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1. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 青春を語るには、青春を味わっていなければならないという鉄則を改めて思い知らされました。
私は何となく自分の学力にあった男子校に行き、友達もできずに部活も入らずに過ごしたので、そもそも高校時代の思い出なんてありません。というか、自分の卒業した高校に行ってたかも怪しいくらい記憶に残っていません。
もちろん、スクールカーストでは、今回の神木くんよりも底辺でした。
更にいうと、話題の原作も読みにくくって途中で投げ出しました。
でも、当作品は、私の琴線に触れる場面がたくさんありまして、そこが評価を高めたポイントです。
例えば、神木くんがほのかに恋心を寄せる相手にバラしていない彼氏がいるなんて、大人になってもやっぱりあることですね。
女子高生の生態なんてわからないし、たかが一人の生徒が部活やめるだけで振り回されまくってるし、出演者が早口すぎて聞き取れないことも多々ありましたし、吹奏楽部の部長はもはやストーカーレベルで気持ち悪くて仕方なかったですが、それでも監督の力量に最後まで楽しめました。
もう一度、人生やり直したいと、東出くんと一緒に涙しましたが、私には電話する相手はおりませんでした。[インターネット(字幕)] 7点(2014-11-09 14:04:59)《改行有》
2. 機動戦士ガンダムF91
《ネタバレ》 iTunesでレンタル視聴。
普通に面白かったです。
確かに、TVシリーズ用に用意されたお話を2時間に詰め込んでいるので、早足すぎるのは否めません。「敵軍の黒人女性が嫉妬で裏切り、即撃墜」などは笑わせようとしているのでは?とすら感じました。
しかし、今のガンダムもどきにはない富野節は痛快です。あいかわらず、脇を固める人、特に名前もないようなエキストラが生きている言葉を話しています。美少年たちが人を殺す実感なく、ゲームのように戦争するのではなく、ちゃんと人が汚らしくあっさりと死にますし、おっさん、おばはんも戦争に参加します。支配階級のエゴに振り回される庶民が、必死で生きています。
もう、「質量を持った残像」というフレーズだけでおなかいっぱいです。
個人的に、シーブックとセシリィの父親の顔が似ていて、最初どっちがどっちかわからなかったところはマイナスでした。
でも、ニュータイプの能力を戦闘以外で有効に使ったシーンは感心しました。
7点はあげてもいいと思います[インターネット(字幕)] 7点(2012-05-11 15:25:27)(良:1票) 《改行有》
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