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1. きいろいゾウ
《ネタバレ》 犬やヤギやソテツの声が聞こえるっていう設定でファンタジー色が強いが、
同時に夫婦の日常生活を長回しでひたすら映すだけのよう判らん映画。ストーリーとか
ドラマを期待すると失望する。自分にとっては、とてもつまらく、時間が長く長く感じた。宮崎あおいは、ほとんどスッピンの体当たり演技。もちろん上手いのだが、女優の
良さが活きない作品に思えた。不条理演劇や私小説映画のジャンルを好まない自分には
向かなかった。[映画館(邦画)] 3点(2013-02-06 18:15:48)《改行有》
2. きみに読む物語
《ネタバレ》 アメリカの脚本術を記したホームページに取り上げられていたことをきっかけに観た。
脚本の構成の概念にミッドポイントというのがあり、それはその名のとおりほぼ中間地点にあるターニングポイントのことを言い、この作品もそれが当てはまるというもの。
この作品では、そこである秘密が明らかになる。 それが明らかになることで、過去の
ラブストーリーの結末、そして、現在の老いた男女の結末がらせん階段のようにからまりながら、ラストに向かって展開していく。ドラマとは何か? ラブストーリー
とは何か?ということを究極まで突き詰めた傑作だと思う。なぜドラマや映画をおもしろいと思うのかといえば、そこに何らかのミステリーやサスペンスが含まれているからであり、それはラブストーリーも然りである。ラブストーリーは、恋愛そのものが
サスペンスであり、その決着はミステリーだから続きが観たくなる。この作品は、
それが
もうひとひねりされていることで、ラブストーリーを超えたドラマの面白さを味わえる。
[DVD(字幕)] 10点(2008-12-31 22:44:21)《改行有》
3. CUBE
スピルバーグが「激突」で見せた才能に匹敵する
才能を予感させる。9点(2004-01-09 19:50:53)《改行有》
0 | 2 | 4.76% |
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1 | 1 | 2.38% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 4 | 9.52% |
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4 | 2 | 4.76% |
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5 | 1 | 2.38% |
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6 | 1 | 2.38% |
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7 | 5 | 11.90% |
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8 | 6 | 14.29% |
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9 | 6 | 14.29% |
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10 | 14 | 33.33% |
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