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1. 菊次郎の夏
《ネタバレ》 一見”まさお”くんが中心のようで、実は菊次郎が”天使”くんと触れ合ううちに心洗われ、救われていく話と見ました。粗暴な菊次郎が、ラストではホントに、いいヤツです。天使は前作HANA-BIでもたびたび暗示されますが、ついに救済はなかったのと対照的です。余談ですが、父はいない、母は遠くで働き、ばあちゃんと二人暮しという設定は、北野監督の親友である島田洋七さんの実話からきているようです。子役もどこか洋七に似ていますしね。7点(2003-09-29 07:05:14)
2. Kids Return キッズ・リターン
前作同様、北野監督の自己再確認シリーズ第2弾だと思います。監督は、自身の不良(※たぶん)少年時代に立ち返り、何かになろうとあがく少年達に訪れる転機と、その結果としての挫折や成功、あるいは不運な死を描きます。しかし、生きてさえいればやり直しはできる。ラストの主人公2人のセリフは、”ソナチネ”以来迷ってきた(と私は思っている)監督の自問に対する自身の回答ではないだろうか。8点(2003-09-26 21:52:21)
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