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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. クライング・ゲーム 《ネタバレ》 想像してたのと全然違う内容だったので驚いたけど、良い方に予想が裏切られたので得した気分です。 前半と後半で別作品のように雰囲気が変わってしまうけど、どちらも心が痛む切ない物語でした。 前半の友情物語はラストが想像出来てしまうだけに悲しくて仕方ありませんでした。 唯一の救いは自ら引き金を引かなかったことくらいで、結果的には悲劇でしかなかったですね。 後半のラブストーリーも捻りがあって、複雑な心境でした。 偏見というわけではないけど、男が好きな人、女が好きな人、どっちでも好きになれる人、それぞれの性というものがあるので、2人が恋愛感情で結ばれることはないような気がした。 それでも、良い関係を築くことが出来たようなので、ハッピーエンドと思うことにします。[DVD(字幕)] 8点(2016-01-14 13:34:51)《改行有》 2. 雲のように風のように〔TVM〕 大河のような壮大な物語をよくこの尺で収めたなと感心しました。 ワクワクするようなサクセスストーリーから、切ない運命の終着点へと上手く展開していきます。 よく出来たシナリオです。 アニメの作り込みも確りした良作だと思います。 ラストのオチはせめてもの救いなんでしょうけど、やっぱり切なさが後に残りました。 [地上波(邦画)] 8点(2010-11-30 05:10:24)《改行有》 3. 草の上の月 相思相愛という感じじゃなくて、やや片想いっぽいところがなんだか物悲しい。 悪い人ではないんだけど、理解され難い人柄がよく描かれていたと思う。 伝記ということもあって、ストーリー的には平坦な感じだけど、落ち着いた雰囲気で悪くない仕上がりだと思う。[DVD(吹替)] 6点(2007-04-17 13:27:16)《改行有》 4. グッドフェローズ 実話というのがネックになってストーリーの面白味に欠けている。 それでも、作りは確りしているので、駄作というわけでもない。 ラストに少し手を加えるくらいはしてもよかったんじゃないかなと思える。 物語の教訓としては、行為の善悪は別として、 信頼関係は大切にしないといけないことを学んだ。 あの事は死ぬまで誰にも言わず、墓まで持っていこうと思った。[DVD(吹替)] 5点(2006-07-28 19:27:45)《改行有》 5. 紅の豚 これはちょっと評価の難しい作品だなぁ。確かによく出来てるし、標準以上ではあるけど、やや趣味に走っている感じはある。世界観やセリフに見所はあるけど、ストーリーとして昇華していないのが残念なところ。森山周一郎と加藤登紀子が素晴らしいだけにストーリーさえ良ければ、名作の域に達してたと思う。ジブリ儲かってるみたいだし、もう1回作り直してもいいんじゃないかなぁ。5点(2004-06-01 09:05:47)
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