みんなのシネマレビュー |
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1. 牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版) 実際に起きた少年事件をベースに監督が万感の思いを込めて綴る台湾の一時代の歴史と風景。少年たちの視点を通し違和感なく時代の空気や文化が見えてくる。日本人には共通する一昔前の日常の風景がノスタルジックで郷愁を誘う。夏の匂いを感じさせる映像がストーリーの悲劇性とは別に爽快。韓国の「ペパーミントキャンディー」、アメリカの「フォレストガンプ」と時代を伝えるという部分で共通項があるように思う。長編ではあるが、長さを感じさせない説得力に溢れている。主演の少年を「グリーン・デスティニー」のチャン・チェンが好演。10点(2003-09-13 21:21:28)(良:1票)
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