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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 黒い雨 《ネタバレ》 スーちゃんが儚げに見えるんですよね。もともとポッチャリとした感じだったのに、髪も抜けてやつれていく感じが出てましたねえ。美人が崩壊していくのはその対比からして非常にインパクトがあります。原作はもちろんあの有名な井伏鱒二の同名小説です(簡単に読めるので、未読の方はぜひご覧ください)。原爆の後遺症に悩まされる悲劇というのは、何年も何十年も続くという怖さ。何も罪のない一般市民を巻き込むような戦争は、本当にやめなければいけないということを、この映画からは感じられるでしょう。原爆を落として平気でいられるアメリカ人にぜひ見てもらいたい作品です。まあ、「ザ・デイアフター」を受け入れられる人々なら理解してくれるかな?7点(2004-04-27 09:06:37) 2. 9時から5時まで ドリー・パートンがなんか魅力的に見えました。シーナ・イーストンの歌が印象深いですよね。7点(2003-12-01 09:09:15) 3. グレムリン とにかくギズモが可愛いんですよね。やってはいけないことをやってしまうというのはこの手の映画の鉄則で(笑)、その王道を進んだ結果パニックが起こるわけですが、その過程を楽しむ映画でしょうね。映画館で大騒ぎするシーンは、伝統的にアメリカ映画に描かれる場面で、それをあの連中がやっているのが楽しいですね。7点(2003-11-17 22:58:50) 4. グローリー 「パトリオット」(2000)のところでも書きましたが、2本続けて鑑賞しました。戦場の描写ではCG技術は差がありますが、残酷場面を描こうとしようという意気込みは感じられました。時代的にはこの「グローリー」の方が80年近くあとなのに、戦争のやり方がまったく変わっていないのには驚きでした。最前列だけには立ちたくないです(汗)。マシュー・ブロデリックの髭は違和感がありますが、彼なりに頑張って演技していたとは思います。それにしても、「パトリオット」でワシントンが約束し、この映画でリンカーンが宣言したにもかかわらず、現実に黒人の自由が認められるようになるには、さらに100年以上もかかるわけですね(ケネディのあとまで)。自分たちの世代では解決しない問題のために命を懸けて戦う黒人達に悲哀を感じてしまいます。蛇足ですが、ジェームズ・ホーナーの音楽が、時期が近いこともあって「ウィロー」や「フィールド・オブ・ドリームス」と重なって感じられてしまいました。とくにエンディングのクレジットが流れるあたりの合唱とか。7点(2002-10-02 16:34:39) 5. クロコダイル・ダンディー カルチャー・ギャップが前面に押し出された楽しい映画ですね。アボリジニが時計を見るシーンで笑ってしまいました。外見による決めつけはいけませんね。オーストラリア英語って訛があるから、普通の英語と比べると面白いですね。8点(2002-08-17 15:31:36) 6. グレイストーク/類人猿の王者ターザンの伝説 クリストファー・ランバートの演技に注目ですね。この映画を観るまで、史実を知らなかった私は大馬鹿ものです(汗)。檻の中に入れられた"親"と対面するランバートの演技は最高です。その後のロンドンでの逃走劇も心打たれます。じっくりと見応えのある作品だと思います。リック・ベイカーの特殊メイクも見ものですね。8点(2002-08-13 14:37:25) 7. クリッター ああいう"もこもこキャラクター"が増殖する映画ってアメリカ人が好きですよね。でも、私も単純に「小物パニック映画」として楽しめました(笑)。6点(2002-08-13 14:27:41) 8. 蜘蛛女のキス ウィリアム・ハートが好いですね。それに尽きます。7点(2002-08-13 14:01:06) 9. グッドモーニング・バビロン! 「イントレランス」を観ていないので、何とも言えないのですが映画作りにかける情熱は伝わってきました。第一次世界大戦と兄弟愛がポイントですね。7点(2002-08-13 13:59:20) 10. グッドモーニング,ベトナム 佳作だと思います。ベトナムでの"警察行動"に関してはいろいろと言われていますので省略しますが、国家権力が本腰を入れて何かをしようとするとき、その前で一個人ができることには限界があるということの典型でしょうね。自分ができる範囲で何をするか、それを考えさせられる映画だと思います。7点(2002-08-13 13:27:49)
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