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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 空気人形 静かなる衝撃作品。 主演女優は、顔立ち、体型、潔く脱げること、透明感、そして適度にマイナー・・・この人しかいないという程のはまり役。 本作に関しては、この主演女優をよくぞ見つけたという驚きに尽きます。 一歩間違えばレンタル店であまり日の目を見ないマニアックな棚に並べられてしまいそうな題材ですが、これを芸術的な作風に仕上げたことも素晴らしい。[DVD(字幕)] 7点(2014-08-17 22:45:03)《改行有》 2. クリミナル 詐欺師が題材のため、この作品を観賞するうえで、登場人物の行動や会話は全て疑いをもって見ることになると思います。 そういう見方をするのが、また楽しいところ。 そのため、展開に関しては相当ハードルが上がりましたが、うまく終わらせたと思いました。 サプライズというほどのオチではないとはいえ、事前のネタバレはかなりマズい部類なので注意です。 序盤の「おれおれ詐欺」の手口には気をつけたいものだと改めて感じました(^^;[DVD(字幕)] 6点(2011-05-07 21:06:38)《改行有》 3. クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 切り口が面白い。出だしから関心をもって見てしまいました。うまく作り手の策?にはまった感じです。 「つかみはOK」といったところでしょうか。 タイトルから想像するサスペンス度は低く、とても爽やか、心地よい雰囲気であり、いい意味で裏切られました。 これはもう「毒舌ジム」の設定の勝利でしょう。 随所に映画作品が盛り込まれるというお遊び感覚的な演出がされてますが、名作揃いなので、私のようなライトな層の映画ファンでも十分楽しめました。 たしかに、内容は浅いし無理がある展開はかなりあります。 ただ、その辺はコメディとして割り切りましょう・・・むしろサクサクと進むこのテンポが命の作品だと思います。 いわゆる「名作」ではないのですが、リラックスして楽しめる「良作」ではないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-30 14:18:20)(良:1票) 《改行有》 4. グラディエーター 歴史物であり、壮大な雰囲気で始まったので、ちょっとお堅くて取っ付きにくいかな?と思いきや、娯楽色が強く無理なく楽しめました。 最終バトルが強力な相手ではなかったこともあり、闘い自体にそれほど盛り上がりは感じませんでした。個人的には、合戦や決闘シーンの揺れが激しかったのが気になりました。臨場感を出すためでしょうけど、肝心なところなので、もう少しハッキリと見せてほしかったです。 ラストシーンで温かい気持ちになり、切ないストーリーではありますが、後味は良かったです。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 16:38:55)《改行有》 5. クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 アイディアと謎めいた宣伝文句に惹かれ鑑賞しましたが、ストーリに見所はなく何も残りませんでした(そもそもストーリー云々をいうべき映画ではないと思いますが、それを言ってしまったら映画じゃないと思います)。 また、ハンディで撮ってる構成のため映像は荒くても手振れでも構わないですが、それ以前に吹っ飛んでくる自由の女神や、ちらりと見えるモンスターのクオリティが低く興醒めしました。 内容がないので、85分という尺でも長すぎるように思います。 その見せ方の発想に1点。[DVD(字幕)] 1点(2010-08-29 13:01:21)《改行有》 6. グラン・トリノ 《ネタバレ》 隣人が暴行された後の終盤の雰囲気が重々しく、またストーリー展開がベタになりかかっていたため、後味が悪くなりそうだなと思って観ていましたが、最期のライターに救われました。かなりの頑固爺がけっこう簡単にお隣さんと仲良くなってしまったり、ただのチンピラ風情が洒落にならないほど銃乱射してきたりなど、展開が唐突すぎると感じた部分もありましたが、ラストはイーストウッドが自らの引き際を演じているように思えてグッときました。[DVD(字幕)] 7点(2010-04-05 22:34:48)(良:1票)
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