みんなのシネマレビュー |
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1. キング・アーサー(2004) この映画のキーラ・ナイトレイが、ハリウッド娯楽大作の現在を良くも悪くも象徴しているように思う。まぁ七割ぐらいが「悪く」なんだけど。3点(2004-08-10 19:51:39) 2. CASSHERN 映画というよりむしろ紙芝居。3点(2004-04-25 17:54:08)(良:2票) 3. キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 ウマ・サーマンよ、この俺を殺してくれ。さぁひと思いにバッサリと。 血と汗と涙の壮絶な復讐劇の果てに、ふと抱いた些細な夢想。 Vol.1と明らかにテイストが違うとか、映画の文法がどうとか、タランティーノはそんなこと微塵も考えていない。第一、俺はそんなものに感動しているのではない。スクリーンを通してヒシヒシと伝わってくるその魂に。そう心意気だよ、ココロイキ。だからこそ教会でブライドが見せる笑顔の輝きに惹かれ、生き埋めと暗闇の閉鎖感に潰されそうになり、パイ・メイの修行に燃えて、ワゴンカーでの鍔迫り合いに息を呑みながら、この『キル・ビル』にシビ・レルんだ。 『キル・ビル』にはワクワクが満ちている。一秒先への期待感が溢れている。これぞ紛れも無い映画体験だ。映画の喜びに満ち満ちている。客に笑みを、映画に拍手を。 頭の中の妄想をぶちまけたタランティーノは、恐らく世界一アタマの良いバカだろう。言うなれば天才バカボン。バカほど純粋な人間はいない。この冷めた世の中で、将来の夢すら持ちにくい現代で、一人の映画オタクが中学生のハートのまま天下を取った。それだけで無性に顔がニヤけてくるじゃないか。 先日ニュースで見たが、どこかの学者がメスのマウスだけで子孫を造る事に成功したらしい。もしかしたらこの世界に、もう男は必要ないのかもしれない。そう思ってしまうほど『キル・ビル』の女たちには胸が震える。ブライドもオーレンも、GOGOにもエルにも。そして残念ながら男たちは死に逝くだけだ。刀で斬られ、毒を食わされ、目玉を抜かれてツボを押されて。 そう、だから、だからこそウマ・サーマンよ、ブライドよ、ブラック・マンバよ、ベアトリクスよ、ママよ、この俺を殺してくれ。ひと思いにバッサリと、もしよければ必殺の五点掌爆心拳で。俺は血まみれの後ろ姿を、いつまでもずっと見続けていく。薄れ行く記憶の中で。霞みゆく瞳の先に。9点(2004-04-24 20:35:25)(良:2票) 《改行有》 4. きょうのできごと a day on the planet 日常という名の映画、映画という名の日常。今この瞬間にも紡がれていく、世界中の物語たち。この星には映画があふれている。ヒトの数だけ映画が存在する。巧く言葉にできないけど、なんだかとても素敵だ。7点(2004-03-30 17:49:43) 5. キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 人を第一印象で判断してはいけない。頭では分かっているつもりだが、今まで何度もこれで失敗してきた。人の印象なんて些細なことでガラリと変わるもの。「バカな金持ち」と決め付けられていたエルをはじめ、登場人物のほとんどが初登場時とラストでは全く印象が変わるというストーリー。「あぁ、この人は自分とは合わねぇ」と決め付け、広い世界を自分から狭くしてきた自分。世界はこんなにも明るくハッピーだというのに! そんなつまらない考えも吹き飛んでしまうほどこの「キューティ・ブロンド」は楽しく、そしてポジティブなリース・ウィザースプーンの笑顔は輝きまくっている。さぁみんなで「かがんで、バッ!」、ポジティブシンキングで進めっ!8点(2004-01-17 20:05:23)(良:1票) 6. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 アムロがガンダムを降り、シャアとの対決がモビルスーツを使わない生身の1対1であったということからも、この物語がロボットものではなく人間ドラマであるということがよく分かる。まさかここまで感動できるとは思っていなかった。アメリカに「スター・ウォーズ」があるなら日本には「ガンダム」がある、この作品の凄さを実感させられた劇場版三部作でした。7点(2004-01-04 20:37:56) 7. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 ガンダム初体験。アムロ以外の人物にもスポットが当てられ、さらにキャラクターの死もあり一層ドラマティックなストーリー。アムロの苦悩もますます深まって。 ジオンが悪いのでも地球連邦が悪いのでもなく、「戦争」そのものが悪い。その戦争を起こしているのは一般人には関与できない一部の人たちであり、罪も無い人々が、子供達でさえも次々とこの黒い渦に巻き込まれ、死んでいく。この怒りをどこへ向ければいいかも分からず、生き延びるためにまた戦場に出るしかない。この非情さ、虚しさ。こんなにも戦争を描いた物語というのはそうは無い。これがガンダムがガンダムである由縁なのだろうか。7点(2004-01-04 20:22:14) 8. 機動戦士ガンダム 自分にとってはガンダム初体験。バトルシーンは20年以上前とは思えないほど迫力があり、予想と違った勧善懲悪ではないストーリーに引き込まれる。 モビルスーツを見る限り、地球連邦の方がジオン公国よりセンスがいいんだなぁ、なんて言ったらファンの方に怒られちゃうかな。7点(2004-01-04 20:14:07) 9. 機動警察パトレイバー2 the Movie 東京を舞台にしたこれだけスケールのでかい物語は、アニメーションならではのものだろうなぁ。ジャパニメーションのクオリティの高さを、10年前の作品を観て改めて実感しました。8点(2003-11-26 12:00:56) 10. 斬る(1962) 緻密に、徹底して計算され尽くした様式美を感じる。冒頭、スタッフクレジットのバックの暗殺場面、全裸の白い女が刀を振り回すシーン、草原に舞う白い紙。スローモーションが美しく、静けさの中、非情な運命を背負った一人の侍の哀しき一生が虚しく果てる。これぞ武士道7点(2003-11-24 13:17:02) 11. CUBE こんなのに入れられたらマジで凹む。6点(2003-11-01 22:55:59) 12. キル・ビル Vol.1(日本版) 必要以上に飛び散る血飛沫、吹っ飛んでいく手、首、足。ヘタな日本語で啖呵を切り合うユマ・サーマンにルーシー・リュー。ヘタな英語でベラベラ喋る千葉真一。刀置きがある飛行機、なぜかそこだけ雪が降り積もる日本庭園。栗山千明扮するGOGO夕張の鋭い眼光に、最後に流れるド演歌。あぁ、きた、ツボだ。日本人にしか分からない笑いにちょっと優越感。経験したことの無い映画の面白さを見せ付けてくれたタランティーノ監督に大感謝。9点(2003-10-25 19:26:03)(良:2票) 13. ギャラクシー・クエスト DVDのパッケージに書いてあるあらすじを読んだだけで吹き出してしまった。8点(2003-10-13 21:28:54) 14. 斬る(1968) 侍を辞めたヤクザと侍になりたい百姓がお家騒動に巻き込まれる、っていうストーリーは面白いと思うが、いかんせんテンポが良くない。仲代達矢の淡々と喋るヤクザは面白いけど、2時間引きつけられるまでの魅力は感じなかった。最後の爽快感も無いし、自分はあまり楽しめませんでした。 5点(2003-10-13 20:51:39) 15. キス・オブ・ザ・ドラゴン あんなに強いなら最初から戦え!とか突っ込んでたら、ジェットについていけない7点(2003-10-12 23:08:11) 16. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン まだ未成年なんだね。世の中には天才ってもんがいるんだなぁ。アインシュタインも彼も同じだ7点(2003-10-12 22:33:34)
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