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プロフィール |
コメント数 |
418 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
1959年生まれの48歳。 神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する 市井の人であります。 ま、コツコツとレビューしようと思ってます。 |
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1. 恐怖の報酬(1953)
この映画、見応え満点の傑作には違いないが、心臓にメチャクチャ悪かった! ! 冒頭より、やや退屈な人情ドラマが続くわけですが、ニトログリセリンの威力を見せつけられた瞬間から、俄然話が盛り上がってくる! ! しかも、前半の男達の人情ドラマが、後半の生死を分けるサスペンスに見事活かされている。名匠クルーゾーの縦横無尽の演出は、映画の面白さと醍醐味をこの作品一本で十二分に教えてくれた。この作品から得た教訓、「狂喜乱舞は命取り」…こんな諺、ないか !? 9点(2003-06-07 14:29:06)
2. 禁断の惑星
まずタイトルが本格的なSF映画をイメージさせてうまいと思う。人間の潜在意識を実体化した“イドの怪物”という着想も格調高く秀逸。なんといっても、姿の見えない“イドの怪物”がジワジワと隊員に向かって来るシーンなんか、子供ごころにドキドキしたものです。しかし改めて見直すと、リアルなCGで迫力満点な映像が作れる昨今、古ぼけた感じは否めない。古き良き50年代のノスダルジーを感じさせてくれた、古典的名作に敬意を表して、8点。8点(2003-05-31 13:10:21)
3. 禁じられた遊び(1952)
派手な戦闘シーンこそありませんが、切々と訴える見事な反戦映画です。冒頭、ドイツ軍戦闘機の攻撃により両親を失い孤児となる少女ポーレット。少年ミシェルと出会い、のどかな農村にある彼の家屋で束の間の一時を過ごす。しかしここでも大人達は、隣家なのに憎しみ合い小さな戦争をしている。子供達が出来るのは、十字架を立て死んだものへお祈りを捧げるという“禁じられた遊び”だけ。やがて引き裂かれる身となる二人。出会いと別れ。視点を変えて見ると、切ない初恋の映画ともいえます。そして、涙なしでは見られない有名なラストシーン。ナルシソ・イエペスの哀切溢れるギターと共に、ポーレットの悲しい運命をも想像させてしまう。“戦争”という二文字が罪のない人間の命を奪うだけではなく、残された子供達の人生をも奪ってしまう。一度起こしたら最後、取り返しのつかない結果をもたらすということを名匠ルネ・クレマンは見事描き切っている。文句なしの10点満点。10点(2003-03-07 18:33:09)(良:1票)
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