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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 今日からヒットマン 原作ファンなので、Ⅴシネマのレベルを超えていないこの作品にはガッカリだった。脚本も演出もガンアクションも凡庸で、クサかったり野暮だったり。 ですが、武田真治演じるトーキチの「ゴメンナサイ!お酒を断れないダメなサラリーマンで、ゴメンナサイ!」という台詞が、とてもグッド。本当にカタカナで謝ってた。 総評としては、ギリギリ及第点。[DVD(邦画)] 5点(2012-04-17 01:04:47)《改行有》 2. 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙〈TVM〉 物語を大幅にカットして作られた総集編ではあったが、ラストはソコソコに主題を突いていて及第だったんじゃないかな?と、思えた。が、しかし、端折りがキツかったお陰で「敵も味方もガンダムだらけ」という現状について行けなかった一見さんもいるんじゃないかな?テレビシリーズに興味を持つきっかけになってもらえれば幸いだが、「ガンダムはファースト以外を認めない」と主張するガンダム原理主義者にはキビシー内容かも。ま、ガンダムファン(穏健派)の私はソコソコ楽しめたクチです。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-24 16:30:23) 3. 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場〈TVM〉 いわゆる通常の総集編というか、ダイジェストというヤツなんでしょ?と思っていたら、何気に新しいシーンも入っていたり、で、まぁソコソコに楽しめた。しかし、それはご新規さんに優しいか?と問われれば、否、どうしても説明不足だったり、端折りすぎだったりで、スカスカ感は否めない。まぁ、ガンダムシリーズ中では意外と悪くないSEEDだったりするので、及第と言えなくも、ない。ビビアン・スーが演じていたアイシャを平野文に変更されていたのも、嬉しい誤算と言うか。おまけに一点。[DVD(邦画)] 5点(2008-01-24 16:22:35) 4. 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遙かなる曉〈TVM〉 タカがTV版の総集編如きでトヤカク言うのもナンなんですが、端折り過ぎにも程がある。中盤の物語がイチバンのキモなのに。時間的な諸問題もあって当然なのだが、これはヒデェと思いました。SEEDファンにとってもSEED初心者にとっても、かなり不親切な一本。[映画館(邦画)] 3点(2008-01-24 16:22:02) 5. キサラギ むさ苦しいキャストに、どうでもイイじゃねぇか的な「グラビアアイドル」の起こした事件、こなれたミステリファンなら中途あたりで何となく解ける程度のユルめの真相、等々。名作っぽくも無く、ヒット要素すら希薄な作品ではあるが、面白かった。ラストあたりの回想シーンや「ラブリーラブリー!」と熱く吼える男共の阿呆としか思えない男汁溢れるファンコールに、ちょびっと感動すらしている自分に驚いた。森見登見彦の小説に通じる阿呆の系譜とでも、言うか、こういうのが、これから流行るのか。不モテ男ブームの到来か。ありえんが、不安。しかし、名作。笑。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-17 17:41:32) 6. 樹の海 自殺を取り巻く、状況・環境・事情・年齢・体調・天候・季節・等々を、考えれば考えるほど、自殺とは奥深い。個々のアイデンティティも無視して、とりあえず「自殺はアカン!」と、闇雲に言ってイイものか、と考える。そもそも、そんなメッセージがいよいよ届かなくなった所で自殺が成されるんだし、無駄なんじゃないかな?とさえ、正直思う。今年(2007)から自殺の報道規制も緩和されたりしたが、それによって自殺者が増えたんだか減ったんだかは、よくわからない。相変わらず「死ぬぐらいだったら」的な他人事の極みのようなコメントを、コメンテーターは恥ずかしげもなく嘯く。自殺を取り巻く包囲網は、どこか柔らかく、脆く、雑だ。そういう環境なんだと、私自身、どこか、諦めてる感じだ。 ………でも、やっぱり、自殺はしないでほしいんだと、言いたいのだ。私は。そして、恐らく、この作品も、そうなんだと、思う。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-30 00:49:38)《改行有》 7. ギブリーズ episode 2 10点なんて狙ってなく、そこそこ面白いと思ってもらえればイイな的作品集。カレーの話繋がりでアレだが、福神漬け的なつけあわせ作品を評価対象にするというナンセンス?そんなモン、まさしく可もなく不可もなくだっちゅーの。無くてもカレーは食える。[DVD(邦画)] 3点(2007-09-05 00:41:23) 8. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 三部作のラストという事で、半ば儀礼的に観てました。当時のフィルムと新しいフィルムのマッチ感が、三作中では一番マシでした。しかし物語が何となくダラダラと流しっぱなしというか、置いて行かれた感じ。個人的にはエウーゴ・ティターンズ・ネオジオンの三つ巴の力関係と、ラストのZガンダムの変貌振りが、特に分かり辛い。Zの全体的な流れを理解させるためにもあと20分は欲しいところ。劇場版のみで「Z」を理解しようとしている無精者の私に、問題あるのでしょうか。あと、皆さんも酷評しまくってるエンディングテーマ。森口博子も小室哲哉もダメだったが、Gacktもダメダメですね。[DVD(邦画)] 3点(2007-08-30 20:17:54) 9. ギミー・ヘブン せっかくイイ感じで深いミステリの雰囲気出しといて陳腐で不快な馴れ合い劇に移行するのあたりが、ビックリだ。そういえば「アナザヘヴン」もその系譜だったな江口洋介。個人的に好みの音楽も、センスの悪いシーンにハメ込んだりチープな効果に徹底しているカンジ。本作はダメ作品だが、サントラだけは欲しいなぁと思ったのも「アナザ~」といっしょだ。 そういう作品性の無意味なまでのリンクを感じているのは、私だけかの?[DVD(邦画)] 3点(2007-08-08 19:17:12) 10. 木更津キャッツアイ 日本シリーズ 《ネタバレ》 アマゾネス強襲や気志團ライブ、なおかつ怪獣出現!という唐突さに無理矢理感と強引さを感じさせた割には、作品自体のテンポの良さも手伝ってかグダグダ感はユルめだったなぁ。意外と懐が広いと言うか。しかし「TVシリーズ観てないとダメ系の作品」の域を脱しきれてない気も。まぁ木更津観光には一役買ってるんでしょうけどね。木更津、スタバは出来たのかなぁ。[DVD(邦画)] 5点(2007-05-03 04:17:16) 11. 銀色の髪のアギト 狙いすぎじゃない?と思われた不安要素の声優陣でしたが、思ったより悪くもなく、緑の竜がウニョウニョとのたうつ3Dの使い方なんかもGONZO作品らしいクオリティ。萌え萌えなムードも一掃(とまではいかないが)した感じで好印象、音楽も格好イイ。テーマもまぁまぁ、そこそこ。そして全体の印象は?というと、何でか目茶目茶希薄。マジでっ?と洩らしてしまいそうなほどに面白くない。名作になる要素が随所に在ったにもかかわらず、凡作にしかならなかったのは、何でだろう。失敗の原因を特定するのも説明するのも難しい。駄作になりえる要素のほうが少なそうな製作環境で、産み落とされてしまった駄作といった感じ。[DVD(邦画)] 3点(2006-09-04 10:29:35) 12. CUBE ZERO<OV> 「CUBE」という世界観を構築する上で決してしてはいけないタブーを、無思慮・無軌道・無造作に、手当たり次第、かつ中途半端にやってしまった感じ。しかも、然したる熱意も美意識も用意せず、にだ。前作の「2」では辛うじて存在していた美術的センスをも、本作では見事なまでに霧散してる感じ。[DVD(字幕)] 2点(2006-04-22 04:41:47)(良:1票) 13. キノの旅 -the Beautiful World- 何かをするために -life goes on.- 物語りも奥深く、「萌え」に依存(してないでもないが)するわけでもなく、中々に「すこしふしぎ」な世界観。TVシリーズも面白く、原作の小説も傑作だと思う。しかし、物語の尺的にみてワザワザ劇場公開にする理由が私にはわからない。DVDにて鑑賞させてもらいましたが、なんだか「見逃していた話数が残っていましたよ?」みたいな肩透かし。まぁ、「キノ旅」好きだし文句は無いけど、わざわざ劇場に足を運び1500円前後支払ってまで観る価値あるのか?と問われれば「そこまでしないでいい」というレベルでした。作画レベルもTVシリーズのクオリティから何も変わらず、凡庸な印象なのも残念というか、すこし小腹も立ちますね。まぁ、この作品を見て「TVシリーズ」や「原作」に興味を持ってもらえれば、幸いなのですが…。[DVD(字幕)] 3点(2006-04-11 23:03:19) 14. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち 前作同様、相変わらず旧フィルムと新フィルムのバランスが悪いなぁ。いっそ全部焼き直してみればよかったんでしょうが、旬を逃しちゃうか。物語を端折っただけに人間関係がわかりにくく唐突。「え?いつの間に惚れたん?」みたいな。強化人間という悲哀もわかりにくい。テレビ版は話数を重ねた分、及第なんですが。しかし、個人的な評価として、新フィルム(しかも前作よか比率多くないか?)がやっぱり格好良く、フォウ・ムラサメは果敢無げでいい。[DVD(字幕)] 5点(2006-03-02 23:45:42) 15. 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 いわゆる「ゲーム特需」というやつなのか、なんで今更「Z」 なのか?テレビ版の圧縮とプラス焼き直し映像のバランスが異様に不自然。新しいフィルムは格好良過ぎて…しかし、付け足しの脚本は面白い。私、富野脚本に弱いな。ま、三部作の第一部ということですか。「Z」ってファーストガンダムほど主題がハッキリしていない分、随分と端折った分テンポが薄く感じられ、そして案の定エウーゴとティターンズと地球連邦、そしてジオン公国の関係図がわかり難いです。(Zは本放送をリアルタイムで見ていた世代なので気にはなりませんが。私。)[DVD(字幕)] 5点(2006-03-02 23:35:50) 16. 逆境ナイン 島本和彦作品の映像化って、そりゃ素晴らしい事ですよ。しかし、あの有無を言わせぬ豪快さにどこまで迫れるのか?と、やや不安でしょうがなかった。しかし製作の企画を通す段階という「逆境」をクリアしただろう本作、面白くないワケ無いとは思わんかね…ッ!?と、島本和彦風に自らを欺きつつ本作の観覧に至った。な!なな!オープニングから校長役で藤岡弘(カリスマ)現る!その時点でこの作品の熱意の程が知れた。やられた。藤岡弘(カリスマ)が出演という磐石さに、多少の空回りも揺るぐ筈もなく、馬鹿馬鹿しさが逆境に挑む珍奇なる感動作だった。しかし、全力高校って、三重県だったのか…[DVD(字幕)] 8点(2006-01-31 03:24:31)(良:1票) 17. CUTIE HONEY キューティーハニー こういう(いい意味で)お馬鹿ムービーに目くじら立てて「庵野叩き」するのも(お馬鹿ムービーだけに)馬鹿馬鹿しいし、だいいち野暮でしょう。とは言っても悲惨なのは佐藤江梨子の(ガイナックスだけに)大根っぷり。Vシネ女優真っ青!裸足で逃げる勢いのヘタレ加減。脚本も追い討ちをかけるかのようなアニメっぽい台詞。寒い!そして薄い!お色気をも相殺する激寒でした。だけど、演出の試み(成功とは、正直おもえないが)も、ナイスチャレンジだと思う。で、クロー四天王のキャスティングは見事!及川光博・片桐はいり・新谷真弓・ 小日向しえ!彼女らのキャラの立ち様は異様に立派。妙に立派。ま、変にナル入ってコケた「キャシャーン」よか、キャストも活きてて好印象。だけどもう一寸がんばれ庵野!でした。6点(2005-01-28 01:02:19) 18. CASSHERN 量産されたロボットたちが行進しているシーンや、それらをキャシャーンがブッ壊すシーンは、全盛期世代(再放送世代含む)にとって結構グッと来るものもあるだろう。しかしそんなシーンも集めてせいぜい2,3分だし、そんな所だけが見所で納得できる訳もなく。テーマ性っつーかイデオロギーっつーか美意識ってゆーか、の、諸々が全力でカタルシスを抑えにかかる。豪華なキャスティングも、なんか、勿体無いね。大体、ブライキング・ボスが「ヤルッツェブラッキン!」とか、言わないのは、何でよ?4点(2005-01-09 23:32:06) 19. キル・ビル Vol.1(日本版) 荒唐無稽。流血量の半端の無さや、相変わらずの音楽センスの悪さ、躊躇い無く疾走するテンポ、等々。流石Q・タランティーノ。ノリノリです。個人的にはL・リューの「やっちまいな!」と、服部半蔵(笑)の弟子役大葉健二(宇宙刑事!)がズギュンときました。アニメの出来も流石プロダクションIG。違和感無く!とは言えませんが、面白いし、美しい。出鱈目上等!荒唐無稽で、良いんです。この映画、文部省認定を狙っている訳でもないでしょうし。8点(2004-04-21 01:27:08) 20. 凶気の桜 ネオ任侠モノとして見れば面白い。思想の云々を如何にかする作品では決して、ない。しかし、ただの凡作の暴力エンタティメントとしてしか、評価できないなぁ。5点(2004-01-14 23:19:12)
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