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プロフィール |
コメント数 |
137 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://escargot1.exblog.jp/ |
年齢 |
49歳 |
自己紹介 |
ジャンルにはこだわらないかも。 泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。 テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。 安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。
映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/ |
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1. ギルバート・グレイプ
「ショコラ」といい「ギルバート・グレイプ」といい、この監督は「旅」に対する何らかの想い入れがあるのだと思った。
古い慣習と退屈さが支配的な田舎町に、風に乗るかのように現れる謎めいた存在。留まるか、踏み出すか、心の行ったり来たり。流浪の生活を定住に変えた「ショコラ」では、主人公に定住への強迫観念が付きまとっていた。変わりばえのしない定住生活を大きく変える可能性に心惹かれるギルバートのジレンマは、「ショコラ」とは真逆だが通じるものある。
旅に出るということ、故郷を去るということ、辿り着くということ、巡り合うということ、根を下ろすということ、一休みするということ。人や土地に対する愛と、少し目をしかめて見渡す未来と、そういったものの哀しみ、優しみが伝わる。私も迷っているし、ギルバートも迷っている。ハルストレムも迷っているのかもしれない。中途半端なんだよなあ、人間は何かを断言できるほど、なかなか一途になれない。人生はそんなもんかもれない。そんなもんかもしれない人生の中で、臆病にセンチメンタリズムに依存してみたりもする。7点(2003-12-05 17:16:20)《改行有》
2. ギター弾きの恋
ウディ・アレンはおおむね好きだが、これはそんなに好きでもない。主人公の性格が好きではないからだろう。
「芸のためなら・・・」みたいなのは、だめなんだな、基本的に。
これは「人情モノ」なんだと思うが、居心地の悪いウェットさに少々我慢ができなかった。5点(2003-12-01 15:52:57)《改行有》
3. CUBE
非常におもしろかった。設定がおもしろい。
次に何が起こるのかと息を呑んでしまう感じ。観ているほうも声トーンを落としてしまうような感じ。恐怖感を観客に再現するにあたっては、とても成功していると思う。
観終わった後もいろいろと、内容を反芻して明かされなかった謎についていろいろと考えてしまった。8点(2003-11-24 15:04:23)《改行有》
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