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1. 喰女-クイメ-
《ネタバレ》 グルグル回転する舞台は、観る側は面白いけど、演じる側は目が回ってクラクラしちゃうんじゃないでしょうかね。後で尻モチついたりして次のシーンへ行けなさそう。映画だからいいけどさ(笑)
それにしても、驚くほど怖くなかった。
全体にやたら暗くてスローテンポで意味ありげなセリフやカメラまわしを多用し、くるぞくるぞ~と煽っておいて結局こないのはジャパンホラーのお約束とはいえ、この怖くなさは反則なんじゃなかろうか。長いし。
まあ怖くない一番の理由は、全体に柴崎コウの演技がよろしくない上に、クライマックスもイマイチだったせい?特殊メイク以外に鬼気迫るものがないので、ただの陰気な女になっちゃってるのがなぁ…。
その点、海老蔵の方がうまいのかもしれんが、別に目を半眼にしてボーっと突っ立っていただけ、とも言える。それにさ~海老蔵演じる浩介とやらがあまり魅力のある男じゃないのに、なんであんなにモテる?主演男優だから?海老蔵本人も、バックグラウンドを取っ払ってしまえばそんなに女にモテるタイプじゃないからなぁ…まあ変な意味じゃなく、男からはいい男だと思われるタイプかもしれないけど。
あとね。好きな男の子どもを妊娠してでも男は浮気者でーって、よくある話だと思うんだが。
過食するのはともかく自分でフォークで掻破しようとするなんて、あり得ないでしょ。そのあり得なさに説得力を与えるのが女優の演技力なのだが、今回はそこに問題があり。舞台で主演をはろうって女優が普通以上に精神的に弱いなんて不自然な設定だな~って、後で実はそこら辺からは海老蔵の死の際の妄想(?)だったってわかるまで、少々シラケちゃいましたよ。
この現実の三角関係と四谷怪談のストーリーがまったくリンクしていないのも、なんだかな。
行燈に灯る明かりとか、背景のプロジェクターの絵とか、デクスターばりの部屋中を埋め尽くすビニールシートとか、グルグル回る舞台といい、映像的にはすんごくよかったので、肝心のストーリーがつまらなくって残念です。[DVD(邦画)] 4点(2015-05-08 23:04:19)《改行有》
2. 黒い家(1999)
《ネタバレ》 森田監督、狙いすぎ。原作を自分流に味付けしたかったのはわかるけど、主役がひどすぎる~。びくびくおどおどしすぎてて、普通の人に見えない。あれじゃ大竹しのぶの旦那役と同じくらい変な人だ。
もしや、変な人しか出さないとゆ~演出か?!
大竹しのぶは頑張ってて、さすが女優だなぁ、と思いました。が、「乳なめろー!」ははずしたでしょ。しかも乳、妙にキレイだし。汚かったら怖かったかもしれない(笑)けど、あれじゃ何を狙ってのサービス‥じゃない演出なんだろう?ボーリングも一体なんなんでしょ~?(しかも黄色だ‥)唐突すぎて恐怖より笑い‥苦笑いが。監督ー、笑わせたかったんですかー? 3点(2003-11-15 00:27:14)《改行有》
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8 | 8 | 3.62% |
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