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1. グレイテスト・ショーマン
《ネタバレ》 興行主なんて胡散臭いんだよ、実際。
これをどこから見ても好い人なヒュー・ジャックマンが演ったので善人に見えたわけで。良い配役だと思いました。
ミュージカル映画はもともと好きな分野だけど、本作はまた特別楽曲が素晴らしかった。美しい詞とメロディーに加えて迫力あるダンスに曲を聴きながら涙ぐむこと、数回。
Show must go onといえば、十数年前にムーランルージュっていう映画があって、あれにもフリークスと呼ばれる人々が出ていたけど、あっちは切り口が全然違ったもんね。本作は現代らしい映画です。
最近年食ったせいか、こういう直球なテーマの映画に弱いです。[映画館(字幕)] 9点(2018-03-07 15:33:04)《改行有》
2. クロユリ団地
《ネタバレ》 まずもって言いたいのは、クロユリは貴重な高山植物であり、ホラーのタイトルに使うのはかわいそう。ていうか団地にクロユリなんて名前付けるか?ふつう。
次に、私はホラー苦手です。何も考えずに観たら物語に引きずり込まれるという恐怖感から、もう序盤から「ふつう若い女子が好き好んで団地に引っ越してこないよな」「あぁ~この家族疑似家族だぁ~」「ふつう開けないところ開けるからホラーなんだよね」「いやいや、おじいちゃん本命じゃないでしょ」「成宮クン最後はヒロイン守って死ぬかも」などと理論武装して臨んだので、映画館でギリギリ取り乱さずに済みました(^_^;)
で、ホラー的要素に関しては概ね予想通りにコトが進んでしまい、結果期待したほど怖くなかったのが残念です。途中までは面白かったんだけど、「本命」との対決がなんだか雑な感じでした。一人で寂しかったんだろうけど、この子の家族はどうなったの。その辺りがまるっと説明なし(続くのか?)。
あんな終わり方ヒロインがかわいそうだよ。解決してないじゃん。一番のホラーは前田敦子が自滅していく様ということかもしれませんが、だったら半ばギャグのようなオカルト部分は要らなかったな。
追記;本編を観た後でCM見ました。これって致命的なネタバレですね。先入観なく観られた私は楽しめた方なのかも。[映画館(邦画)] 6点(2013-05-30 14:57:05)《改行有》
3. クィーン
《ネタバレ》 この物語が事実かどうかは、当の本人たちとその周囲のごくわずかな人々にしかわからない。少なくとも現役の君主の顔に泥を塗るような内容ではないことは明白だ。自分の心と命を国民に捧げた女王が、気高さの内面で人間らしい苦悩を抱いていたことは確かなのかもしれない。広大な王家の狩猟場で颯爽と四駆車を操る凛々しさも、知る人ぞ知る女王の一面なのだろう。しかし、女王が独りになった時に人知れず泣いたかどうかなんて誰にもわからないし、たとえば劇中ちょっと皮肉っぽく描かれているブレアの妻だって、立場を変えてみれば正論を語っている国民の一人だとも思う。女王という生身の人間を演じきったヘレン・ミレンは素晴らしいと思うが、だからといって私の英国王室に対する見方ががらっと変わった訳でもない。結局のところ何を伝えたい映画なのかよくわからなかったが、女王の前に現れる一頭の美しい鹿の存在が、「中途半端な偉人伝」から「一本の映画」へと作品を引き上げたと思う。[映画館(字幕)] 6点(2007-05-14 23:26:46)
4. グラディエーター
《ネタバレ》 家族の復讐のために立ち上がったはずなのに最後の最後で昔の女と・・・って興ざめもいいところ。そこまでしてラブシーンが必要だったのか。それが全てではないが、今のところ「オスカー受賞に納得できない作品」ナンバー1。4点(2003-11-25 16:57:50)
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3 | 11 | 5.42% |
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4 | 15 | 7.39% |
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5 | 22 | 10.84% |
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6 | 39 | 19.21% |
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7 | 34 | 16.75% |
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8 | 35 | 17.24% |
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9 | 25 | 12.32% |
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10 | 16 | 7.88% |
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