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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 24
性別 男性
ホームページ https://www.facebook.com/TatsuoHaruoka
年齢 68歳
自己紹介 つくる苦労知ってますので
その苦労考えると評価0はないですよね。
でも、ビデオが高額な時代、作品の酷さに腹が立ってよく投げ捨てていたので、その気持ちはわかります。
逆に映画をネットで見られるようになってありがたくなるばかりです。

映画探しで迷う時、このグループのおかげでたくさんの映画を教えてもらい助かりました。
少しだけでも楽しく恩返しできたらと思っています。

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評価順1
投稿日付順1
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1.  君たちはどう生きるか(2023) 家族みんなで気軽に楽しむエンターテインメント作品とはまるで異なる、宮崎駿監督が自らの創作人生を凝縮させたような“シュール”なアニメ映画です。 これまでの『トトロ』や『ナウシカ』のように語りやすいあらすじやわかりやすい構成を期待すると、きっと戸惑うことでしょう。 しかし、その不可解な雰囲気こそが本作の大きな魅力であり、“死生観”や“輪廻”をファンタジーとして描き込むことで、観客に深く考えさせる余白を与えているのです。 本作の舞台には、戦争や事件といった現実世界の痛ましい歴史がさまざまなメタファーとして散りばめられています。 それは単に大昔の出来事として語られるのではなく、生きるとはどういうことか、死と向き合うとは何かという普遍的な問いへとつながっていく仕掛けに思えます。 例えば、主人公が異世界へ誘われる場面も、一種の“死者の国”を思わせる描き方がなされるなど、生と死、そして再生が曖昧な境界のなかでぐるぐる回り続ける構造が印象的です。 だからこそ、この映画は一度観ただけではすべてを理解するのは難しいと感じました。作品内にちりばめられたヒントを手繰り寄せ、何度も考察を重ねる行為そのものを楽しめるともいえます。 わからない部分を想像で埋め合わせてみたり、戦争にまつわる歴史背景や宮崎監督自身の人生観を重ね合わせてみたりと、 謎解きのような読み解き方もできますし、純粋に不思議なファンタジー世界として眺めるのも良いかと思います。 さらに興味深いのは、本作が“子ども向け”ではないとされながらも、少年が主人公であることです。 少年が受け継がなければならないもの、放棄しなければならないもの、その葛藤は観客一人ひとりの生き方に直結します。 宮崎監督自身の少年期や、盟友・高畑勲監督との想い出が投影されたともいわれるキャラクターたちは、固有のエピソード以上に“人はどう生きるべきか”という原点的な問いを浮かび上がらせるのです。 アカデミー賞でも評価された映像の美しさ緻密さは、子供にもインパクトのあえるファンタジーな画像をストーリーにこだわらずに心に残すことも可能ですので大人だけの映画でもないのです。 だからこそ私は、「わけがわからない」という理由でこの作品を遠ざけてしまうのはもったいないと思うのです。 宮崎駿監督が集大成としてアニメという表現を使い、あえて常識的なストーリー構成をこぼれ落ちるほど詰め込んだ結果、多層的な謎と象徴が生まれたのでしょう。 観客がそれぞれの答えを探す喜びを味わうための“余白”ともいえます。 ぜひ劇場や配信でこの作品と向き合い、自分なりの“答え”を探してみてください。 たとえ答えが出なくとも、その旅路こそが宮崎駿監督の問いかけに応える一歩ではないでしょうか。 私はファンとして、そしてひとりの観客として、この未知なる冒険をより多くの人に体験してほしいと心から願うのです。[ブルーレイ(邦画)] 10点(2025-03-22 00:26:34)《改行有》

2.  キング・アーサー(2017) 古の英雄譚に新たな息吹を吹き込もうとするかのようなダイナミックで華麗な映像美の裏に、編集の乱れと物語の浅薄さが浮かび上がっていた。 そこにはビジュアルの饗宴とその罠に陥った作り手の姿が感じられるのだ。 戦場の壮絶な光景、息を呑むほどのダイナミズムは現代の技術が創り出す芸術作品と言いたくなるほど美しく感じる。 しかし、あまりに派手な演出により、重要な物語の軸が曖昧になってしまった。 映像美に心を奪われ、ときどき物語の核心を見失ってしまう。 それは映像がすごいからでなく混沌とした物語の展開だからなのだ。 英雄譚という題材にしては、ストーリーは如何にも散漫で、次々と場面が飛んでいく。 主人公アーサーが己の宿命に向き合う大切な場面も唐突に描かれ、深い感動を呼び起こすことはなかった。伏線が薄く物語の軸が掴みづらく、 せっかくの主演のカリスマ性も、身の置き場を見失ったかのように感じることがあった 映像技術の進歩は目覚ましいが、やはり物語の核心、キャラクターの内面や人間ドラマこそがこのような中世伝説的物語には大切で、 作品に深みを持たせることには成功してるとは言い難い。 主演俳優の魅力。 素敵な映像に作り手自身が心奪われず、映画本来の魅力である「物語の力」を再認識してほしいと願ってプラス1点[インターネット(吹替)] 6点(2025-03-07 05:39:05)《改行有》

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