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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 君の名前で僕を呼んで 「起承」部分がとても静かで「転」までは少し退屈だけど、最後まで見るとしっかりとメッセージがあってとても考えさせられた。 1980年代初頭の北イタリア避暑地のノスタルジックな映像と空気感が素敵で、(まったくストーリーには関係ないけど)「水をいっぱいください」というシーンに心が温まった。細かい部分でいくつか不満はあるものの、同年アカデミー賞を受賞した作品よりもこちらの方が胸に響いた気がする。[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-09 17:02:38)《改行有》 2. ギリシャに消えた嘘 《ネタバレ》 ここで偶然見つけた本作品ですが、原作小説が『太陽がいっぱい』の作者によるものと知り、視聴することに。 まったく予備知識なく見てみると、 ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンことヴィゴ・モーテンセンと、 スパイダーマンのメリー・ジェーンことキルスティン・ダンストと、 スーターウォーズ新三部作のポー・ダメロンことオスカー・アイザック、、、と大変魅力的なキャスティングによって繰り広げられる古典派サスペンスでした。 いわゆる知能犯によるサスペンスを見慣れた向きには少々物足りないとは思いますが、オスカー・アイザックが複雑な役をうまくこなしていて、殺伐とした殺人事件が起きているにも関わらずハートフルな群像劇を思わせる展開は見応えたっぷり。ラストは涙を誘います。もう少し心情描写を細かく描いていくれていたら、もっと深みのある映画になったと思うので少しもったいない気もします。原作本を読みたくなりました。[インターネット(字幕)] 6点(2022-01-19 00:44:23)《改行有》 3. 凶悪 《ネタバレ》 背筋も凍る実話です。これがフィクションなら、まったく評価できない内容です。 およそ信じられないような凶悪犯罪の狂気を扱う話なので、正直なところ、観るためには相当な覚悟が必要ではありますが、姑の痴呆というドラマを織り込むことによって、『冷たい熱帯魚』よりは、ほんの少しハードルが低くなっていると思います。 終盤、妻の洋子(池脇千鶴)が藤井(山田孝之)に言い放ついくつかの台詞----- 「楽しかったんでしょ?こんな狂った事件必死に追っかけて。あなたは楽しくて楽しくて仕方なかったのよ。」 「悔しいけどわたしも楽しかったの。怖いもの見たさで。世の中こんな事件あるんだ。こんな怖い人がいるんだ。こんな殺され方する・・・」 「わたし、ずいぶん前からお義母さんのこと殴ってる。もう罪悪感も感じなくなっちゃった。お義母さんが死ぬのをどこかで待ってるの。自分だけはそんな人間じゃない、って思ってたんだけどね。」 これらが、この凶悪な事件と絶妙にリンクしていて、脚本の妙味を感じました。[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-11 16:55:26)《改行有》 4. 9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 【ネタバレ厳重注意】 プロットは結構面白かったんですが、翻訳家をディスるような(まるで作家になれなかった人のなる職業とでもいいたげな)前提が犯行動機としてもの足りないというか受け入れられませんでした。[インターネット(字幕)] 5点(2021-11-22 23:40:55)《改行有》 5. 奇跡の2000マイル 《ネタバレ》 実話もの。主人公であるロビン・デヴィッドソンの書いた旅の本はベストセラーになったとのこと。 原作は未読。 特に大きな盛り上がりもないけれど、それなりにハラハラドキドキして最後まで惹きつけられました。 主人公の体を張った演技に拍手。 冒険や探検はスポンサーの存在が鍵ですが、これもナショジオ関係者の尽力なくては成功しなかったでしょう。[インターネット(字幕)] 5点(2020-01-15 14:10:13)《改行有》 6. 危険な関係(2012) モー・ジユこそ、悪魔のような女。[DVD(字幕)] 7点(2019-04-06 22:08:48)
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