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プロフィール |
コメント数 |
113 |
性別 |
男性 |
年齢 |
40歳 |
メールアドレス |
the_die_is_cast@msd.biglobe.ne.jp |
自己紹介 |
10点は出来云々ではなく、僕の映画観に大きな影響を与えた作品に与えています。
好きな映画監督ベスト3 1.小津安二郎 1.ジャック・タチ 3.北野武 3.ヴィクトル・エリセ
ベスト3と言っておきながら、4人。すいません |
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1. Kids Return キッズ・リターン
北野作品の中ではどちらかというと凡作の部類に入ると思います。5点(2004-03-07 17:12:29)
2. 奇人たちの晩餐会
『長いコント』
どちらかというとアメリカ的な笑いではなく日本的(というよりドリフ的か)な笑いのような気がした。「お馬鹿な人がやってきて大迷惑」という基本線は、ドリフの病院コントと似ている。電話でのミスや、“バカ”の同僚がトイレに行こうとして・・・、のシーンなどドリフコントそのものではないか。
違うといったら、
(1)コント的なオーバーリアクション(お約束のズッコケとか)、大袈裟で分かりやすいキャラ設定・わざとらしい演技、無茶なストーリー展開、がない(映画なので当然だが)
(2)単純な“普通の人と馬鹿な人”という対比になっていない(“普通の人”が実はどうしようもない男で“馬鹿な人”が善人)という描かれ方をしている)
(3)対象年齢。ドリフの対象年齢が、主に小学生以下と40代以上とすると、この映画は高校生以上
(4)全体の長さ(80分)
といったところか。
まあ、ドリフのコントを『水10!』のココリコが出ている方の番組でアレンジしてやったような感じだ。
コメディ映画の評価基準を“面白さ・センス”とすると、もしこれに8とか9ptを付けるのなら、松本人志の『VISUALBUM』には10ptあげなければならないことになる。笑いのレベル的にはそんなもん。4点(2004-03-07 16:56:10)(良:1票) 《改行有》
3. 菊次郎の夏
才能の暴走。序盤からコントの“間”で映画の“間”を殺害。異常なほどのロングショットの多用。主人公二人がさえないおっさんとさえない子供。豊橋に着いてからはストーリーさえ放棄。でもこんなに優しい映画は久々に見た。月を背景にだるまさんが転んだで遊ぶ菊次郎たちの姿が浮かぶシーンなんて本来映画ではありえないけど、映画以外でだってありえない。北野武以外には不可能。「バカヤロー」って言葉を優しい言葉として描ける映画作家は世界中どこを探しても北野武以外には存在しない。「fuck you」で感動させられる映画作家がアメリカやイギリスにいますか?北野映画を原語で観ることができる幸福に感謝。9点(2004-02-12 21:39:26)(良:6票)
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