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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1880
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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41.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 当時、若干11歳のクロエ・グレース・モレッツちゃんが演じたヒットガールのポップでキュートな可愛さでもって僕のロリコン魂を完全に燃え上がらせてしまった前作から早や数年――。この度、期待に胸と何処かを高鳴らせながら、ようやく続編である今作を鑑賞してみました。いやー、クロエちゃん、すっかり〝女の子〟から〝女〟へと成長してしまいましたね~。仕方のないこととは言え、一抹の寂しさを感じざるをえない僕なのでありました。こういうのを日本的情緒でもって表現すると〝もののあはれ〟と言うのでしょうか(笑)。さて、そんなすっかり成長してしまったヒットガールちゃんなのですが、やっぱり前作でのその強烈な個性でもって観客に絶大なるインパクトを残したことを思えば、さすがに今回はいたって普通のどこにでもいるような正義のヒーローになっちゃいましたね、これ。前作で爆裂していた彼女の魅力って、社会のくだらない常識やモラルなんかを軽々と踏み越えて退屈な大人たちをぼこぼこにする幼き少女という、他を寄せ付けない爽快なまでにぶっ飛んだキャラクター性にあったと思うのだけど、この「女の子として普通におしゃれしたい!恋だってしたい!なのにヒーローにならなきゃいけないなんて…」というあまりにも凡庸な悩みに揺れ動く今回の彼女って、ちょっと常識的に過ぎて魅力が半減しちゃってますって。やっぱりヒットガールちゃんと言えば、危険な放送禁止用語を連発し常にナイフやマグナムを恋人に、ちっぽけな常識やモラルなんかとは無縁の孤高のロリキャラであってほしかった。と、ここまで書いてきて気付いたけれどこの映画の主役って確かキックアスでしたね(笑)。今回も主役であるはずの彼がいったい何をしていたのか、観終わってすぐだというのにほとんど記憶に残ってません。そんなわけで、「キックアス」ってヒットガールちゃんの魅力だけが最高に素晴らしかったのであって、そんな彼女の魅力が半減しちゃえばあとには5点程度の映画しか残らなかったんだなー、ということを再確認させてもらいました。でも、大きくなったとはいえクロエちゃんはこれはこれで可愛かったので+1点っす![DVD(字幕)] 6点(2015-06-02 01:16:44)(笑:1票) (良:1票)

42.  ギャングバスターズ 《ネタバレ》 今朝、あのクズのようなギャングどもをぶっ殺していたのはアンタたち兄弟でしょ?嘘言わないで。ねえ、お金はちゃんと払うから、あたしのお願いも聞いてほしいの――。うだるような熱気に包まれたアメリカ南部のとある田舎町。保安官の庇護の下、まだるっこしい法律など度外視して社会に蔓延るクズのようなチンピラどもに制裁をくだしていたウーディ3兄弟。ある日、そんな彼らは謎の美女からとある依頼を受けるのだった。それは、凶悪なギャングたちのボスから彼女の名付け子である少年を取り戻してくれというもの。多額の報酬に惹かれて、愛用のショットガンや自動小銃を手にウーディ兄弟は、そんなギャングたちのボスの豪邸へと向かったのだったが…。アメリカ南部の田舎町を舞台に、破天荒な日常を生きるそんな“ギャングバスターズ”たちの活躍を小気味よく描いたB級テイストのアクション・エンタメ作品。いやー、とにかくタランティーノやロドリゲスの影響を色濃く受け継いだ作品でしたね、これ。見ているだけでじんわりと汗が滲み出てきそうな乾いた映像、軽快でノリのいい音楽、スピーディで分かりやすいストーリー展開、アクの強い個性豊かな登場人物たち…。てか、これってまんまタランティーノ&ロドリゲスの世界観を踏襲しただけですやん(笑)。もうちょっとこの作品ならではという個性が欲しかったですね。それに演出の所々に「?」な部分があってそこもちょっぴり気になりました(特に、いまいち盛り上がりに欠けるクライマックス!)。でもまあ、肩の凝らないアクション映画として僕はぼちぼち楽しむことが出来たかな~。色仕掛けで男どもを殺しちゃうセクシー殺し屋美女軍団とかも、まあちょっとおばちゃん比率が高かったとはいえ、けっこう堪能させてもらったし。てか、観終わって冷静になって考えてみたら、この悩殺セクシー殺し屋ちゃんたち普通に弱すぎっしょ(笑)。完全に、男の観客のスケベ心に応えたサービスエピソードでしたね~。ま、アリだったけどさ(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-28 02:04:12)(笑:1票)

43.  キャビン 《ネタバレ》 人里離れた山奥のロッジへとバカンスに訪れた大学生五人組。だが、そこには人智を越えた存在が待ち構えていたのだった。そんなベタベタな展開に、何故か彼らを監視するスタッフと思しき謎の人物たちが絡んでくる。「いったいどういうこっちゃねん!」と思っていたら最後の最後で納得。これっていわゆるメタフィクションだったのですね。主人公たちを監視しストーリーを導いてゆくスタッフたちはまさに映画製作陣、そして太古の神々は僕たち観客ということなのでしょう。「これってどうなるんすか?」「ここでゾンビどもが出てくるんだよ(半漁人でも良いけど)!」「くそー、日本もなかなか良いホラー創ってんじゃねーか」「うん、ここいらでオッパイ出しとかなきゃあかんやろー」とノリノリでストーリーを紡ぎだしてゆく彼らの姿は、若かりし日のサム・ライミをも髣髴とさせます。そして最後に満を持して登場するシガニーウィーバーはまさに映画会社のお偉いさん。いかにベタな内容の映画がウケるかを滔々と解説する彼女の姿には笑っちゃいました。しかし、そんな彼女に反発するかのように映画はまさかのハッピーエンドへと向かい始めます。最後、「結局、清楚なヒロインの女の子はチャラいくせに理屈っぽいサブカル野郎と手に手をとって幸せに死んでいくのかよ!ごるぁ!」とDVDプレーヤーの停止ボタンを押すかの如く出てくる世界を崩壊させる太古の神々の手は、そんな映画を散々観まくってきた監督の魂の叫びですね(基本、映画オタクはリア充嫌いだし笑)。確かに後半のぶっ飛んだ怒涛の展開(映画オタクにはたまらんキャラがいっぱい出てきます笑)には圧倒されましたけど、映画としてさすがにこれは反則だろー。でも一回だけなら許しちゃう。ちきしょー、面白かったじゃん、これ。でも、今回だけだよ、次やったら怒るからね(笑)。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-26 12:05:12)(笑:2票)

44.  きっと ここが帰る場所 《ネタバレ》 かつて栄華を誇った、ショーン・ペン演じるロックスター・シャイアン。だが、若いころの自堕落な生活がたたってか、いまや精神的に不安定なしょぼくれたジジイとなってしまった。ある日、彼の元に30年間音信不通だった父親が死去したという知らせが届く。単身、葬儀に参列するためにアメリカへと向かったシャイアンは、そこで父のアウシュビッツでの秘められた過去を知り、そのまま父の無念を晴らすためにナチ残党を捜す行き当たりばったりな旅へと出ることに。いかにも天才肌で変わり者のそんな主人公の、目的は高尚なのに実際はゆるーい一人旅をユーモラスに描いたへんてこなロードムービー。こういう「どうだい?このユーモアとペーソスとシリアスが不思議に入り混じったセンス溢れる世界観はなかなか新しいでしょ」と観客にことさらひけらかすような映画って(確かに多少はセンスあることは認めますけど!)あんまり好きじゃないです!ホロコーストの扱い方もこれじゃ実際の被害者の方に失礼なんじゃないかと思いました。でもまあ、ショーン・ペンの今までのキャリアとは掛け離れた演技をいまだアグレッシブに追及するその姿勢には好感が持てたけどね。実際、彼にはこういう趣味があるんじゃないかとさえ思っちゃいました(笑)。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-25 06:40:51)

45.  キック・アス 《ネタバレ》 前に、「スーパー!」っていう映画を観終わって本サイトを覗いてみたらやたらとこの映画のことが引き合いに出されていて、気になってずっと借りたいと思っていたのだけど、いくら探しても近所のビデオ屋さんには置いてなくて、この度たまたま立ち寄ったツタヤで偶然発見。ツタヤだけといううたい文句に「なんだよ、ツタヤ限定だったのかよー。そりゃゲオでいくら探したってないはずだよー」とちょっぴり不貞腐れながら鑑賞。うん、正義と独善の差をシニカルに取り上げた「スーパー!」と違い、こちらは何処までもオタクで童貞の冴えないティーンエイジャーの妄想力爆発のエンタメ作品でした。こういう馬鹿馬鹿しい映画って昔からけっこう好きなのだけど、ちょっとおれの好みとはずれてるかなー。もっとハチャメチャしてくれても良かったと思うのだけど、ビックダディ&ヒットガールに比べて肝心の主人公のキックアスがおとなしすぎるのがおれには物足りなかったです。それでも、紫頭にアイマスク姿で屈強な男どもを次から次へと薙ぎ倒すヒットガールのポップでキュートな可愛さには、ちょっぴりロリコンの気があるおれとしては完全にノックアウトされちゃいました。ヤバい、可愛すぎるって、ヒットガール!あぁー、おれもヒットガールちゃんに無茶苦茶にされたい!!ということで+2点(笑)。スピンオフで、彼女を主人公に一本映画を撮って欲しいなー。ってもう彼女は成長してしまってるから無理なんだろうけど。そんな女の子の成長の速さが、ロリコンとしては辛いところっす(笑)。[DVD(字幕)] 8点(2015-04-25 06:24:32)(良:1票)

46.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 いまさら言うことでもないだろうけど、インドという国はまだまだ若い。日本の高度経済成長期のように、誰もが前を向き、誰もがただ幸せになることを夢見て努力した結果、国全体がどんどんと豊かになろうとしている。ただ、努力すれば誰でもある程度の中産階級以上となることが出来たあのころの日本と違い、激化する競争社会の弊害により貧富の格差は拡がるばかり、プレッシャーに負けた若い学生の間には自殺が流行し、そして社会の鬱憤が爆発するかのように多発する女性への暴行事件…、そんな負の側面を抱えながらも、それでもまだまだ若い活力に満ちたインドの人々は豊かさを追い求めてしっかりと前を向き歩き続けている。今作の主人公である、ランチョーを初めとする3人の若者たちもまた未来に目を向けている。だが、地方から出てきて全国でも有数の工科大学へと入学した彼らだったが競争社会が生み出す矛盾や悲劇へと直面してしまうことに。「こんな社会を少しでも変えたい!」。シンプルにそう願う彼らと、競争主義の申し子のようなステレオタイプな学長との闘争をいかにもインドらしくエネルギッシュで猥雑にそして時にはきつい毒を滲ませたギャグの数々で描き、そんな社会的矛盾を軽快に笑い飛ばすこの映画は今のインドという国を象徴しているように僕には思える。まさにこれぞ〝ボリウッド〟という過剰なまでの人生賛歌コメディなのに、最後まで全く押し付けがましくなく、ちゃんと社会の闇を直視しながら素直に笑って泣けて元気が出る良質のエンタメ映画に仕上げてしまうところは、いかにも活力に満ちた若い国のなせる技だろう。最後、次々と回収されてゆく伏線の数々もよく練られていて見事だった。正直、これまでインド映画というものをほとんど観てこなかった為、中盤までは「この題材で3時間はさすがに長すぎないか?」と思っていたのだけど、この底抜けに明るい雰囲気と、パワフルで魅力的な音楽の数々、ほとんど無駄のないシンプルなストーリーとで最後まで一気に見せ切るところなど素直に驚嘆させられた。久々に観ている間こんなにも楽しく、観終わってこんなにも爽快な気分になれる映画に出会えたように思う。こんな無邪気な映画を嫌味なく創れるインドという国の若さが僕には羨ましい。最近嫌なことがあって少し落ち込み気味だった僕の心には、まだ彼らの歌声が明るく鳴り響いている、「兄弟、きっと、全てうま~くい~く♪ 」。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-14 22:54:49)

47.  危険なメソッド 《ネタバレ》 「人間は、男も女も真面目な人もちゃらんぽらんな人もじいさんもばあさんも子供たちも、みんなみんなセックスしたいがために生きとんねん!!」という身も蓋もないリビドー論を確立し、近代における精神疾患治療を飛躍的に向上させた、偉大な精神分析学者であるフロイト(ちょっぴり独断と偏見入ってます笑)。彼の忠実な弟子でありながら、考え方の違いによりのちに袂を分かつことになるユング。精神疾患を患い、そんなユングの患者となる若く美しい女性ザビーナ。長年にわたる彼らの三者三様の愛憎とプライドと性衝動が複雑に絡み合う心理ドラマ。かつてグロ映画界の巨匠として名を馳せたものの、最近はなんだか分かりにくい良く言えば芸術的、悪く言えば退屈な作品ばかり撮っているクローネンバーグ監督、史実をモデルにしたという今作もそんな例に漏れず、最後まで淡々と続く作品でありました。うーん、せっかくフロイトとユングという魅力的な題材を扱っているのだから、そんなシニカルな理論を生み出した彼らの隠された人間的な部分に焦点を当てるとか、最初は患者であるザビーナが回復するにつれて次第に妖艶な魅力を発揮し周りの男たちを狂わせていくとか、あるいは人間の性の深淵をシュールに描き出すとか、そんな他にはない突出した演出が欲しかったですね。過去のクローネンバーグなら確実にそんな方向に作品を仕上げただろうに、そうしなかったのはこれがあくまで史実を元にした作品だからか、あるいは彼が単純に歳取っただけなのか、残念ながら僕は後者としか思えないんだよね~。うーん、最後まであまりにも淡々と続くため、僕にはちょっぴり退屈な作品でありました。おっぱいちょろ出しキーラ・ナイトレイのお尻ペンペンシーンに+1点![DVD(字幕)] 5点(2014-06-01 13:29:23)

48.  キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け 《ネタバレ》 巨大な投資会社の経営者として日夜、巨万の富を動かす大富豪ミラー(リチャード・ギア)。マンハッタンの一等地に居を構え、家族にも恵まれ、なおかつ愛人とも良好にやっている彼だったが、とある投資の失敗によって出来た巨額の損失を穴埋めするために粉飾決算へと手を染めていた。会社を銀行へと売却した資金でそれを補填し、なんとか事態を打開しようとするミラーだったが、そんなおり、愛人の車で横転事故を起こしてしまう。同乗していた愛人は即死、なおかつ彼は飲酒運転でもあった。「このままでは会社売却の話も白紙に戻ってしまう…」と、ミラーは嘘に嘘を重ねる危険な賭けへとでてしまう。庶民には窺い知れない上流階級で、金と女と欲望が渦巻く愛憎劇というオーソドックスなサスペンスドラマ。なんだけど、会社の不正を隠蔽しようというストーリーと飲酒運転の罪から何がなんでも逃れようとするストーリーがうまく絡み合っていないような気が…。なんだか別々の映画を交互に見せられているような感じがしました。それにここまで追い詰められるのだから、もっとリチャード・ギアに悲壮感が漂っても良かったと思うのだけど、最後までずっと小奇麗なジェントルメンのまま。そこが良くも悪くも彼の俳優としての個性なんだろうけどね。まあ、シンプルなサスペンスドラマとしてはぼちぼち良かったんじゃないでしょーか。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-11 12:12:01)

49.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 何不自由ない生活を送っていたトム・ハンクス演じる会社社長が、無人島に流れ着いて独りでサバイバルする映画(こうやって説明すると、なんだか身も蓋もない感じだけど笑)。ほとんど全編にわたってトム・ハンクスの独り芝居になるのだけど、そこはさすがに現代の名優。最後まで飽きずに観ることが出来ます。特に、映画史上、初となるであろう、人間とただのバレーボールの別れのシーンをここまでの説得力を持って演じられる役者なんて世界広しと言えどもそうは居ないはず(日本の役者がやったら確実に笑っちゃうもの)。そして、帰り着いた後の切ない人間ドラマも魅力的。ややオーソドックス過ぎるきらいはあるものの、良作です。[DVD(字幕)] 7点(2013-05-09 13:21:45)

50.  紀元前1万年 《ネタバレ》 何の疑問もなく、紀元前一万年前の人たちがみんな流暢な英語を喋ることにまずはトホホな映画。「こいつらはみんな駅前留学してんのか!」って、そんな色んなお馬鹿なところに突っ込みを入れながら、ポテチ片手にポリポリ楽しむ映画なのだろうけど、さすがにちょっとこれはあまりにもお馬鹿過ぎて笑えないやー。最後まで観ると確実にIQが2くらいは下がります。[DVD(字幕)] 4点(2013-05-09 12:23:06)

51.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 キラーエリートって言うわりには、主人公をはじめ暗殺者も特殊部隊軍人も誰も彼もがアホ過ぎるんですけど。頑張って練った作戦だったはずなのに些細な事で総崩れしちゃってるし、行き当たりばったりで行動してやっぱり見張りに見つかっちゃってるし、そして追っ手が迫ってるってのに部屋に売春婦呼んでお楽しみしてたら案の定捕まってるし(しかも追っ手もアホだからせっかく捕まえたのに逃がした挙句、偶然通りかかったトラックに轢き殺されるって……)。無駄に豪華なキャストに免じて4点。[DVD(字幕)] 4点(2013-05-03 14:53:24)

52.  キャピタリズム~マネーは踊る~ 《ネタバレ》 マイケル・ムーアの作品って、で結局どうすればいいの?ていう疑問がいつも付き纏うんだけど、この作品に於いてその矛盾がもっとも顕著に表れたではないだろうか。この問題を突き詰めていくと、最終的にはやっぱり共産主義革命しか答えはないんじゃないんじゃないの?ムーアの常に社会の底辺に位置する弱者視点から映画を作ろうって情熱は分かるのだけど、そんなにお金儲けが嫌いなら、この映画も無料で公開すればいいのに。マイケル・ムーアの映画って、どうもそこのところの自己批判精神が欠けているような気がする。突飛な考えかも知れないけれど、そんな答えのない情熱って連合赤軍による一連の凄惨な事件との微かな共通点を感じ取ってしまうと言ったら言い過ぎだろうか。[DVD(字幕)] 4点(2013-04-30 17:24:04)

53.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 観る前は、三時間もひたすらでっかい猿が暴れる映画なんて、いくらピーター・ジャクソンの作品とはいえ耐えられるのかなぁと半信半疑で鑑賞したのだけど、これが観てみたらちゃんと緩急良く出来たモンスターパニック映画の秀作でした。特に、前半の古代の島での凶暴な恐竜たちと超気持ち悪い虫たちとの追跡劇はぞくぞくするくらい秀逸の出来!後半の、キングコングの市街地での大暴れはさすがに既視感満載なんだけど前半とのメリハリが効いてて全体としては充分に面白かったなー。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-24 22:49:33)(良:1票)

54.  キリング・フィールズ 失踪地帯 《ネタバレ》 まだ映画作りの基本をいまいち分かってないんじゃないかなー、というのが正直な感想。画面、画面の繋がりが観ていてしっくりこないし、登場人物の関係性も分かりづらいからどうにも感情移入できない。監督はあのマイケル・マンの実娘みたいだけど、もっと親父の下で修行しなおしてきなさい!というのが正直な感想。でも画面の薄暗い感じとか乾いた荒野とかの描写はちょっと良かったかな。[DVD(字幕)] 4点(2013-04-21 16:57:01)(良:1票)

55.  キリング・ショット 《ネタバレ》 完全にタランティーノの映画の影響をモロに受けております。というか、ほとんどこれはパクリなんじゃないかというくらい、デビュー当時のタランティーノ。監督のオリジナリティといったものが完全に皆無でした。そのくせ、タランティーノのキレのあるアクション、オシャレな会話、スタイリッシュな映像美などは中途半端にしか表現できておりません。本家に出ていたブルース・ウィリスをキャスティング出来たことで、もうこの監督は力尽きたんじゃないですかね。[DVD(字幕)] 4点(2013-03-24 18:28:24)

56.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 単調で変化に乏しいアート系映画を多く撮っている北野武作品は、個人的には苦手なのだけど、この作品は割合と好きなほう。相変わらず、淡々とした事実だけが美しい映像のなかを静かに流れていく手法が、二人の青年の鬱屈した青春の日々と絶妙にマッチしている。どこまでいっても閉塞感から抜け出せない現実のなかで、それでも生きることを肯定的に描き、それがとても良い余韻を残す。この後の北野作品は、そんな肯定感を放棄してしまって、ただ絶望感だけを描いているような気がしてならないだけに、この作品はいまも光っている。[DVD(邦画)] 7点(2012-06-14 16:08:00)

57.  96時間 《ネタバレ》 反抗期を迎えた娘にウザがられていたお父さんが、その娘をさらわれてしまい、全精力を振り絞って(ときにやり過ぎな感もありながら)、誘拐犯と戦うノンストップアクション映画。確かに頭を空っぽにしてみるにはうってつけの映画。最後に娘との熱い絆を再確認して大団円。ちょっとベタ過ぎて、個人的にそんなに乗り切れなかったけど十分に楽しめた。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-01 11:42:02)

58.  キラー・インサイド・ミー テーマが散漫な映画だった。ミステリーなのか、サスペンスなのか、あるいはバイオレンス映画なのか、そこのところが絞り切れておらず、映画としては退屈な印象。最後はもっと破滅的なラストかもと思ったがそこまででもなかった。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-24 12:50:59)

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