姉妹にキャッツ・アイの魅力ナシ。しかも、あのセクシーコスチュームはいただけません。大体、原作を誇張する意図が理解できない。表面上だけ良くしても、基本となるストーリーがメチャクチャならば、原作を映画化する意味はない。 2点(2003-04-28 21:00:59) 24. 9か月 まさか出てくるとは思わなかった…、しかも脇役でロビン・ウィリアムスが(笑)。滑稽な医者役がツボにハマッて、かなり笑えました。…で、ロビンがこの映画を喰っちゃってるので、ストーリーの印象が薄し。3点(2003-04-27 15:22:42) 25. 機動警察パトレイバー 原作を押井風に変えているので、もしかしたら基本を愛する方には少し違った印象に見えるかもしれないが、個人的には好きなアニメ映画です。当時としては普及率の低いコンピューター(ウイルス)という画期的な素材を通して、リアルにアニメ映画にもってきたのは新鮮で、尚且つ時代の先読みした映画は滅多にありません。知識がないからこそワクワクしてしまう。ホントに、アニメでありながら不思議と実写に見えてしまうあたりもこの作品のスゴイ所。7点(2003-04-24 21:28:54) 26. ギフト(2000) 詮索しない・先入観を持たない…そんな馬鹿者の私でも、すぐに犯人が見当がついてしまった(苦)。非常にオーソドックスな作りで、この手の映画を好んで観賞してきた人にはぬるいカナ…と。そもそも、ケイト・ブランシェット扮するアニーが、序盤にジェシカ(ケイティ・ホームズ)のその後の運命が見えたわけで…。なぜか教えてあげないアニーがとても不自然であり自己意識が強いように見える。アニーが他人の運命を見抜く能力が有りつつ、ストーリー上の都合に合わせて見えたり見えなかったり…。ちなみに、気になったのでアニーが見た夢を占いに当てはめてみた。ユリ(花)が枯れる夢は、自分の魅力がなくなることへの焦り。楽器を鳴らす(バイオリン弾きの男)夢は自己主張願望がある…だそうだ(だからどうした)。4点(2003-04-20 17:35:24) 27. 危険な遊び(1993) マコーレー・カルキンが、それまでの自分に対するイメージを一新したい…と意欲的に出演した作品。可愛い笑顔の裏で、冷酷な一面を除かせる、そんな役をカルキンは演じていましたが、彼のイメージがどうしても善的で、悪役を演じるには少し物足りなかったかな…と。[映画館(字幕)] 5点(2003-04-15 19:47:19)
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