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1. 危険な道
《ネタバレ》 第二次大戦中の太平洋における勇猛果敢な司令官(ジョン・ウェイン)が巡洋艦隊を指揮して劣勢の中を日本軍に戦いを挑むと言う馬を軍艦に乗り換えただけの西部劇です。豪華な配役陣を並べていますが全くの創作の戦争劇。少し歳のひねた士官(カーク・ダグラス)が若い女の子をレイプしてその償いに自殺的偵察飛行をするとか、意味不明な筋書きです。最後は日本の戦艦に戦いを挑み大敗北をするのだけれど、日本艦隊は謎の転針をするので命はとりとめる(これってレイテの栗田艦隊のこと?)と言う荒唐無稽とも言えるもので、何でこんな映画作ったのでしょうか?[映画館(字幕)] 3点(2005-05-10 00:14:03)
2. キャンディ(1968)
《ネタバレ》 原作には当時の米国人の宗教と道徳の建前からの表向きのセックス観と現実の違いを表面化させると言う真面目な意図があったようです。60年代の初頭に日本で出版された翻訳は発禁の扱いを受けたけれど、その後にほとんど同じ内容で文庫本になりました。映画化の話は知っていたけれどやっとDVDで観ました。原作で面白かった病院の場面(医師の名前が「患者」と言うだけあって皆が「ビョーキ」であるのには変わりないのですが)が血まみれ手術と変貌しているのは少し変ですが。これを観て病院恐怖症のひとが増えそうです。ヨガのグルによる教育場面はトラックの中ですが、当時のヒッピー達の風俗とか今ではどこにでもあるような風景ですが映画化当時には斬新性があったのでしょうか?最後の「パパ」との再会で終わるのかと思ったらそのあと全登場人物の顔見世は田舎の芝居小屋みたいでちょっと興ざめです。6点(2004-11-09 13:31:52)
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