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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  喜劇 女売り出します やっと、見つけたあ!これ、ずっと前から見たかった映画の一つで、森繁久彌、やはりこの俳優が動く。しゃべる。もう、何だかそれだけでも見ていて楽しい。そんな森繁久彌ともう一人、市原悦子、この二人が経営するストリップ劇場、そこに集まってくる連中との何てことのない、会話、その中には人間の欲やら、哀しさ、空しさがきちんと描かれている。人間らしく生きるということ、それをストレートに描くこの森崎東監督の演出を見ると、この監督が喜劇の監督としての上手さ、松竹映画的な笑い、それは「男はつらいよ」の脚本を手掛けたり、後に「釣りバカ日誌」も書いてたり、監督するというその話の持っていき方、人情映画としての上手さがこの映画を見ていると感じられる。脇を固める俳優陣も芸達者で個性的なメンバーが揃っていて、それだけでも十分に楽しめる。そして、やはり森繁久彌、日本映画は改めてこれほどの偉大なる名喜劇役者に対して、亡くなってから国民栄誉賞とは、渥美清同様、何故生きているうちに与えないんだ?て思う次第でありまして、良い俳優を失ったこと、その大きさを感じずにはいられない。最後にもう少しだけ言わせて欲しい。森崎東監督って、もっと評価されても良い監督であると声に出して言いたい。[ビデオ(邦画)] 8点(2010-02-17 21:44:34)

2.  喜劇 女は男のふるさとヨ 《ネタバレ》 森崎東監督による人情喜劇で、この作品、単なるドダバタコメディではありません。一見、ハチャメチャなドタバタコメディのようではあるけれど、脚本に山田洋次監督の名前がある事で、ただのドタバタものでない。そこにあるのはどんな人間だろうと同じ人間同士、生きる上で最も大切な人と人との人間愛がとても美しく感情豊に描かれていて、ちょいとそこらにある下品なコメディとは違う優しさというものを観ることが出来ます。この映画の中に出てくる人達、どの人も人間味溢れる描かれ方していて、さすがは山田洋次監督が書いているだけのことはあると思った。また森崎東監督が描く世界はどの作品にしてもどこか不思議な魅力がある。何て言ったら良いのかなあ?どこか川島雄三監督の世界に近いものを感じるので、川島雄三監督信者の私としては好感が持てます。そんなこの作品の中でも駄目人間ぶりを思い切り発揮している森繁久彌とそんな駄目な夫とまた娘をかばう中村メイコの姿には感動しました。特に娘の星子が自殺しようとしている男の為に自分の身体を見せたことで売春罪とか言われて警察に捕まってしまったのを聞いて、娘の為に必死に警察に喰らいついてかばう時の演技は素晴らしい!まあ、色々書いてはみたものの、何だか上手くコメント出来なくて申し訳ないが、森崎東監督の描く世界、私は好きです。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-04 21:24:25)

3.  喜劇 男は愛嬌 森崎東監督による「女は度胸」に続いて観たこの作品「男は愛嬌」これもまた同じく面白い!渥美清という俳優の演技、話術、これまた「男はつらいよ」の世界に通じる笑いと涙のバランスが良く面白い喜劇です。画面に渥美清さんが出てくるだけでどうしてこんなにも笑えてしまうのか本当に不思議である。寅さんファンなら一度は観て欲しい作品としてまず登録させてもらいました。何しろこの作品、寅さんそのままです。寅さんシリーズの常連であるタコ社長こと太宰久雄、同じく源公役の佐藤蛾次郎といったメンバーも出てます。「女は度胸」同様、これもまたとても面白いし、寅さんファンなら楽しめる筈だと自身を持って言えるそんな作品です。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-05 21:59:05)(良:2票)

4.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 この映画の最大の見せ場である橋を渡るトラックが揺れる。凄い量の雨、風に揺れる橋、昨今の映画だと全てCGで処理してしまうだろうけど、そうしない映像表現の凄さ、これを見るだけでも大きなスクリーン、映画館で観る価値十分です。森からの脱出シーンの迫力も十分です。一本の映画としてもよく出来ている。ただ、個人的感想を言わせてもらうと、クルーゾー版の方が好きです。あのモノクロの映像からの不気味さ、怖さには敵いません。フリードキン版は見てるけどクルーゾー版は見た事が無い方にもこの作品を切っ掛けにクルーゾー版の方も見てもらえたらクルーゾー版ファンとしては嬉しい。[映画館(字幕)] 7点(2019-01-09 18:25:54)

5.  銀蝶渡り鳥 梶芽衣子主演による任侠映画である今作品、何となく藤純子主演の任侠シリーズ「緋牡丹博徒」に似た雰囲気を感じる作品になっている。かなり意識した感じが色んな所で見られる。藤純子と共通する格好良い啖呵、振る舞い等、男が惚れる女の姿が最初から最後まで見る事が出来る。新鮮味という意味では欠けるし、悪役の凄味、迫力もそれまで多く撮られてきた任侠映画に比べると弱さもある。そんな弱さを感じながらも見る事が出来たのは梶芽衣子の色気、格好良さあればこそだ。二番煎じみたいな感じがあるからか?緋牡丹シリーズの様にシリーズ化もされず、見ている人も少ないと思われ、そういう意味で不幸な作品です。[DVD(邦画)] 7点(2016-10-13 21:06:47)

6.  金田一耕助の冒険 《ネタバレ》 映画的に判断すると、こんなのは映画じゃないよ。単なるおふざけだ!とお怒りになる人もいるだろうし、それでも敢えて言いたい。やたらお堅いだけでクソ真面目で面白くも何ともない映画よりもどんなに出来は悪くても、滅茶苦茶でも、遊び心に満ちている映画の方が私は好きだし、そういう意味で言うとこの映画には大林宣彦監督が映画が本当に大好きで、大好きでたまらないんだなあ!という映画への愛情が感じられて、だから私はこの映画が例え、駄作であれ、嫌いにはなれない。金田一耕助というこの人間味のある人物、犯人に対しても優しいのである。そこがこの金田一耕助という人物の魅力である。それがあの最後の方のシーンでの金田一耕助の叫び「世界中、捜したって私一人ですよ。犯人の気持ちを思いやる探偵なんてね。」こんなことを言える金田一耕助が私は好きである。ここに金田一耕助という人の愛情、優しさ、それを見せる大林宣彦監督の優しさ、この映画は確かに滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶である。ローラースケートで走る金田一耕助やら他の大勢の若者やら、訳の解らないほどのスーパーマンの登場だの、推理物としての滅茶苦茶さ、何から何までぶっ飛んでいる。キャストにしてもまさかまさかの三船敏郎と三橋達也のツーショット、東千代之介もこんなんでありなのか?岡田茉莉子にしてもえっ?だの、田中邦衛のアホらしさ、金田一耕助のデートを邪魔しようとして、馬鹿みたいに回転させられたりと、とにかく全てがもう滅茶苦茶である。その滅茶苦茶さも全て許してしまいたくなる映画への愛でいっぱいである。はっきり言って駄作である。しかし、しつこいようだが、この映画は大林監督らしい遊び心と愛がつまっている。だからどうしても嫌いにはなれない。それにしても川島雄三映画が大好きな私には三橋達也がこんな面白い使われ方を見せてくれているとは、大林宣彦監督に感謝です。それと、田中邦衛と松田(熊谷)美由紀が共演してるのを観るとこの映画の後にテレビドラマ「北の国から」でも共演しているのを思い出してしまい「北の国から」をまた最初から観たくなってしまった。[DVD(邦画)] 7点(2010-06-27 21:36:35)(良:1票)

7.  喜劇 満願旅行 《ネタバレ》 フランキー堺を追い掛け回す団令子にフランキー堺の母親役のミヤコ喋々、いずれも相変わらず笑わせてくれるし、見ていて楽しい。お見合いすることとなったフランキー堺を邪魔しようとしする団令子と弟役の森田健作のコンビネーションの抜群さも良い。この作品はフランキー堺をはじめとする俳優達の演技を見て笑う。それがこの作品の一番正しい見方だという事を前提として、所々突っ込みたくなるシーンもあったり、特にあの山小屋のシーン、チャップリンの「黄金狂時代」のパクリは笑えるけど、やりすぎの気もする。そうそう、最後の方でほんの少ししか出てこない伴淳も良い味を出しているということを忘れるわけにはいかない。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-16 19:08:32)

8.  鬼畜 《ネタバレ》 怖い!何とも恐ろしくて残酷!それでいて、この悲しさの中に見える家族の絆とでも言うのかなあ?切っても切れない親と子の関係をここまで恐ろしく描いた作品など観たことがないぐらいの恐ろしさです。作品の出来、又は好き嫌いで言うならば断然「砂の器」の方が好きですが、人間の持って生まれた残酷さ、矛盾さというものの描き方ではこの作品の方が上だと思う。もう、とにかく最初からしてやられました。3人の幼い子供が無邪気に遊んだり、歌など歌ってるシーン(この時の歌の誰だ!誰だ!誰だ!空の彼方に踊る陰♪白い翼のガッチャマン♪は丁度、この頃の子供達とほぼ同年代の私にはこの歌からして、これはと画面に釘付け!)そして、そんな子達を連れて別の女と暮らしている旦那の元へと向う母!この後の展開はまるでちょっと前の昼間のドラマのような雰囲気?違うか?とにかく観ていて恐ろしくなりました。東京タワーに次女の良子を置き去りにし、去っていく父の姿とそうとは知らず、よっこは?よっこは?と父に聞いて回る長男、利一の姿と「お父さんじゃないよー」「知らない人だよー」ていうあの台詞、何とも残酷なシーンだと思うと共に二度と忘れることの出来ないほどの大きな衝撃を与える台詞となりました。[DVD(邦画)] 7点(2006-07-26 20:13:10)

9.  銀河鉄道999 「銀河鉄道999」についてはテレビ版のが大好きで何度も見ている。テレビで放送(再放送も含めると)少なくとも全話を三回以上は見ている。そのぐらい思い入れがあるし、勿論、原作も全部読んだ。漫画も全巻持っている。だからどうしたってテレビシリーズに思い入れがある為に劇場版では物足りないだろうと今まで観るのを敬遠していた。初めて今回、DVDを借りて来て見たけれどやっぱり物足りない。これがテレビシリーズ化なく、ただ1つの作品として見ればつまらなくはないし、普通に楽しめるけど、誰もが知っている有名な名作という基礎が既に存在している。あれだけの壮大なるストーリー、1話、1話のエピソード、鉄郎とメーテルとの会話、やりとりの中に見える複雑な感情、機械の身体を手に入れれば一生、生きていける。二人の前に忍び寄る悪魔との戦いの末にたどり着く最後の感動的な二人の別れ、色んなものが甦ってくる。そんな物語を僅か2時間ちょっとの時間で全てを見せるなんてことはどう考えても不可能である。テレビシリーズに思い入れがあればある程、そう感じてしまう。例えば「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のように1つ1つの話が続いてなくて、どこから見ても楽しめる話を劇場版にするなら解る。でもこの話は最初から見なくては解らないのである。他の例で挙げるなら大河ドラマや朝の連続テレビ小説などの一年分の話を総集編にまとめて見せるようなものである。だからどうしても物足りない。見終わったと同時にまたテレビシリーズを最初から最後まで全部見たくなってしまった。[DVD(邦画)] 6点(2011-05-03 11:57:28)(良:1票)

10.  霧の旗(1977) う~ん?山田洋次監督と倍賞千恵子のコンビ作品に比べるとやはり落ちる。ただ倍賞千恵子よりもこの役、ヒロインの役は山口百恵の方が向いているように感じるのは倍賞千恵子はどうしてもさくらのイメージが強すぎる。それに比べると冷たい感じ、何を考えているのか解らない女の恐さ、女の変貌ぶりの恐ろしさでは山口百恵に軍配!しかしながら物語全体に漂う緊張感はさほど感じられないのでそこら辺は演出の差のか?監督としての力量の差なのか?いずれにしても山口百絵は美しい上に恐い表情が何とも魅力的である。それだけに物語としての面白さ、緊張感がいま一つなのは何とも勿体無く感じてしまう。それにしても本当にこの映画公開当時の山口百恵って本当に18の未成年なのか?てなぐらい大人の表情をしている。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-14 21:08:44)

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