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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. クライヴ・バーカー ヘルゾンビ 子供たちが突如として意識を失い、10年が過ぎて目覚めるとゾンビ化していた。という設定は面白いのだが、それがまっっったく活かされていない。 中盤はただのゾンビ物で、相手が子供たちだというだけ。そして終盤は事件も問題も何の解決も無いままに終わる。原作はどうだか知らないが、この映画を観る限り、神父が残した日記なる思わせぶりな文章に、大した意味は見出せない。 観終わった後「ああ、そうですか……」としか言いようが無い映画。[DVD(字幕)] 2点(2010-08-28 16:44:43)《改行有》 2. クライマーズ・ハイ(2008) 原作未読。よって、映画だけの感想を言うと、詰まるところ何が言いたいのか全く解からない映画。登山云々、息子とのよく分からない確執、傲慢で横暴なワンマン社長とそのセクハラ事件にまつわる友人の死、などなどのサイドストーリーが邪魔すぎる。テンポは悪くなるし、話はぶった斬られるし、過去と現在の時間の交錯も鬱陶しい。 しかも、前半、飛行機が墜ちて色めき立つ編集部はいいんだが、その後のドタバタは説明不足が過ぎて、誰が何で何をしているのやらさっぱり。ただ騒がしいだけ。 挙句に、トップ記事を抜く段に来て、結局確信が無いので躊躇してしまいました……では、大騒ぎしてドラマ(映画)として見せるほどのコトか? と。まあ、事実半分、フィクション半分の物語としては、トップで抜いた『毎日新聞』を落とすことは出来ないのは分かるが、なら端っからそんな話はやめときゃ良い訳で。 原作が横山秀夫ということで期待が大きかっただけに、非常に残念な映画。[地上波(邦画)] 3点(2009-08-09 14:23:13)(良:1票) 《改行有》 3. クリスマス・クリスマス 今やメジャーでありながらも、どこかアングラな匂いを残した役者ばかりを集めて作った傑作喜劇。その空気感を楽しむ映画なんだろうな。でも好きだなぁ、このセンスは。設定からして小劇団風のナンセンスに満ちていて、前半はバカバカしく笑わせて、後半はちょっとイイ話に。はっきり言って、お話としては大した話じゃないけれど、それでも役者の力量があるから、しっかり観られる作品に仕上がっている。[ビデオ(邦画)] 7点(2008-05-06 17:01:05) 4. クローサー(2002) スー・チーもヴィッキー・チャオも好きなんだけど、これはちょっと……。強引なストーリーに急激すぎる展開。何一つ自然なところの無いアクション。ちょっとやり過ぎでしょう。ま、二人の可愛さと、倉田御大のご活躍で許しますが。w[DVD(字幕)] 4点(2007-12-29 19:14:12) 5. クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア なんかねぇ~。徒党を組んで人間を守るためにビッグ・ボスと戦う様になっちゃ吸血鬼もお終いですよ。原作は未読なので、この“映画”に言う文句じゃないのかもしれないが、ああいう展開の話ならば何もヴァンパイアである必要もなく、秘めたる超能力に悩むエスパー軍団でも良いわけで…。まあそうなると『X-Men』になっちゃって映画が変わっちゃうんだけどさ。でも、やっぱりモンスターは畏怖すべき存在でないとね。それを「人間は儚く美しい。敬意を表さなければ」って、アンタ……。アリーヤ演じる女王もクライマックスの敵にするほど強くなかったし…。音楽も、もっと前面に押し出されてるのかと思いきや、そうでもない。なんだかすごーく中途半端な映画でした。3点(2004-03-13 00:33:55)(良:1票)
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