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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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21.  紀ノ川 《ネタバレ》 困った。どうするえぇ?書きたいこと、言いたいことを全部放浪紳士チャーリーさんに書かれていて何を書けば良いのか困ってしまうえぇ!あの流れる紀ノ川の水の美しさ、舞台となっている和歌山県のこの風景の美しさ、そして、司葉子の美しさと娘、岩下志麻の美しさ、何もかもが本当に美しいでのし!あの音楽にしても美しい上に何とも力強くて、それはまるでこの映画の主人公、司葉子演じる花の人生そのもののようであり、旧家のお嬢さんが代議士の妻へとなる姿などは本当に司葉子の人生そのままのような気がしてならない。そんな司葉子と岩下志麻の親子を見るとついつい、別の物を思い浮かべてしまう。それは何もこの二人に限ったことではなく、昔の日本映画ばかり見ているからか?横溝正史原作の話を想像してしまう。更に所々で使われる言葉使いの「のし」だの「よし」に「何々してえぇ」だのって、まるで増村監督の「華岡青洲の妻」みいだと思ったら何と原作者が同じである。これにはびっくりさせられるえぇ!同じ原作者の話でもあちらほどドロドロしてないし、見やすいという点ではこちらの方が見やすいと思うが、増村作品ほどのえぐい感じと力強さ、女同士の戦い、例えば今作では司葉子が岩下志麻が自転車に乗って楽しんでいるのを見つけて叱り付ける場面にしても「華岡青洲の妻」の高峰秀子と若尾文子の二人ほどの凄みはない。そういう話なので仕方ないかもしれないけど少し物足りなさも残る。しかし、一本の作品として見るとなかなかよく出来ている。主人公の生い立ち、老いて行く心理というもの、それは紀ノ川の流れる水のように人生とは速く進むもの、誰だっていつかは必ず老いて行くものであるというようなものを美しい映像と俳優陣の素晴らしい演技で見せてくれている。中村登監督、この監督は「古都」でも解るように日本の四季の美しさを描かせたら間違いなくトップクラスに入る監督であるとこの映画を見て改めて思いました。最後に年老いた司葉子の花が歩く場面、あれでもっと身体を曲げて、前屈みで歩くとまるで「悪魔の手毬唄」の老婆(青池リカ)を思ってしまうのは私だけかのし?何か「のし」の使い方やはり違ってるかもしれんえぇ!←多分、この「えぇ」の使い方も違うなあ?[ビデオ(邦画)] 7点(2008-09-16 22:23:03)(笑:1票)

22.  斬る(1968) これは確かに似ている。黒澤明監督の「椿三十郎」と似たストーリー、しかしながら雰囲気は「用心棒」に近い。時代劇ではあるけど西部劇のような雰囲気を全体から感じる。「椿三十郎」や「用心棒」に比べると確かに出来としては劣るような気がするし、仲代達矢にしても三船敏郎のような侍としてのオーラがないし、緊張感という意味でも弱い。しかし、作品全体がコミカルなところなどは監督が喜劇を撮らせて上手い岡本喜八監督らしさを感じる作りになっていて、これはこれで一本の映画としてなかなかの出来にあることは間違いない。少なくともやたら評判の時代劇で山田洋次監督が撮った「たそがれ清兵衛」よりはずっと面白いし、好きです。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-08-02 21:08:22)

23.  喜劇 逆転旅行 これ、面白い!冒頭の列車の中のシーンからして凄く笑える。名優フランキー堺と伴淳三郎の列車内でのやり取り、更に倍賞千恵子がなんとこの作品の中ではフランキー堺を誘惑しまくるという役で登場!出ている俳優達の演技、会話、それだけでもこの作品、かなり笑える仕上がりに満足のいく出来栄え!フランキー堺、この人、本当に上手いし、画面にフランキー堺が出てくるだけで笑えるのが凄い。フランキー堺の1人芝居の笑えること!傑作というよりも快作て言った方が良いような日本映画ならではの笑いがここにはある。これはとにかくフランキー堺という名優の良さ、面白さが十分に現れていて、フランキー堺なら一度は観るへきだ![ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-13 22:26:56)

24.  喜劇 女は度胸 《ネタバレ》 森崎東監督の監督デビュー作は後の森崎東作品に見られるパワフルで出てくる人達はみんなして、バカな奴きりによる森崎ワールドが発揮されていて、そんなバカな人間の哀しさみたいなものが描かれている。原案は山田洋次だけあって寅さんのような雰囲気十分でとにかく面白い。渥美清のお調子の良さ、この映画はまさしく寅さんの原点のような内容で寅さん好きなら間違いなく楽しめる筈です。弟が自分と同じ女と付き合ってると誤解したことから生じる様々な人間模様、ヒロイン賠償美津子の映画デビュー作品らしいが、女は度胸とあるように本当に女は度胸があるなあ!と観ていて思った。女の強さとは反対に男の弱さ、だらしなさが身に染みる。森崎東監督の持ち味十分の喜劇です。[映画館(邦画)] 8点(2008-01-14 17:41:11)

25.  銀座の恋の物語 《ネタバレ》 何だか出演者の顔ぶれだけを見ると(見てしまうと)銀座の恋の物語てよりは葛飾の恋の物語って感じがしてしまいます。浅丘ルリ子にちょとしか出てこないけど、意地の悪そうなおばさんて感じの三崎千恵子に後半になって出てくるお医者さん役の下条正巳て、何だか寅さんシリーズみたいだよ!リリーにおばちゃんとおいちゃんの三人が一つの作品の中に出てくる。それだけで寅さんシリーズを思い浮かべてしまった。おまけに石原裕次郎の役名が伴次郎だから良いものの、これが寅次朗だったらと思うと、何か違うことを想像せずにはいられない。それはさておき同じ監督で同じ石原裕次郎と浅丘ルリ子競演による「憎いあんちくしょう」よりは二人のキャラクターに好感出来て良かった。この映画のタイトルにもなっている音楽の使い方もなかなか良い。記憶を取り戻す浅丘ルリ子の演技にこの当時、まだ二十代前半とはとても思えない演技力というものを感じる。前半よりも後半、浅丘ルリ子が事故により記憶を失ってからのドラマの方が私は好きですし、楽しめた。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 14:05:02)

26.  喜劇 駅前団地 《ネタバレ》 駅前団地というその名の通り、駅前にある団地内で何人もの人達が多くのトラブルを起こしつつも、一生懸命、生きる姿をコメディタッチで描いたこの作品、どの俳優も持ち味を十分に発揮しているものの、物凄い面白かったかというと、けして、つまらなくはないけど、特別面白いとも思えなかった。それなりに楽しめた程度の内容なんで、この点数ですが、この作品は何と今は亡き、坂本九さんの姿を観ることが出来ます。しかも、その役名がこれまた九ちゃんとは、坂本九ちゃんファンには必見の価値ありだと思います。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-30 23:07:31)

27.  霧の旗(1965) 《ネタバレ》 イニシャルKさん、すいません。お先に書かせてもらいます。山田洋次監督による何とも残酷であり、人間の持っている恐ろしさ、やるせなさとでも言うべきか?裏切り、裏切られた者の悲しさ、やるせない気持ちというものをモノクロの画面から漂う無情感のある映像美で見せ、無実の兄をお金の為に救わなかった弁護士に対する一人の女性の恨みというものを見事に描いている。脚本が何とあの橋本忍だけあって、見事なまでに計算された仕上がりになっていて感心させられました。倍賞千恵子のこんな恐ろしい演技、冷たい態度を初めて見ました。[DVD(邦画)] 8点(2006-04-08 18:27:19)

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