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プロフィール |
コメント数 |
58 |
性別 |
男性 |
年齢 |
44歳 |
自己紹介 |
あえてレビューとか、何様的なことをドンドンやっていこうと思います。皆さんの意見も参考になります。 |
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1. グッバイ、レーニン!
「レーニン」と言っておきながら、実はドイツ映画。宣伝やパッケージなどからちょっと気取ったおしゃれ映画なのかと思いきや、東西ドイツの統合をダシにした家族ドラマでした。はっきり言ってお話は幼稚だし、無理に感動させようとか面白くしようという意図が見え見えな映画でした。別に東西ドイツ統合を使わなくても十分描けたテーマで、奇をてらったいやらしさがありました。父親の存在がまるでピンぼけだったり、中途半端な資本主義の皮肉が入っていたりと、うっとうしいです。”家族の団結”、”母親の秘められた父親への愛情”といった話も、打ち上げに失敗したロケットみたいにどこへやら。主人公の感情の描き方も実に浅い。「実は母親と一緒に自分の世界に閉じこもりたかったんだ」みたいな描写がもう少しあってもいいんじゃないか。ララもかわいくない。大体、遺灰をそんな風にしちゃっていいのか!?もう訳がわかりません・・・と言いつつ、ドイツ映画ってこんなクサい話を実に不思議な暖かみをもって描くことが多い気がします。どこかほんわかとした温もりがあって、割と好きです。この映画もストーリーはボロボロなのに、あまり個性のない俳優さんがぽわっと演じていて、つい見ちゃいました。4点(2004-10-18 23:41:59)
2. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
クレヨンしんちゃんでここまでやるとは、すごいの一言です。特に姫さまが又兵衛を案じて城を抜け出すシーンがすばらしい!普通ならさらっと流してしまう場面かもしれませんが、ここで魅せるこのセンス!やっとの思いで塀に飛び移る仕草、塀を乗り越える仕草、よろけながらも走る仕草。。。このシーンに思いがぎゅっと凝縮されていて、思わずほろっと来てしまいました。アニメとか、クレヨンしんちゃんとか、関係なく演出がうまい。監督さんの力量だと思います。過去に他人の作品ながら自分の世界を思いっきり出してしまったアニメ監督さんはいるけど、この映画の監督さんほど原作を尊重しつつ良い作品を作った人は見たことありません。客層も考えてあって、あったかい感じです。全てを通じて映画への愛情が感じられました。本当に映画が好きなのでしょう。すごい!!8点(2004-07-14 00:59:52)(良:1票)
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