みんなのシネマレビュー |
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1. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 「オトナ帝国」でも強く感じたが、これも何で敢えて「クレしん」シリーズでやる必要があったのか甚だ疑問。確かに近頃の邦画アニメの中では割と練り込まれた良作かなとは思うけど、時代考証へのこだわりとか、どう見ても本作スタッフが見据えるメインターゲットは本来の児童じゃなくて親御さんだろ?と鼻について仕方が無い。あと、安直な「タイムスリップ」ネタは「夢オチ」と並ぶ両刃の剣だから個人的にどうにも好きになれないこともあって、高評価の中で申し訳ないけど5点。悪しからず。[DVD(邦画)] 5点(2009-03-10 16:12:29)(良:1票) 2. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 本サイトにおける凄まじい高評価の中で誠に申し訳ないのだが…昭和の高度経済成長期ノスタルジーに訴える本作の作りに先ずスタッフのあざとい(しかも何処か冷笑的な)意図を感じてしまい、描写の芸が細かい分だけ妙に鼻についてどうにも素直に感情移入できなかった。お子様に飽き足らず親御さんをもメインターゲットに据えようと考えたのかどうか知らないが、そもそも本来の「クレしん」は子供アニメのはずだろう?本末転倒とは正にこのこと。何よりも「懐古」を未来に背を向けたマイナスイメージとする本作の語り口には全く同意しかねる。「本当に良いモノは幾星霜を経ようとノスタルジー云々抜きに時代を超えて普遍的な輝きを放つのだ!」と何故イエスタデイ・ワンスモアは主張しない??しんのすけに論破される程度の回帰願望レトロ趣味なら他者を巻き込むような大袈裟な計画なんか初めから立てるなよ!ただ、ケン役の津嘉山正種の抑制された声の演技(だけ)は良かった。彼の声に…5点。悪しからず。 [DVD(邦画)] 5点(2006-12-10 00:37:36)(良:2票) 《改行有》 3. グッドモーニング・バビロン! 《ネタバレ》 タヴィアーニ兄弟の映画愛が全編に横溢する秀作。本作を御覧になるなら矢張り「イントレランス」という映画が如何に空前絶後の作品であったのか、一度は確認しておかれるべき。そこから更に古代史劇の傑作「カビリア」(1914年・伊 監督:ジョバンニ・パストローネ)にまで遡って、当時のイタリア映画が世界最高の水準にあった、という映画史的な事実にまで思いを馳せつつ観ると感慨もひとしおであろう。自らの故国がアメリカ映画界に及ぼした少なからぬ影響に強い誇りを持ってタヴィアーニ兄弟が本作を演出していることが画面の端々から伝わってくる。しかし、何よりも嬉しくさせるのは「イントレランス」という作品そのものにタヴィアーニ兄弟が寄せる深い憧憬。あの熱気に満ちたハリウッド撮影現場風景の再現(スタッフ&役者移動用のケーブルカーなど細部にわたって)は作品へのリスペクトと愛情無しには不可能だったはず。私見だが、恐らくニコラとアンドレアの二人は触媒というか狂言廻しとして利用されたに過ぎず、監督の狙いは飽くまで「職人と芸術家の等価値性」をグリフィス及び「イントレランス」スタッフに見出すコトだったのではないだろうか。もちろん同様にトスカーナの聖堂修復に人生を傾けたボナンニ家の父親に対しても。そして、そうした彼らの崇高な理念も兄弟愛も何もかもが「戦争」の狂気に翻弄されてしまう人間社会の業への憤りを。随所に印象的に挿入されるノスタルジックなニコラ・ピオヴァーニの音楽も秀逸。9点。9点(2004-12-13 01:23:27)(良:1票) 4. 鯨神 《ネタバレ》 原作は官能小説の大家?である宇能鴻一郎先生が未だ純文学を志していた頃に書かれ、芥川賞をも受賞したという(メルヴィル「白鯨」パクリ?っぽい)同名小説。大映による映画化となった本作の出来は…うーーーーん、まず第一にシャキ役の本郷功次郎が全然ダメ。とにかくナヨっちい。祖父・父・兄と親子三代に亘って鯨神に殺され、復讐の一念に燃える精悍な海の男という説得力が画面に致命的に無い。そうそう、その三代にわたる鯨神との闘いってのが冒頭から立て続けにあるんだけど、「鯨神ば倒す!」~返り討ち~「カタキば討つ!」~又もや返り討ち~「カタキばーい!」~懲りずに返り討ち…ってひたすら無策で突っ込んではやられの繰り返しが余りに単調過ぎて、観てるこっちが馬鹿馬鹿しさに退いてしまう。もうチョット見せ方を工夫してよ。また鯨神の特撮もモノクロで誤魔化しているが、いかにも作り物丸出しで今イチ迫力を感じない。伊福部サウンドも精一杯盛り上げようとしてはいるんだが、後の「大魔神」には及ばず。取り分けイタイのはラスト。まず映像で語るべき”主人公シャキの鯨神への偏執的な愛情の吐露”を全部シャキのいかにも説明口調なモノローグでサックリ処理してて拍子抜け。勝新の紀州は男クサさ満点でなかなか良かっただけに惜しい。5点(2004-10-13 03:13:16) 5. クリスマス・ツリー(1969) 《ネタバレ》 お?もう登録されたか。んじゃ早速レビューといきますか?さて、本作ですが、まぁ典型的な「泣かせまっせ」映画なんだけど、展開がちょっと常軌を逸していて観てるこっちが思いっきり退きます。ホールデンの息子が白血病で死ぬ…ぶっちゃけソレだけの話なんですが、その発病の原因がアナタ「核搭載の米軍機が空中で爆発し、その放射能を浴びた」からですぜ。しかも場所は地中海のコルシカ島上空ってんだから、少年一人が被爆どうこう言う前にヨーロッパ全土がクライシスですがな。しかも親父ホールデンはちょうど水中に潜っていたから被爆を免れたって‥ンなアフォな。どうやら今回のテレンス・ヤングの旦那、ありきたりの難病別離モノには飽き足らず、核兵器の脅威をも社会派メッセージとして盛り込みたかったご様子ですが、いくら何でも無茶苦茶でっしゃろ。問題はそれだけに止まりません。ホールデン親父と恋人ヴィルナ・リージ、ブールヴィルの三人による少年への過剰ないたわり方が兎に角あまりのトンデモぶりで、段々「かわいそう」を通り越して「…バカじゃないのか?こいつら」という気にさせられ急速に冷めるってか萎えまくります。殊に「あの子が欲しがっていた」と動物園の狼を盗み出す辺りではホールデン親父に完全にぶっちぎられてしまい、最早ついていけません。親父がシブく人生の厳しさを説くでもなく、ただひたすら”甘やかし”ってのは何だかなぁ~。「木に竹を接ぐ」って慣用句を思い出して仕方がない本作には3点が限度でおます。物好きな方はイヴの夜にでも彼氏orカノジョと仲良くご覧下されw。別の意味で”泣けます”から。3点(2004-09-27 01:54:19)(良:2票) 6. グレンとグレンダ エドが”史上最低の映画監督”なる称号を得た最大の理由とは映画黄金時代の真っ只中にあって本人は(それなりに)全力投球したにも拘わらず、どうしようもなく惨憺たる出来だったから。低予算にアイディアで勝負とか擁護する向きもあるようだけど、そりゃ贔屓の引き倒しだろう。バートンの「エド・ウッド」はデップに演じさせた点といい、いくら何でも美化し過ぎ!その後の作品を観ても明らかにコヤツには精進しようという前向きな姿勢が感じられない。繰り返すが、当時は刺激に満ちたハリウッド黄金時代だよ?映画への愛着というよりは女装願望をわざわざスクリーン上で披露した悪趣味の極みに躊躇無く0点。0点(2004-01-11 14:29:32) 7. クリムゾン・タイド もし邦題がモロ直訳で「赤潮」だったら、如何にハックマン&デンゼルと言えど絶対にヒットしなかっただろーな。尤も片仮名そのまんまもどうかと思うが…。6点(2003-12-11 02:05:08)(良:1票) 8. クリムゾン・リバー 「かなり面白くない」に該当するので3点。余談だがウチの塾(当方、塾の講師)の中学生が「先生、クリムゾン・リバーってジョン・レノン主演の映画やろ?おもんなかった~」とか言ってきた。「アンタ、そらジャン・レノやがな!」と思いっきりツッコミたかったが、公衆の面前でお客様である生徒に恥をかかせまいと何とかこらえた。そんな彼に幸あれ…。3点(2003-12-04 13:38:25) 9. 空中ぶらんこ 《ネタバレ》 おおキャロル・リーーーーード!!と過剰な期待は呉々も禁物ですぞ。ランカスター&カーティス&ロロブリジーダのかなーりベタベタな三角関係がサーカスを背景に延々と描かれ、芸術的観点から得るトコロなど何も無いと言っても過言ではないでせう。とは言え、見世物映画としては申し分ない出来。殊にランカスターは元・曲芸師だけに正に”水を得た魚”状態で実~に活きがよろしゅうおます。ロロブリジーダのセクシー網タイツ姿も拝めますぜ、旦那(って誰?)。追記:キリコさん、生憎ですが「ぶらんこ」場面は思いっきり本職の替え玉です!もう炸裂しまくってます!!例えランカスターと言えど。リード監督も映画に”編集”という部門が存在したことを感謝したに相違ありません。 7点(2003-12-04 04:46:54) 10. 暗闇でドッキリ 本来ピンクパンサー・シリーズ第2弾のハズなのに異様に認知度が低いのは「ピンクパンサー2」の存在が矢張り大きいのだろうが、個人的には「単に面白くないから」で済ませたい程のサムイ出来。例によってオープニング・アニメは秀逸なんだが、クルーゾーのかますギャグが兎に角スベる、スベる。扉と間違えて壁に激突!とか余りにベタで笑うに笑えない。しかも今回もクドい!前作は豪華なキャストで何とかもたせたが、今回は実質クルーゾーのワンマンショーだから余計に始末が悪い。初登場のドレフュスもエキセントリック過ぎてチョット尾いていけないし。ピーセラファンには申し訳ないが6点マイナスさせて頂く。得点は今回もオープニング・アニメのお蔭と知れ!4点(2003-11-29 02:39:06) 11. 黒帯ドラゴン 《ネタバレ》 「燃えよー」でウィリアムスを演じたコトで(やや)注目を浴びたジム・ケリーが同じロバート・クローズの監督でゴキゲンに主演し、世間から完全に忘れ去られるキッカケとなった余りにショボい黒人カンフーの迷作。対する敵が地上げ屋のチンピラじゃナァ…。要塞島での武道家トーナメントのスケ-ルとは雲泥の差!カラテの切れ味もリーの凄みとは比較にもならない。マジだかコメディなんだか煮え切らない演出もNGだ!!戦闘に緊張感が皆無だっつの。「燃えよー」でのリーの偉大な存在感を再認識できるコトと(「燃えよ」の監督というコトで過大評価された)R・クローズの正体がネタバレという意味にのみ歴史的価値があると言っても過言では無い。でも誰も知らんわな、こんなの。4点(2003-11-21 13:25:23) 12. クジョー 《ネタバレ》 《実話》この映画、実はTVで偶然オープニングを飛ばして観始めたんですよ。つまりタイトルも原作者も知らずに。そしたらセントバーナードがウサギを追っかけてる光景で、てっきり「おっ?ディズニーの動物モノかぁ…。ま、たまにはこんな”ほのぼの”動物映画もイイかな?」と信じ込んでしまいました。「おやおや?穴の中に首を突っ込んだらコウモリに鼻を噛まれちゃったゾw。ドジなワン公だなぁ。」「今度はお母さんと少年の登場か。きっとワン公と微笑ましく絡むんだろーな」「おっと奥さん、いきなり不倫ですか…?ディズニー作品にしちゃ随分と大胆な。」「エンストですか。困りましたねぇ~。でもきっとあの犬が助けを呼びに行くか何かしてくれるんじゃ?」→「ヲイヲイやばいよ、セントバーナードよだれ垂らしまくって完全にイッちゃってるよ、オイ~!!」ズギューン!射殺!!めでたしめでたし…「何じゃぁぁぁぁぁ、こりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」以上…。※教訓:映画はキチンと最初から観ようね。 5点(2003-11-06 03:50:28)(笑:4票) 13. グリズリー 《ネタバレ》 「JAWS」にあやかりたかった魂胆は余りに露骨過ぎて不快感をも覚える程である。ハッキリ言えば、主役たるグリズリー君は出演者たちとの絡みでは決してその勇姿を見せぬSHYな奴で、明らかに作り物丸出しの爪の付いた腕(前足?)部分がアップで映し出されるのみ。その全身を披露する時は完全に自分しか映っていないので、それまでのシーンと全く無関係に熊だけ別撮りしたのがモロバレw。一応ラストのヘリコプターとは同じフレームに収まってたけどネ。グリズリーを迎え撃つのが僅か3人というのも(まぁ「JAWS」パクリの結果だろうが)被害の甚大さと相手の手強さを思えば不自然過ぎ!しかも別行動取るし。普通ハンターやレンジャー総動員で山狩り!と相場は決まってるだろ?と素人の私に突っ込まれてどーするよ?主演のパークレンジャー・ケリーに扮したクリストファー・ジョージはTV「ラット・パトロール」にも出てたっけ…。ベアハッグで殺されたヘリパイロット役のアンドリュー・プラインはナント「奇跡の人」に…以下略。4点(2003-10-12 00:32:31)(良:1票) 14. クライング・ゲーム 《ネタバレ》 しっかし、アカデミー助演「男優」賞ノミネートとは無粋なネタバレを…w。後年ビデオで観てしまったお陰で例の”秘密”とやらも全然意外性が梨…じゃなくってナシ!!しかーも「シックス・センス」とか「情婦」と違ってチト(いや可成り)気色悪いし。余りに非常識なオスカー選考委員たちを告訴したいw。何も知らずにスタイリッシュな演出で張り切る気の毒なニール・ジョーダンにチョット同情して…6点~♪6点(2003-09-16 01:59:24) 15. 蜘蛛女(1993) うーーーん、諸行無常。あのブロディを颯爽と演じたロイ・シャイダーがマフィアの親分役で、しかもアッサリ殺されるとは…絶句!ゲイリー・オールドマンの刑事はヘタレでショボいくせに矢鱈にモテモテ過ぎて全く説得力に欠ける。ヒュー・グラント辺りが演じるなら兎も角。ジェームズ・ボンドか、おまいは??ハンガリー出身のピーター・メダックという監督は1979年に「チェンジリング」という佳作ホラーを発表して以来、個人的に久々の作品だったので贔屓して6点。6点(2003-09-05 03:29:32) 16. グーニーズ マーク・トウェイン原作の「トム・ソーヤ」や「ハックルベリー・フィン」といった名作児童文学のパクリ??とか感じないでもナイ。が、まぁ所詮は”お子様向け”なんで余り目くじら立てず、グーニーズの七人と共に海賊船やら財宝探しやらに興じた方が正解なんだろう。脚本もMr.キッズムービーことクリス・コロンバスだしw。商魂逞しいスピルバーグがその後シリーズ化しなかったのはチト意外な感じもするが、それほどヒットしなかったのかナ?リチャード・ドナーは良くも悪くも”職人”なんで娯楽のツボは最低限ハズさない無難な監督ぶり。御都合主義とか細かいコトを言わなければ、ぼちぼち楽しめるかと。6点~!6点(2003-08-24 02:13:44) 17. クイーン・コング 確信犯でオブライエンを侮辱した神をも恐れぬ所業に怒りの限りを込めて…2点!!こんなチンケなゴミ映画でもオブライエンの偉大なるカリスマがもたらした”負の遺産”の一つには違いないので零点だけは許してつかわす。物好き以外は呉々も観ぬが吉~!!!2点(2003-08-22 05:05:49)(笑:2票) 18. クリスティーン スティーブン・キングは原作を映画化されるコトの多い作家だが、実際のトコロ映像化された作品にあんまり出来の良いモノは無い。勿論キング本人も各作品には全く納得できておらず、キューブリックの「シャイニング」ですら駄作扱いした程だ。そんな彼が唯一その出来に納得したのが本作だそうだ。車自体が意志を持って殺人を重ねる、というプロットは(原作の発表時期は未読なので知らないが)映画としては実は本作が初めてという訳ではなく、既に1977年に「ザ・カー」、「クラッシュ!」と立て続けに公開されていたので特に斬新でもなかったりする。新味と言えば、傲慢な女王様的な性格を付与したコトだろうが、個人的には二番煎じの感が拭えなかった。でもカーペンターは好きだし、叩き壊されても見る見る復元するシブトさはナカナカ面白かったんで…贔屓しまくって6点だ~! 6点(2003-08-12 22:15:59) 19. グッドモーニング,ベトナム 本作の「米軍放送DJの目を通して描いたベトナム戦争」というユニークな発想とハチャメチャなトークでテーマを体現するR・ウィリアムズの途轍も無い演技力は評価するが…。スラングまで知り抜いた帰国子女とか以外に(並みの日本人にゃ)彼のトークの真価は到底測れないだろうし、明らかに観る者を作り手が(確信犯的に)選ぶ本作の制作姿勢には正直、疑問を感じずにはいられない。他のベトナム戦争モノと違って、主役が兵士ではなくDJである以上、そのトークこそが本作の肝であり、字幕では(如何に戸田奈津子氏等の翻訳家が奮闘努力しても)モロ直訳はほぼ不可能となれば、伝えたいメッセージは半分も此方に届かないだろう。まぁ、「海外配給収入なんぞは全く度外視した」と言われればソレ迄だけど…w。加えて1987年公開というタイミングずれも…何とも今更な感じを拭えない。と、取り敢えずチンタラ・スッカパットの可憐さに免じてオマケして6点。6点(2003-07-31 00:31:32) 20. 黒い絨氈 イイねぇ、バイロン・ハスキン監督。「宇宙戦争」とコレを監督したってだけでも私的には不滅の名監督デス。マラブンタの登場までがヘストン&エリナ・パーカーの痴話喧嘩で引っ張る引っ張る。焦らせただけの迫力あったよ、アリ軍団!!今ならCGで…イヤこの古典的テイストまでは再現不可能っしょ?邦題も秀逸。7点進呈。 7点(2003-06-03 03:24:35)
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