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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 主人公が終始戦い続ける映画でした。ものを創る人として、ジャーナリストとして、サラリーマンとして、そして父親として…。単に航空機事故を記事にするやり取りを越えて、戦いは多岐にわたり、複雑に絡んで物語を加速して行きます。結果的には、巨大な惨事と組織にもてあそばれたように映った主人公ですが、自らの矜持と心中するくらいの迫力で仕事に挑む姿に清々しさを感じました。青臭いことを言いますが、悩むだけ悩んで、やれることをやって、自分や周囲に残った傷跡を背負いながらその後を生きて行くことも、ひとつの人生だと思います。珍しい例ですが、この映画は、原作を読んでから観ることを勧めます。理解できない単語(オオクボレンセキ、など)や聞き取りづらい台詞を補完してくれます。そして、やや変更されているストーリーも自分は気にはならなかった。原作から感じた熱気がそのまま映画になっていた点を評価します。ちなみにクライマーズ・ハイとは、登山者の興奮が恐怖感を麻痺させた状態。日航機の墜落という未曾有の惨事が、あの新聞社全体をクライマーズ・ハイにしていました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-28 00:42:34) 22. 黒い家(2007) 微妙だなぁ。どうしても原作との比較になってしまうんだけど、主人公の不幸な過去を挿入することで全体的に丸くなった気がします。物語に厚みを持たせたかったのだろうか。主犯の姉ちゃんの壊れた人間性だけで突っ走って欲しかった。コメディに見えかねない日本版の印象よりは、底冷えのするホラーにはなっていますが、異物混入で怖さの純度が薄まった感じです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-16 11:50:53)(良:1票) 23. グッド・シェパード 大変なお仕事ですね。練馬区で3番目くらいに口が軽い自分には出来ないです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-25 22:31:01) 24. クローズZERO オツムを使わない腕力系青春映画。授業風景なし(笑)。その程度の低さたるや潔し。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-19 08:31:30) 25. 口裂け女 《ネタバレ》 こういう映画はもう少し人の行動の必然を考えてもらわないと鑑賞中に興ざめします。サトエリが刺し殺した一人目の口裂け女が普通の主婦に戻った段階で、常識的にはサトエリは自分が犯した「殺人」に対して何らかのアクションをするはずです。何事も無かったように失踪児童を捜し始めるのは変でしょ。オイオイって感じです。口裂け女の隠れ家に捕らえられていた児童を保護した後、まるで口裂け女が現れるのを待つかのようにのんびりと行動しているのも変です。普通は急いで逃げるんじゃないですか。良く出来たサスペンスやホラーは、無用な不自然さを感じさせないものです。よろしくお願いします。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-09-29 13:02:42)(良:3票) 26. クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち おどろおどろしくスタートし、色んな謎が渦巻くように盛り上げながら、とんでもなくつまらないオチだった。オチにもなっていない。もし劇場で観ていたら怒りでさらに減点されたことでしょう。[DVD(字幕)] 2点(2008-08-06 22:05:47)
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