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1. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 この映画において名前のついた登場人物は、全員主人公になれるような存在で、「それ以外」にスポットのあたる作品が観たかったというのが一番の感想。しかし、これはこれだ。一見仲よさそうな女子グループ内の微妙な関係性の嫌らしさとかよく描けていた。イケてる人は結局イケてる人としかくっつかないという夢も希望もない現実が提示されるも、でもそれすら部活という青春によって昇華するラストシーンのあまりの眩しさに、こんなの嘘だ!と毒づきつつも、ただただ圧倒された。高校時代、自分の立ち位置なりにもっと楽しめばよかった。[映画館(邦画)] 8点(2012-09-27 11:22:22)(良:1票)
2. キング 罪の王
《ネタバレ》 ティーンエイジャーのヒロインがおばさんにしか見えないと思ったら、制作時女優さんが二十代後半って…そりゃ無理あるわ。老け顔の彼女を起用した意味がよく分からない。ガエルさんが童顔なので尚のこと違和感を覚えた。ストーリーとしては要するに父親に捨てられた青年の復讐物ってことなんだろうが、キャラクターに魅力が全くなく、共感できないので全てが唐突に感じる。ところでうちの近所のTSUTAYAではこれが伝記物コーナーにおいてあったのだけども、完全にタイトルだけで分類しちゃった感じかな。歴史を動かす、壮大なスペクタクルを期待した人は完全に肩透かしをくらうに違いない。誰が王様じゃ。[DVD(字幕)] 5点(2010-04-26 23:08:11)
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